ライトノベル界のホラー小説第一人者・甲田学人の最新作。価値観が令和にアップデートされた学校の怪談で楽しめた。ルッキズムに苦しむキッズモデル・真絢が辿った悲愴な末路には絶句。赤い袋=空っぽの自分に見立てた独白の切迫感に引き込まれた。
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発売日: 2024年01月10日
発行元: KADOKAWA
よる十二時、ぼくらは『ほうかご』に囚われるーー。
『ほうかごがかり 二森啓』
小学六年生の二森啓はある日、教室の黒板に突如として自分の名前が謎の係名と共に書き込まれているのを目撃する。その日の深夜十二時、自室。学校のチャイムが爆発的に鳴り響き、開いた襖の向こうには暗闇に囲まれた異次元の学校ーー『ほうかご』が広がっていた。
学校中の教室に棲む、『無名不思議』と呼ばれる名前のない異常存在。ほうかごに呼び出された六人の少年少女は、それぞれが担当する化け物を観察しその正体を記録するために集められたのだった。絵が得意な啓は屋上に潜む怪異『まっかっかさん』を捉えるべく筆を手にするが……。
鬼才・甲田学人が放つ、恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”。
序章
一話
二話
三話
四話
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