隈研吾の本(著書) おすすめ6選 日本を代表する建築家
日本を誇る建築家、隈研吾のおすすめの本6選を紹介します。まずはじめに彼の哲学や思考法が詰まったエッセイ。"無駄"を大切にした独自の美学、それは日本文化のエッセンスを見つめ直す旅でもあります。そして彼の代表作やプロジェクトのストーリーが詰まった一冊は、彼の建築への情熱と独創性が溢れています。また、現代建築の功罪について研ぎ澄まされた眼差しで語られている一冊は、まるで建築についてのディープな授業を受けているよう。素材の持つ実質と形状、そしてより良い社会を創造する意志が行き交う本たちは、これからの建築や生活を考えるヒントになること間違いなしです。
『建築家になりたい君へ (14歳の世渡り術)』
作者 | 隈研吾 |
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価格 | 1386円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2023年09月01日 |
『点・線・面』
作者 | 隈,研吾,1954- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2020年02月 |
『新・建築入門』
「建築とは何か」という困難な問いに立ち向かい、建築様式の変遷と背景にある思想の流れをたどりつつ、思考を積み重ねる。書下ろし自著解説を付す。
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建築は、一見すると哲学とも思想とも関係のない即物的なもので、定義など簡単にできそうである。ところが、建築ほど定義しづらいものはない――。20世紀末、構築的なものへの批判に晒され混乱をきわめた「建築とは何か」という問いに、著者は建築史と思想史を縒り合わせながら、真正面から立ち向かう。一本の柱が原野に立てられた太古から、ゴシック、古典主義、ポストモダニズム建築まで。建築様式の歴史的変遷の背後にはどのような思想があったのか。本書は、ひとつひとつ思考を重ねつつ、歴史的視座を与えようとした意欲的主著である。著者自身による自著解説を付した、待望の文庫版。
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建築を根源から考えぬいた名著
この本を書くことで、
僕は変わることができた。
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【目次】
まえがき
第一章 建築の危機
1 すべてが建築である/2 脱構築=脱建築
第二章 建築とは何か
1 物質/2 シェルター/3 空間
第三章 構築
1 洞窟/2 垂直/3 構造
第四章 構築と拡張
1 多柱室/2 比例/3 台座/4 ルーフ/5 視覚補正
第五章 構築と自然
1 生贄/2 植物/3 身体
第六章 構築と主体
1 家型原型説/2 外部対内部/3 光による統合
第七章 主観対客観
1 主観的救出と客観的救出/2 ローマという統合/3 ゴシックという主観
第八章 建築の解体
1 透視図法/2 書き割りとテクノロジー/3 絶対的な主観
第九章 普遍の終焉
1 普遍対逸脱/2 新古典主義/3 幾何学と自然/4 自然と崇高
第十章 建築のモダニズム
1 自然の逆転/2 社会の発見/3 理想都市とマルクス/4 構築の否定とミース/5 構築を超えて
文庫版あとがき ―― 歴史を乗り越えた
作者 | 隈研吾/著 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2022年03月14日 |
『建築家、走る』
作者 | 隈,研吾,1954- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2015年09月 |
『ひとの住処 : 1964-2020』
作者 | 隈,研吾,1954- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2020年02月 |
『負ける建築』
作者 | 隈,研吾,1954- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2019年11月 |
それでは、皆さん、これまで隈研吾さんの世界観を楽しむための6冊をご紹介してまいりましたが、いかがだったでしょうか。日本を代表する建築家として、隈さんの作った建築物はただ見るだけでなく、その空間を体験することで生まれる感動があるもの。その感動を言葉にしてくれるのが彼の著書たちです。
その一冊一冊には、隈さんが何を思い、どういう哲学をもって作品を作っているかがしっかりと書かれています。彼の建築に触れたことがない方でも、その哲学や考え方に触れることで、日本の伝統や自然への思いやり、新たな視点を見つけることができるでしょう。
また、建築やデザインに興味がある方にとっては、隈さんのアイデアや思考の過程を垣間見ることができ、きっと有意義な時間となるでしょう。そして、それまで興味がなかった方にとっても、新たな刺激として刺さることを確信しています。
どの本も、ただ建築を語っているだけではなく、人間の生活や社会、文化、自然との共生を深く考えさせてくれる内容となっています。そして最終的に、自分自身の暮らしや日々について考えるきっかけを与えてくれます。
きっとどれも心に残る一冊となること間違いなしです。それぞれの思想がぎっしり詰まった6冊を、ぜひあなたの時間と共に楽しんでみてください。建築や生活に新たな視点を見つけられることでしょう。
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