ありがとう
0
本書は、海老名香葉子さんが、落語家である林家三平さんの妻として、姑との関係や、日々の生活の中で感じたことを綴ったエッセイ集です。
印象的だったのは、海老名さんの明るく前向きな姿勢です。
姑との関係で悩むこともあったようですが、ユーモアを交えながら、それを乗り越えていく様子が描かれています。
また、家族や周囲の人々への温かい眼差し、そして何気ない日常の中に幸せを見出す豊かな感性が心を温かくしてくれます。
特に、海老のしっぽの話は、姑の優しさとユーモアが伝わるエピソードで、思わず笑顔になりました。
この本は、嫁姑関係に悩む人だけでなく、日々の生活を大切に生きたいすべての人におすすめです。