以前は自分の子どもはコントロールできるとどこかで思っていた。周りからはもっときつく指導すれば子どもはがんばると言われた。
でも、そのやり方では子どもも自分も辛くなった。
書いてあるのは言われてみれば当たり前だったり、他でも聞いたことのある事ではあるのですが、それが親になると自分の子どもにできないんですよね。
それを改めて気づかせてもらえたり、わかりやすくまとめてあって助かりました。
時間がないときは目次だけ見るだけでも内容が思い出せるので、お守りにしている本です。
「やらない」「できない」のは、
大人のせい!?
やる気や「できる」を増やす声のかけ方や環境の整え方を、ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』著者の児童精神科医と現役教諭が日常生活ですぐに使えるヒントを具体的にアドバイス。
【本文より】
…本書の一番の目的は、さまざまな理由で頑張れない子どもたちのやる気に少しでも繋がるように、我々大人ができることを考えていくことです。それに先立ち、やる気に繋がる3つの段階というものを仮定してみました。それが本書の軸となっている"見通し"、"目的"、"使命感"です。…
第一章 子どもが"見通し"をもてるように
…「毎日コツコツ勉強しなさい」-みなさんは"コツコツ"できますか?…「分かることへのこだわり」-分かること至上主義…「宿題したの?」-やる前に言ってしまう…「意外と簡単だ」と思わせること…解答を見せて近道を…「書く」ことの難しさを知る…
第二章 子どもの"目的"を支えるために
…勉強嫌いなのは、勉強が苦手だからではない…黒板の文字が写せない、漢字が覚えられないと駄目?…ミス・失敗をどう考えるか?…記憶が苦手な子には?…「家ではいい子」は「学校でもいい子」?…「先生は頼りないね」- 子どもの前で批判しない…教育環境の変化を理解する…
第三章 やる気を"使命感"に繋げるために
…子どもたちの"やる気"と言う前に、考えたいこと…孤独にさせない…何のために勉強するかに答えられるか…学歴のため? 稼ぐ力のため?…みんながするから?…学びの本質が"使命感"に繋がる…不幸な状況から抜け出すために…大人の学びが子どもの学びに繋がる…人から必要とされ社会と繋がるために…
以前は自分の子どもはコントロールできるとどこかで思っていた。周りからはもっときつく指導すれば子どもはがんばると言われた。
でも、そのやり方では子どもも自分も辛くなった。
書いてあるのは言われてみれば当たり前だったり、他でも聞いたことのある事ではあるのですが、それが親になると自分の子どもにできないんですよね。
それを改めて気づかせてもらえたり、わかりやすくまとめてあって助かりました。
時間がないときは目次だけ見るだけでも内容が思い出せるので、お守りにしている本です。