ネットの広告でずっと気になっていた漫画です。
電子書籍でも読んでいましたが、この度書き下ろしが追加された書籍が販売されたので購入しました。
キツめの印象を与えながらも美しいヒロイン・セレスティーヌ。
セレスティーヌは、婚約者(王子)が溺愛していた令嬢に嫌がらせをしてしまい、宰相と結婚することに…
その宰相様の外見は醜く、ハゲててデブで加齢臭もする上に、黒い噂も絶えません。
しかし、前世の記憶が蘇ったセレスティーヌはそんな彼が魅力的に見えてしまいます。
でも宰相様、本当に可愛いんです!
あなたが枯れ専でなくても、マスコットキャラクターを見るような感じでほのぼのと楽しめますよ。
宰相様の息子・マルクは、本当にこの人の子ども…? と言いたくなるくらいめっちゃいい男!
セレスティーヌを追い込んだ王子カップルにも注目です。
宰相という地位と役割、そして黒い噂が絶えない理由がちょっとだけわかるような気がしました。
国を運営していく上で綺麗事ばかりではやっていけないのは、きっと世の常なのでしょうね。
孤児院編やセレスティーヌに憧れる令嬢など、魅力的でおもしろい物語が揃っているので、最初から最後まで楽しめること間違いありません。
書籍でしか読めない番外編や短編小説も必見です!
自分たち「悪」が栄えるなら、その他の悪の存在を許さないセレスティーヌと宰相。
悪の華道を突き進む2人の日常を一緒に垣間見てみませんか?