「あがらない人」と「あがる人」の習慣を対比させているのでわかりやすかったです。
「ガチガチな人もブルブルな人も人前が怖くなくなります」と帯に書いてあったことが私には刺さりました。
大学生の頃、実習内容を発表した時に、ガチガチでブルブルで大恥をかいたことがあります。
私が本の内容で「コレだ!」と思えたのは
「あがらない人は、相手を見ようとする。あがる人は、誰とも視線を合わせまいとする。」という部分です。
「人に見られている」「注目されている」と思うと「ちゃんとしゃべれてる?内容わかりにくくない?今日の前髪大丈夫かなぁ?‥」など色々考えてしまい自分を追い込んで緊張が増していきます。
「こっちが相手を見ている」と考えれば気持ちが楽になります。
「あの人はメモを取ってるな」「寝てる人がいる」など、こちらが見ている側になることで緊張が和らぎます。
この方法で私は講演会のスピーチに挑みました。
足は最後まで震えていましたが「相手を見る」ということに集中したため思っていたよりは落ち着いて話せたと思います。