巨大ダムの立てこもり『ホワイトアウト』の印象が強かったので、20代のワーキングガールを主人公にした作品だったは意外。
ストーリーは主人公船津暁帆が勤務する横浜市港湾局みなと振興課に新人の城戸坂泰成が配属されたことから始まる。一流大卒で仕事はできるのに先輩を立てることも忘れない。トラブルの背後にある謎を解明するうちに名コンビになっていく二人。
実は城戸坂には隠された目的があり、トラブルを解明するうちに明かされる疑惑も彼と関わってくる、という大筋も楽しめる。職場の様子もリアルに描かれており、横浜の情景も楽しめる。
難点は何十年も前の疑惑、誰が怪しくて、真相に結び付く手がかり、について行くのが難しいこと、それだけによくできたミステリーとも言える。











