『市川崑のタイポグラフィ 「犬神家の一族」の明朝体研究』小谷充著は、映画『犬神家の一族』におけるタイトル文字や字幕などのタイポグラフィ表現に焦点を当てた専門的研究書です。市川崑監督が明朝体を用いた演出意図やデザインの効果、映像と文字の関係性を分析し、映画美学や視覚表現の観点から作品を深く読み解いています。映画ファンだけでなく、デザインや映像表現に関心のある読者に示唆豊かな一冊です。
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発売日: 2010年07月16日
発行元: 水曜社
エヴァも、任三郎も、はじまりは犬神家だった。
図版点数150点、映像画面225コマ
ヴィジュアル資料をもとに検証する
市川明朝、初の研究書。
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」
ドラマ「古畑任三郎」
CM「資生堂TSUBAKI」など
後世の映像領域に多大な影響を与えた映画「犬神家の一族」の明朝体表現。
その手法はテロップ表現の古典的スタイルになろうとしているのに、
映画評論、デザイン評論の両分野で詳細が語られることはほとんどなかった。
あの、L字型配置の特太巨大な明朝体が指し示すものは何か。
コンセプト、技術、歴史、さらに社会的背景が解きほぐされ、
タイポグラフィの深みが今、たちあらわれる。
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