古書店を営む祖父と二人暮らしだった林太郎。祖父が突然亡くなり、叔母に引き取られることに。
転居までの間、閉店セールで店番をする林太郎の前に不思議な猫が現れ、猫に連れていかれた先で、本の大切さや読書の意義について語ることになる林太郎。
ファンタジーっぽい設定についていけなかったが、名著の話も度々出てくるので、本好きの人は楽しいのかも。
お前なら、きっと本を取り戻せるはずだ。
幸崎ナナミは十三歳の中学二年生である。喘息の持病があるため、あちこち遊びに出かけるわけにもいかず学校が終わるとひとりで図書館に足を運ぶ生活を送っている。その図書館で、最近本がなくなっているらしい。館内の探索を始めたナナミは、青白く輝いている書棚の前で、翡翠色の目をした猫と出会う。
なぜ本を燃やすんですか?
「一番怖いのは、心を失うことじゃない。失った時に、誰もそれを教えてくれないこと。誰かを蹴落としたときに、それはダメだと教えてくれる友達がいないこと。つまりひとりぼっちだってこと」
ようこそ、新たな迷宮へ。
【編集担当からのおすすめ情報】
世界40カ国以上で翻訳出版!
奇跡のロングセラー
『本を守ろうとする猫の話』
シリーズ最新作!
『神様のカルテ』著者、
第2のライフワーク!
古書店を営む祖父と二人暮らしだった林太郎。祖父が突然亡くなり、叔母に引き取られることに。
転居までの間、閉店セールで店番をする林太郎の前に不思議な猫が現れ、猫に連れていかれた先で、本の大切さや読書の意義について語ることになる林太郎。
ファンタジーっぽい設定についていけなかったが、名著の話も度々出てくるので、本好きの人は楽しいのかも。