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『あめだま』は、口に入れると人や動物の心の声が聞こえる不思議なあめだまを巡る物語。主人公の少年があめをなめるたびに、友だちや大人たちの隠れた気持ちが明らかになり、日常の景色が違って見えてきます。ペク・ヒナ独特の人形と写真を組み合わせた表現がユーモラスでありながら深く、読む人の心にじんわり残ります。子どもはドキドキ、大人は「本音と建前」について考えさせられる名作です。
摩訶不思議なあめだまをなめたら、ぼくの心がとけだした!ひとりぼっちで遊ぶドンドンは、ある日駄菓子屋でビー玉みたいな色とりどりのあめだまを手に入れる。口に入れると、とつぜん、まわりの声が聞こえてきた!居間のソファー、年老いたイヌ、小言ばかりくりかえすパパ、今は亡きおばあちゃん。物や人の心の声を聞くうちに、ドンドンの心にも変化がおとずれて・・・。
『あめだま』は、口に入れると人や動物の心の声が聞こえる不思議なあめだまを巡る物語。主人公の少年があめをなめるたびに、友だちや大人たちの隠れた気持ちが明らかになり、日常の景色が違って見えてきます。ペク・ヒナ独特の人形と写真を組み合わせた表現がユーモラスでありながら深く、読む人の心にじんわり残ります。子どもはドキドキ、大人は「本音と建前」について考えさせられる名作です。