夏に読みたいホラー小説6選

夏の夜はホラー小説と共に過ごすのがおすすめです。ステキな夏の夜は怖きものと共に更に刺激的になりますよ!ここでは、肝を冷やす実録系から心理的な怖さを秘めたものまで、6つの小説をピックアップしました。読むと夜中にトイレに行くのが怖くなるような、恐ろしい物語は苦手な方は注意ですよ。一方、怖さの中に哲学的な問いを投げかける作品や、恐怖が緻密なプロットの中に見事に織り交ぜられた本などもご用意。これらは怖さを楽しみつつ、深い思索へと誘います。夏の終わりの迫る今、是非この選りすぐりのホラー小説で夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
『ほうかごがかり』

作者 | 甲田,学人,1977- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2024年01月 |
『幽式』

いるのかいないのか誰もが定義できない幽かな存在ー亡霊。皇鳴学園高等学校一年、渡崎トキオはヘタレなうえに霊体験皆無のオカルトマニア。そんな彼の呑気な日常は、奇人にして美貌の転校生・神野江ユイと出逢ったことから揺らぎ始める!神野江は言うー「すべてが、逆なのだわ」。赤く染められた部屋、口にすると憑かれる言葉…この世にひそむ“霊かなもの”を次々と暴く神野江ユイに圧倒されながら、トキオが最後に辿り着いた彼岸の真実とはー?新感覚学園オカルティックホラーここに登場。
作者 | 一肇 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2008年11月23日 |
『フェノメノ 美鶴木夜石は怖がらない』

夜石に出逢ったやつは七日後に死ぬ。夜石は生きた人間じゃない。夜石が参加したオフ会は恐ろしい結末を迎えるーー。
知る人ぞ知るオカルトサイト、『異界ヶ淵』であたかも都市伝説のごとく語られる美少女“美鶴木夜石”に出逢ってしまった「俺」こと“ナギ”。
それが、“知るべきではない物語“のはじまりだった。
綾辻行人、栗山千明、辻真先、乙一、虚淵玄。
五氏瞠目の才能・一肇が安倍吉俊とタッグを組み紡ぎ出す極上の青春怪談小説、ここに開幕!
作者 | 一 肇/安倍 吉俊 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 星海社 |
発売日 | 2015年11月11日 |
『ナキメサマ』

高校時代の初恋の相手・小夜子のルームメイトが、突然自宅に訪ねてきた。
音信不通になった小夜子を一緒に探して欲しいと言われ、倉坂尚人は
彼女の故郷、北海道・稲守村に向かう。
しかし彼女はとある儀式の巫女に選ばれすぐには会えないと言う。
しばらく村に滞在することになった尚人達は、神社を徘徊する異様な人影と遭遇。
更に人間業とは思えぬほど破壊された死体が次々と発見され……。
大どんでん返しの最恐ホラー、誕生!
作者 | 阿泉 来堂 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年12月24日 |
『鬼の蔵 よろず建物因縁帳』

盆に隠れ鬼をしてはいけないーー。それが山深い寒村に佇む旧家・蒼具家の掟。広告代理店勤務の高沢春菜は移築工事の下見ため訪れた屋敷の蔵で、人間の血液で「鬼」という文字が大書された土戸を発見する。調査の過程で明らかになるのは、一族で頻発する不審死。春菜を襲いはじめた災厄を祓うため、春奈は「因縁切り」を専門とする曳き家・仙龍に「鬼の蔵」の調査を依頼する。
『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』の著者が描く、哀しい怪異譚ーー。
山深い寒村の旧家・蒼具家では、「盆に隠れ鬼をしてはいけない」と言い伝えられている。
広告代理店勤務の高沢春菜は、移築工事の下見に訪れた蒼具家の蔵で、人間の血液で「鬼」と大書された土戸を見つける。
調査の過程で明らかになる、一族に頻発する不審死。
春菜にも災厄が迫る中、因縁物件専門の曳き家を生業とする仙龍が、「鬼の蔵」の哀しい祟り神の正体をあきらかにする。
プロローグ
其の一 国の重要文化財 蒼具家土戸
其の二 因縁切り物件専門業者
其の三 陰の曳き屋師 隠温羅流
其の四 ハラミノ火と夜参り講
其の五 オクラサマ
エピローグ
作者 | 内藤 了 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2016年12月20日 |
『拝み屋怪談 花嫁の家』

「嫁いだ花嫁が3年以内にかならず死ぬ」--。
忌まわしき伝承のある東北の旧家・海上家では、過去十数代にわたり花嫁が皆若くして死に絶えていた。
この家に嫁いだ女性から相談を受けた拝み屋・郷内は、
一家に伝わるおぞましい慣習と殺意に満ちた怪奇現象の数々を目の当たりにする……。
記録されることを幾度も拒んできた戦慄の体験談「母様の家」と「花嫁の家」。
多くの読者を恐怖の底へ突き落とした怪談実話がついによみがえる。
※本書はMF文庫ダ・ヴィンチより刊行された『拝み屋郷内 花嫁の家』の新装版です。
目次
一万分の一、あるいは十万分の一
新装版の前書きに代えて
母様の家、あるいは罪作りの家
月に吠える
高鳥千草
人狼
魔声
華原雪路
月に見える
怪談
月に歌う
冤罪
守護霊
月に滅する
蠱物せる罪
生膚断・死膚断
月に潰える
己が子犯せる罪
母と子と犯せる罪
畜犯せる罪
高つ神の災い
高つ鳥の災い
拝み屋の道理
母様
畜仆し罪
己が母犯せる罪
花嫁の家、あるいは生き人形の家
介在
因果
禍夢
秘密
人形
告白
幽霊
連結
花嫁
荼毘
再訪
輪廻
邂逅
作者 | 郷内 心瞳 |
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価格 | 924円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年09月21日 |
本日は、猛暑が続く夏にぴったりなホラー小説6選をご紹介させていただきました。これらの作品は、恐怖を煽るストーリーと緻密な描写によって、読者を瞬時にその世界に引き込みます。物語を進めるにつれ感じられる迫り来る何か、突然襲いかかる恐怖、振り返ればそこには――何もない。恐ろしさが続く中、一瞬の安堵を感じたと思ったら次の瞬間には再び不安が忍び寄ってくる。静寂とスリルが交錯する、そんな世界を体験してみてはいかがでしょうか。
そして、これらの作品が素晴らしいのは、ただ怖いだけでなく、深いメッセージや気づきをもたらしてくれる点にもあります。読む者の内面を突き動かし、考えさせてくれます。人間の心の奥底に眠る恐怖、未知への探求心、現実と幻想の境界、様々なテーマが描かれています。それらを読み解く楽しさもまた、ホラー小説ならではの醍醐味です。
暑い日が続く今年の夏。日中は涼しい室内で、夜は星空の下で、ぜひホラー小説と共に特別な時間をお過ごしください。これらの作品は、きっとあなたの夏を風情ある季節に変えてくれるでしょう。また、感じた恐怖を共有し、友人と語り合う楽しさもあります。
もっとホラー小説に興味が湧いたあなた、見たこともないような恐怖を経験したいあなた、そんな方々の参考になれば幸いです。これらのホラー小説が、あなたにとって特別な1冊となりますように。先の読めない恐怖と戦いながら、夏の一日を楽しんでみてはいかがでしょうか。それでは、素敵な読書ライフをお過ごし下さいませ。
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