今後どんな作品を読んでも、間違いなくNo.1の作品であり続けると思う名作に出会いました!!!
200ページ以降はずーっと涙が出ていて、最後は長時間の号泣状態でした。あまりの物語の良さに、妻と娘に勧めたところ、娘は、部屋で布団に包まりながら号泣しながら読んでました(笑)妻は、残り半分を一気読みしてたけど、終始鼻水垂らしながら読んでいて、「しばらくは、闘病モノはいいです。お腹いっぱい過ぎます。」という名言を残しておりました(笑)
NETFLIXで、松本穂香さんと中島健人さんの共演で映画があります(2022年3月)
松本さんがめちゃかわいい!!ということで、映画も良いです!
(以下、ネタバレです)
新米美容師に一目惚れした写真家を目指す男の子の話。女の子が通常の何倍もの速さで老化してしまう難病にかかり、別れを決断する悲しい物語。
前半は、お互いの恋愛のときめきが読者にも伝わるストーリー展開で、とても楽しく読むことができますが、そんな中でも少しずつ忍び寄る病魔を匂わせる描写がなんの気無しに挿入されているところが、本当の日常のようで作者の展開の上手さがよくわかります。
後半は、終始涙を流しながら読みました。鼻水もすごかった・・・。本でここまで号泣したのは、人生で初めてでした。自分自身で驚いています(´゚д゚`)
とにかく、女性の若さと病気による急激な老化についての「苛立ちや嫉妬」などの心理描写が巧みすぎて、男性でも共感できる表現となっており、感情移入しやすくて、涙が止まりませんでした。作者さん男性なのにどうしてここまで女心がわかるんだろう???
ヒロインの「心情」に切なさと最後は少し救われたような気持ちになります。
大いに読書で涙活できる作品なので、読んでくださいね!映画見てから読むと、頭の中でドラマの2人が動くので、それはそれで感動です(笑)