ASDの人々が持つ視点の重要性に改めて気づかされました。特に「まなざし」という視覚的要素が、彼らの社会的コミュニケーションにどれほど影響を与えるかが理解でき、非常に興味深かったです。言語人類学の視点からASD者のコミュニケーションを捉えることで、これまでの「障害」という枠組みを超え、より深くその特性を理解できるようになりました。
まえがき
序 章
1. 1 はじめに
1. 2 本書の目的
1. 3 本書の構成
1. 4 自閉スペクトラム症とは何か
第2章 自閉症から自閉スペクトラム症へ
2. 1 自閉症の歴史
2. 2 診断基準と原因論
2. 3 実験による自閉スペクトラム症者の認知形式の評価
第3章 言語人類学と社会的コミュニケーション
3. 1 自閉スペクトラム症者の社会的コミュニケーション
3. 2 言語人類学における社会的コミュニケーションの考え方
3. 3 言語人類学と記号論との接点:「指標性」
第4章 自閉スペクトラム症者の
4. 1 自閉スペクトラム症者の現状
4. 2 コミュニケーション・イデオロギーとは何か
4. 3 ソーシャルスキル・トレーニングのコミュニケーション・イデオロギー
4. 4 自閉スペクトラム症者のコミュニケーション・
4. 5 考察
第5章 初対面会話における「自己紹介」
5. 1 データについて
5. 2 会話参与者
5. 3 自己紹介場面の分析
5. 4 考察
第6章 Cの「他者のまなざし」の取り込み方
6. 1 当事者会で収録した自閉スペクトラム症(に類する)者同士の会話の分析
6. 2 当事者会で収録した自閉スペクトラム症者と定型発達者の会話の分析
6. 3 考察
第7章 Cの「言語的ストラテジー」
7. 1 Cのアイデンティティ呈示に用いる言語的ストラテジーの分析
7. 2 考察
第8章 Cの「コンテクスト」の取り込み方
8. 1 公共施設で収録した自閉スペクトラム症者と定型発達者の会話の分析
8. 2 考察
第9章 結論
9. 1 本書のまとめ
9. 2 自閉スペクトラム症と社会文化的背景
9. 3 「あのとき・あの場所」と「いま・ここ」の自閉スペクトラム症
あとがき
参考文献
《資料》
索引
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