旅行を予約した日に、親友の結婚スピーチと二次会の幹事を頼まれてキャンセル。そこまではまだ「友情のため」と納得できましたが、まさか式当日にさらなる悲劇が待っているとは……。
披露宴の直前、上司から言い渡されたのは「自分の父親の通夜に来い」という命令。会ったことも、名前すら知らない人の葬儀のために、親友二人の晴れ舞台を抜け出さなければならないなんて!「たった23人の会社だから」という理不尽な同調圧力に、読んでいて自分のことのように憤慨してしまいました。
しかもヨシノは、豪華な披露宴料理を心待ちにして朝から何も食べていない空腹状態。切羽詰まったあまりに、行動がどんどんおかしくなっていく彼女の姿は、申し訳ないけれど笑わずにはいられませんでした。
悲劇もここまで重なると、もはや極上のコメディです。
常識と空腹の間で揺れ動き、限界を超えて暴走するヨシノ。現代社会の「あるある」を極端にしたような、可笑しくも切ないドタバタ劇に、最後は「お疲れ様!」と声をかけたくなりました。















