全巻に引き続き10巻でも、
図書館に新しく入れる本を決める会議のエピソードがありました。
選ぶ本の基準に「書き込み箇所が少ない」があり、
利用者による本への書き込みを防ぐために控えているようです。
「借りている本に書き込みなんてありえない」と
思う方が多いと思うのですが、
図書館をよく利用していると、意外と書き込みされている本に遭遇します( 一一)
書き込みはしないですが、改めて図書館の本の扱い方を振り返る機会になりました。
借りている本、私たちが納税したお金で買われた大事な本という視点を忘れず、
大切に扱いたいなと思いました。
税金や政治に関するテーマをユーモアを交えながら深く掘り下げていて、非常に考えさせられる一冊でした。社会の仕組みや税金の使われ方についての視点が新鮮で、理解を深めることができました。ユーモアと鋭い批評がバランスよく織り交ぜられており、読みやすくも内容がしっかりしている点が魅力的でした。