般若心経について解説された一冊。
般若心経とは、結果として様々な意味の文章(真言などの意味のない文章もある)がつなぎ合わされていて、一つ一つを見ていくと結局何が言いたいのかわからないが、全体として『抜苦与楽』(苦しみを少しでも取り除いて、楽しく生きる)ためのお経であると思った。
また、般若心経自体は、ある特定の宗教に頼る事で救いを求めるのではなく、ありとあらゆる宗教における心の作法をミックスさせることによって、一つの信仰に囚われない、自由さがあっていいと思った。
あまり信心深くないが、心に救いが欲しい方。
一つのことが長続きしない飽き性だが、信仰を持ちたい方には是非ともオススメです。
適当に読みたくなったら読んだり、繰り返し読んでみたりするのが良いのではないかと思います。
あまり拘らなくても良いかと思いますが、一応臨済宗という宗派のお経になります。