『「誰かのため」に生きすぎない 精神科医が教えるがんばりすぎない気持ちの整理術』は、他者への過度な配慮や自己犠牲からくるストレスを軽減する方法を解説した一冊です。精神科医の視点から、心の整理法や考え方の工夫が具体的に示されており、実践的です。特に「自分を大切にしながら他者と関わることが、心の安定と幸福につながる」というメッセージが印象的で、日常生活のストレス管理や自己肯定感向上に役立つ内容でした。
Twitterフォロワー11万人、メディアでも大人気の精神科医!
仕事・人間関係・子育て・介護など、誰かのためにがんばりすぎてしまうあなたへ。
一生懸命だったり、周りに気を配れたり、誰かのためにがんばれる人は素敵な人です。
でも、がんばりすぎてしまって自分が倒れたり、つぶれてしまったら、あなたがもったいない。
本書では、頑張りすぎてしまう人が適切に休んだり甘えたりすることができるよう、
疲れてしんどい心にしみ込む、ゆるっと優しい言葉たちと精神科医の知見を贈ります。
・「さぼっているんじゃない。エネルギー溜めてるだけ」で休んでOKなんですよ
・嫌な人のために、あなたの大切な時間を浪費しちゃダメです
・どれだけ考えて話しても、誤解のないように行動しても、結局、相手は見たいようにしか見ない。なら、好きに動いたらいい
・むしろ「社会がこっちに適応してこいよ」くらいの気持ちでいいと思います
・完璧じゃないし、たいしたことないし 失敗もするし、みっともない。でも、それでいい
・「みんなと仲良く」なんて幻想です。苦手な人とはどんどん距離をとろう
・あなたにとって「仕事」は、「大事なものランキング」の何位ですか? 仕事が一番大事じゃなく、あなたが一番大事です
【はじめに より】
精神科医として多くの人とかかわる中でよく感じることがあります。
それは、「誰か」にためにがんばれる人、他人には「無理してない?」「疲れてない?」って気づいてあげられる優しい人も、
なぜか自分の疲れやしんどさには目を向けてあげられないことがとても多いな、ってことです。
(中略)
職場で、部下のため、同僚のため、チームのみんなのためって、一生懸命で献身的な人。
でもそのために自分の生活は大荒れ、疲れ切って休日は寝ているだけなんてこともあるでしょう。
小さいお子さんや高齢者、病気の人など、ケアしなければいけない存在が身近にいる人もそうです。
その人を中心に生活がまわるのはしかたないともいえるけど、でもやっぱりケアする人自身の生活や人生もすごく大事です。
しんどいんなら、もっと手を抜いてもいい。「助けて」って頼ったり、甘えたりしていい。
(中略)
この本は、仕事でも家庭でもついがんばりすぎてしまう人、人間関係で「誰か」の決めた価値観やルールに合わせすぎたり、振り回されてしまいがちな人のために書きました。
「誰かのため」に生きすぎているかもと感じたら、立ち止まって、少しだけ自分をねぎらう、自分をケアする、自分を大切にするきっかけになってほしいなって思っています。
「がんばろう」ってときほど、「がんばりすぎじゃないか」って考えてみてください。
※本書は2023年5月に小社より出版された「「誰かのため」に生きすぎない」の限定カバー版です。カバー以外のコンテンツは同じですので、あらかじめご了承ください。
第1章 まずは「お休みする」だけでいい
第2章 もっと「自分のこと」を気にしてあげよう
第3章 「体の声」が教えてくれること
第4章 無理せずがんばりすぎない「人間関係」のヒント
第5章 うかつに幸せになってもいいんじゃないかな
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