橋本将吉氏の『老いても元気な人』と『どんどん衰えていく人』ではなにが違うのかの読書感想文をご紹介いたします。
この本は、老い方にも個人差があることを科学的に解き明かし、健康寿命を延ばすための具体的な方法を教えてくれます。
著者は、老いの原因を単なる年齢のせいではなく、「運搬力」「回復力」など6つの力の低下に求めています。
そして、これらの力を維持・向上させるための生活習慣や食習慣について、わかりやすく解説しています。
特に印象に残ったのは、運動の重要性です。
ただ歩くだけでなく、質の高い運動をすることで、筋肉量を維持し、基礎代謝を高めることができるという話は実用的でとても役に立ちました。
老いは決して諦めるべきものではなく、自分次第でどうにかできるという希望が持てます。
また、日々の生活習慣を見直し、健康的な生活を送るためのモチベーションも高まりました。
この本は、健康に関心のあるすべての人におすすめです。
特に、これから高齢を迎える方や、健康寿命を延ばしたいと考えている方には、必読の一冊と言えると思います。