トナリはなにを食う人ぞ 1の表紙
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少女コミック

トナリはなにを食う人ぞ 1

ふじつか雪/著
発売日: 2015年10月04日
発行元: 白泉社

都内の大学へ進学し、一人暮らしを始めた稲葉すずな。大学デビューを目指してはりきるも、生活力のなさから上京早々金欠で行き倒れかける。そこを救ってくれたのが、マンションのお隣で大学のクラスメイト・瀬戸晴海。以来、すずなは瀬戸に料理を教わる日々を送り…!?

2015年9月刊。

担当ライター
とりじまのアイコン画像 とりじま
の面白い3つの見どころ

  • 料理と恋愛を同時に楽しめる欲張りな漫画
  • しっかりキャラクターの成長が描かれている
  • 主人公のすずながかわいい!

book トナリはなにを食う人ぞ 1 の書評(感想)

続編も連載中の少女漫画です。

すずなは田舎から引っ越してきた大学生の女の子。

しかしずっと実家暮らしだったせいで家事ができず、ついに家で行き倒れる自体に。

そんなすずなを助けてくれたのは、料理上手の瀬戸くんで――というお話です。

この漫画の良いところは、料理と恋愛を同時に描いているところですね。

とてもバランスのいい作品で、料理と恋愛の要素がそれぞれケンカせず、見事に共存しています。

『ろくに家事ができていないなら実家に帰ってこい!』と親から脅迫され、すずなは瀬戸くんから料理を学ぶことになります。

こうして始まった二人きりの料理教室。

それを通して恋愛や心の交流が描かれるところが、面白いです。

心の交流があれば、キャラクターの成長もあります。

農家を継ぎたくないばかりにケンカしてしまった父親と、ある料理がキッカケで和解する話。

『すずな=カブの別名』として名前をからかわれたトラウマを、実際にカブを調理することで克服する話など、どれも爽やかでとてもいいエピソードでした。

主人公であるすずなが、とてもかわいいキャラなんですよね。

高校生時代までのマジメちゃんから一転、大学デビューした姿は本当に別人みたいでした。

こういう自分を変えるために頑張れる主人公が大好きです。

すずなはこれからどのように料理が上達し、瀬戸くんとの関係もどう変わっていくのか?

好感の持てる主人公なので、読者も今後を応援したくなりますね。

食事とは人生にとってどういうものなのか?

この一貫としたテーマも素晴らしいです。

安易に『おいしいものを食べて幸せ!』で終わらせず、その先のドラマもしっかり描く。

ドラマ性の高い料理漫画を読みたい方にオススメの作品です。

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