私は今まで、人にどう思われるかばかり考えて生きてきました。嫌われることを怖がってばかりでは自分らしく生きられないですよね。一見難しそうだなと思ったのですが、対話形式ですらすら読めました。本が苦手な人にもおすすめです。
自己啓発本の類はあまり読まないのですが、これは本当にいい本でした。
当時中学生だった息子にも勧めました。そんな息子はメンタルが鉄なのかと思うほど人間関係に悩まない成人になりました。
私がこれを読んだのはもう結構な大人になってからなのですが、目からウロコというか、大げさにいうと世界の見え方がかわりました。もっと若いときに読みたかった…
いつまでもかわいそうな私という思考の沼にはまっていても意味がない。自分は結局どうしたいのか?どうするのか?
「かわいそうな私」にばかり目を向けて、自分で自分を縛り付けるのはやめよう。
この続編にあたる、幸せになる勇気も良かったけど、やっぱりこの本を読んだ時の衝撃のほうが強かった。
言わずと知れたベストセラー!アドラー心理学について、哲学者と青年の対話形式で綴られており、テンポよく読むことができる。一言で言うと、他人の目を気にすることをやめよう!という本。
他者が自分をどう評価するか、これは他者の課題であって自分が介入するところではない。これを実践する勇気があれば、人は自由になれるのである。
実行するのは難しいかもしれないが、他人に対してイライラしてしまう時や、人の顔色を気にしてしまう時はこの本を思い出したい。
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』を読んで、子育て中の私にとって、大きな気づきがありました。
アドラーの教えは、「他人の期待に応えようとすることが、自己肯定感を低くする原因だ」というところが頭に残っています。
私は日々、仕事や家事や子育てに追われる中で、周りの期待に応えなければならないと感じ、つい自分を犠牲にしてしまうことが多いと感じていました。しかし、この本を読んで、「他人にどう思われるか」を気にしすぎている自分に気づき、もっと自分の価値を大切にしようと思えるようになりました。
また、アドラーの「課題の分離」の考え方も心に響きました。子どもが自分で失敗し、学び成長する過程を見守ることが重要だと気づきました。
過干渉になりがちなので、子どもにとっての「失敗する権利」を尊重し、より信頼して任せる勇気を持とうと思いました。
親として、子どもの成長を見守ることが、自分の成長にもつながることだとわかりました。
この本は、子育てにおいても自己肯定感を高めるために大切な心構えを教えてくれる一冊でした。
「他人の目を気にして、自分のやりたいことを諦めてしまうことはありませんか?」『嫌われる勇気』は、アドラー心理学を基に、他人からどう思われるかに縛られず、本当に自分が生きたい人生を歩むためのヒントを与えてくれる一冊です。この記事では、自由で豊かな生き方を実現するために本書が教えてくれる大切な考え方を紹介します。
『嫌われる勇気』では、アドラー心理学の「課題の分離」という概念を使い、他人の評価や期待に縛られず自分の課題に集中することの大切さが説かれています。この考え方によって、他人に嫌われることを恐れず、自分らしい選択ができるようになるのが特徴です。
本書では、過去の経験や出来事に縛られず、「今」をどう生きるかが重要だと説かれています。失敗やトラウマがある人も、それらに囚われずに「今この瞬間」にどう向き合うかを考えることで、人生の自由を取り戻せるのです。これにより、自己肯定感を高め、前向きに進む力が身に付きます。
『嫌われる勇気』は、自由で自分らしい生き方を実現したいと考えるすべての人に向けた一冊です。自己成長と他人との良好な関係を両立させる方法を学ぶことで、より前向きに、そして自由な人生を歩むための勇気が得られるでしょう。他人の目に縛られず、自分の道を歩みたい方には必見です!
















