辻村深月『ツナグ 想い人の心得』は、死者と生者を「つなぐ」役割を担う「ツナグ」の仕事を通して、人間の思いや後悔、愛情を描いた感動的な短編集です。登場人物たちが亡くなった大切な人と向き合う過程で、切なさや温かさ、人生の選択の重みが丁寧に描かれています。心に響く心理描写と余韻のある文章が特徴で、読後には命や人とのつながりについて深く考えさせられる、一冊一冊に想いが詰まった作品集です。
そんなに泣かせないでよ!
と、言いたくなる感動する小説だ。
『ツナグ』の続編になる。
死んだ人間と生きた人間を会わせる窓口、それが使者(ツナグ)。
死者と会うこととはどんなことなのだろう?
どうして会いたいという人がいるのだろう?
心残りがあるの?と思ったけど、そんなことでなくもっと深い内容になっている。
今回は続編ということもあり、使者(ツナグ)のプライベートな部分も出てきて興味深かった。
使者(ツナグ)はこの先どうなるのだろう?さらに続編を期待したくなる!















