主人公のマリアはオオスズメバチのワーカーと呼ばれる働き蜂です。蜂であるマリアの視点から1ヶ月というとても短い一生の中で、子孫繁栄の為に大きな帝国の中の一頭として自分の使命を受け入れ、力強く戦い生きる蜂たちの姿が描かれています。登場する昆虫たちにも喜怒哀楽があり擬人化されていることで感情移入しやすく、どんどん読み進められる物語でした。また、オオスズメバチの生態についても詳しく書かれて知識としても勉強になります。蜂というとなんだか怖い!というイメージもありますが厳しく偉大な自然の中で懸命に生きる姿は蜂への印象も変わるかもしれません。
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発売日: 2011年07月
発行元: 講談社
命はたった三十日。戦うことに迷っている暇なんてない。
『永遠の0(ゼロ)』と並ぶ、最高の感動作!
命はわずか三十日。ここはオオスズメバチの帝国だ。晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。著者の新たな代表作。
私たちはただ務めを果たすだけ。ある日、突然やってくる終わりの日まで。
ワーカー(ハタラキバチ)は、現代で働く女性のように。女王バチは、仕事と子育てに追われる母のように。この物語は、「たかがハチ」と切り捨てられない何かを持っている。「世界が広がるはずですよ」(養老孟司ー解説よりー)
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