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宮沢賢治のオツベルと象に、挿絵が荒井良二という、個人的には豪華な組み合わせの一冊。
話の内容は、雇用者であるオツベルの労働者(白象)に対する不当な扱いを描いている。子供には難しそうに思えたが、我が家の子供達はこれ読んでと持ってくる。
宮沢賢治の言葉の響きが面白いのと挿絵の迫力が好きらしい。大人としても読み聞かせしていて、飽きの来ない一冊。
地主のオツベルと、その仕事場に現れた白い象。オツベルは象を言いくるめ、働かせます。初めは労働を楽しんでいたが、次第に疲弊する白象。ある晩、「苦しいです、サンタマリア」と、つぶやきます。
人間の欲に痛めつけられた白象を助けるため仲間の象が押し寄せてきて…。
象の感情が画面から溢れてくるような力強いタッチと色使い。クライマックスの象の押し寄せてくる場面は圧巻です。
宮沢賢治のオツベルと象に、挿絵が荒井良二という、個人的には豪華な組み合わせの一冊。
話の内容は、雇用者であるオツベルの労働者(白象)に対する不当な扱いを描いている。子供には難しそうに思えたが、我が家の子供達はこれ読んでと持ってくる。
宮沢賢治の言葉の響きが面白いのと挿絵の迫力が好きらしい。大人としても読み聞かせしていて、飽きの来ない一冊。