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『わたしのわごむはわたさない』は、ヨシタケシンスケさんらしいユーモアと哲学が光る一冊。子どもの「大事なものを守りたい」という気持ちを、輪ゴムという身近で小さなモノを通して描いているのが絶妙です。読んでいると「自分にとって大切なものは何だろう?」と自然に考えさせられ、大人にも刺さる内容。イラストもかわいらしく、テンポの良い文章で、子どもはクスッと笑い、大人はハッとさせられる二重の面白さがあります。