『それからの僕にはマラソンがあった』(松浦弥太郎)は、エッセイストである著者が50歳を過ぎてマラソンに魅せられ、走ることで見つけた人生の気づきを綴った一冊。ランニングを通じて心身の変化や日常の豊かさを感じ取り、シンプルかつ丁寧な暮らしを追求する姿勢が印象的。初心者から始めてフルマラソンを走るまでの過程を、飾らない文体で描く。トレーニングの具体性は控えめだが、走ることの喜びや精神的な成長が共感を呼ぶ。読後、日常に小さな一歩を踏み出したくなる、温かみのあるエッセイ。
疲れ果てたある日、頭をよぎった「ちょっと走ってみるか…」。走る日々がくれたさまざまな気づきと健康。西本武司との対談も収録。解説 茂木健一郎自分を変えるために走る「走ると疲れる」「走ると楽しい」その差は人生において大きいストレスに押しつぶされそうになったある日、ふと思った、「ちょっと走ってみよう」。そうして始まったマラソンは、それからの日々の欠かせない営みとなる。怪我を乗り越え走り続けるためには? タイムや距離をどのようにとらえるか、何をめざして走るのか……、すべてのランナーに贈る、走ることで見つけた仕事や生き方へのヒント。EKI-DEN NEWSの西本武司との対談も収録。解説 茂木健一郎
まえがき 第1章 300メートルから3キロへ走り始めたのは…… すがすがしい疲れ方 毎日走る 3キロをめざす 億劫な気持ちを克服する 成長は積み重ねによって 継続こそちから 結果は直接的には見えない 自分を知る時間 カフェに行く感覚のランニング 失敗こそ学びである 初めて怪我をした! 急がばまわれ…… まだまだ学びはたくさんある ランニングのギアについて 正しいシューズの選び方と履き方 素直な人 失敗の経験が大きな宝物になる あえて向き合う ランナー体型になると見えてくること 自分を変えることを恐れない三年後の自分をイメージする学びとはどういうものだろうつらかったらやめればいい 第2章 7キロを45分で週3回練習再開 ストレッチは自分で学ぶ ポイントは正しいフォームだった 自分の能力の限界を知る タイムは縮まらない 二度目の怪我 そして気がついたこと「体幹」 体幹とは何だろう 腹筋運動はもっとも大切なトレーニング 正しい答えを探すために 走ることは自分のリトマス試験紙 ランニングが生活スタイルを作った 三年という時間 目的を意識しているのが大切 チャレンジ対談 西本武司+松浦弥太郎 走る自由だけは取り上げられたくない 第3章 1キロ5分45秒を守る一日をルーティン化するどんなふうに食べるか自分なりの健康管理法足を柔軟にすること走ることに飽きる八割はできた、そのあとは?「美しさ」にたどり着く上の世界に行くための発見美しい走りに必要なものほんとうのクオリティー準備をしておく美しさへの理想の距離とタイム 新しいランニングとは何か 古い固定観念にしばられない 走ってリフレッシュする マラソン大会に出場する マラソン大会で走るための目安 無理して走らない 年齢とともに生きる 向上心をあきらめない 健康は財産 美しさはすべてのもののなかに 文庫あとがき 無邪気さを取り戻す喜び解説 遠くまで行くための本。 茂木健一郎
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