アラブを楽しむ本【おすすめ10冊】

アラブの世界を旅したことはありますか?ないなら大丈夫、ここにある10冊の本でアラブ世界を堪能できますよ。神秘的な砂漠、奥深い文化、伝説のような過去、そして現代アラブ社会の多面性、それらの要素が詰まったストーリーを味わうことができます。異なる時間、地域、そして視点から描かれるアラブ世界は、まるで現地にいるかのような感覚を呼び起こします。また、数々の登場人物たちの魅力や葛藤を通じて、アラブの人々の日常や、彼らが胸に秘める感情に触れることができます。紹介する本は、歴史小説から現代文学、ファンタジーまで幅広く、あなたの探求心を十分に満足させるでしょう。それぞれの本がアラブの魅力を異なる側面から描いてくれます。是非一度、手に取ってみてください。
『アラブは、美しい。』

文明が生んだ「アラブの美」を再発見!!
およそ西はモロッコから東はイラクまで、アラビア語を話す人々が暮らすアラブ諸国。
この広がりは7世紀、アラビア半島に現れた預言者・ムハンマドによるイスラム教の伝播に由来する。
ペルシャやトルコの華麗で繊細な美とは異なる、素朴で力強い美。
これは建築から工芸に至るまで、あらゆるものの根底にあるのだ。
まず押さえたい、アラブに関する基礎知識。
アラブ世界の基本を知るQ&A。
主要な王朝や勢力の変遷を、地図でたどる。
アラブ連盟に加盟するの国と地域。
5つのポイントで、アラビア語の特徴を知る。
アラブの美とは何か。
この地域に根付く、アラブの美について。
古代の様式を導入し、発展したイスラム建築。
住民の暮らしを守る、迷路のような旧市街。
自然と悠久の時が作り出した、絶景に驚く。
中東の都市を大胆に彩る、驚きの現代建築。
異国の磁器や金属器を手本に、進化した陶器。
金属やガラスなど、多彩な工芸の魅力を解説。
中東における美の殿堂、ルーヴル・アブダビ。
アラブの美と出合える、世界のミュージアムへ。
世紀、西洋の憧れが描かせた東方(オリエント)の絵画。
複数の物語が入れ子となった、『千夜一夜物語』。
コーラン写本は高貴な芸術。
コーラン写本の美の神髄を探る。
悪漢も愉快に描かれた、物語写本がヒット!
文章に書かれていない情景まで、挿絵で表現。
アラブの日常と現代文化。
日常のやり取りからわかる、アラブ人らしさ。
アラブに生まれた芸術家2人の、作品と視点。
庶民を描いた映画が、多くの人の心に響く。
羊肉やヨーグルト、ひよこ豆が定番です。
人々の生活を彩ってきた、「香り」の楽しみ。
日本で買える、味わい深いアラブの雑貨。
作者 | Pen編集部 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | CCCメディアハウス |
発売日 | 2020年11月30日 |
『はじめてのアラブごはん 手軽に作れるエキゾチックレシピ62』

作者 | 小松あき |
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価格 | 不明 |
発売元 | イカロス出版 |
発売日 |
『生きる知恵を授かるアラブのことばと絶景100』

※本書には、以下の内容が収録されています。
【世界を40年以上歩いてきた「地球の歩き方」があなたにお届けする、人生を輝かせるアラブの名言と癒やしの絶景集】
アラブの美しい言葉と写真から、癒やしとパワーをもらうための一冊。5つのテーマに合わせた名言と絶景写真を「地球の歩き方」ならではの解説とともに紹介します。心を解き放つ愛と勇気にあふれた言葉から、日々を前向きに生きるヒントやパワーをもらえること間違いなし!
■「愛」について考えることば
■親しい人に贈りたいことば
■困難に打ち勝つ勇気のことば
■人生について考えることば
■日々の生活に生かしたいことば
■偉人紹介
■旅のエッセイ
※予告なく一部内容が変更される可能性もあります。予めご了承ください。
作者 | 地球の歩き方編集室 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 地球の歩き方 |
発売日 | 2022年07月14日 |
『アラブ飲酒詩選』

アブー・ヌワースは8世紀から9世紀にかけてアッバス朝イスラム帝国の最盛期に活躍し、酒の詩人として知られる。現世の最高の快楽としてこよなく酒を愛した詩人は酒のすべてを詩によみこんだ。その詩は平明で機知と諧謔に富み今もアラブ世界で広く愛誦されている。残された1000余の詩篇から飲酒詩を中心に62篇を選訳。
作者 | アブー・ヌワース/塙 治夫 |
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価格 | 627円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 1988年01月18日 |
『アラブのこころ』

作者 | 曽野綾子 |
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価格 | 544円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 1979年01月 |
『アラブの住居 間取りや図版でわかるアラブ地域の住まいの仕組み』

本著は 200以上の豊富な間取りや図版とともに、アラブ地域の伝統的な住居建築を紹介しています。
気候や、建築材料、構法など、さまざまな角度からの分析を扱った他に類を見ない一冊です。住まいには過酷な自然環境の中、限られた条件下で、イスラームのしきたりを守りながら暮らす人々の工夫や知恵が詰まっています。
建築資料はもちろんのこと、イラスト等の創作資料としても幅広くお使いいただけます。
謝辞/まえがき/第1章 序/第2章 アラブ地域/第3章 建築の起源/第4章 伝統的建築材料/第5章 伝統的構造/第6章 アラブ地域のシェルター/第7章 平面構成要素/第8章 水と水管理/第9章 伝統的建築計画/第10章 慣習からの逸脱/第11章 事例集(モロッコ、アルジェリア、チュニジア、リビア、エジプト、シリア、レバノン、ヨルダン・パレスチナ、イラク、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、オマーン、イエメン)/第12章 西洋と東洋/第13章 付録/アラビア語術語語彙集(索引つき)/文献と引用/索引/訳者あとがき
作者 | フリードリヒ ラゲット/深見 奈緒子 |
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価格 | 4290円 + 税 |
発売元 | マール社 |
発売日 | 2016年10月18日 |
『私はアラブの王様たちとどのように付き合っているのか?』

“中東きっての有名日本人”の稀有な実体験から知る、私たちの知らないアラブ世界
豪奢な石油王、ラクダとともに生きる砂漠世界、はたまた暗殺者が横行する危険地帯ーー
これらステレオタイプともいうべき「中東」「アラブ」へのイメージは、
残念ながら日本において現実の中東世界への誤解や偏見の根源となっています。
本書は、中東に住む人々や文化への敬意と理解によってはからずも
“中東きっての有名日本人”となった著者が、
サウジアラビアの王族や中東有数の財閥子息たちとのお付き合いを通じて
身を以て体験した耳を疑うような数多の実話とともに、
私たち日本人が知らない魅力の溢れる中東世界へと誘います。
著者所蔵の貴重で豊富な現地写真とともに、いざ等身大(?)のアラブ世界へ!
ーーー
オレのボスであるサウジアラビアの王子が、あなたに会いたいと言っている。
会ってくれないか?
(サウジアラビアの王子の部下でありラッパー)
来週、サウジアラビアのリヤドで開催される会社の総会でプレゼンをして欲しい
(サウジアラビアの財閥総帥)
うちの会社が主催するイベントがクウェートであるから今すぐ遊びに来てよ
(中東最大のプロテイン会社創始者4男)
せっかく武術や日本刀が使えるのなら、パレスチナ人難民キャンプにある学校の生徒たちと一緒に遊んであげて欲しい
(パレスチナ駐在のUNRWA国連職員)
※ぜんぶ、実話です
ーーー
※以下、本書目次より抜粋
第1章 アラブの王族について
Column 1 御用心! アラブの銀行から3億円振り込まれるって! 中東詐欺案件の見極め方
第2章 アラブの財閥と共に
Column 2 中東における日本製品の立ち位置
第3章 アラブにおける日本文化
Column 3 大使のアイドル化? 外交はSNSを活用する時代
第4章 日本人から見たアラブ文化
作者 | 鷹鳥屋 明 |
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価格 | 1155円 + 税 |
発売元 | 星海社 |
発売日 | 2021年06月25日 |
『孔雀と雀 アラブに消えゆくスパイ (ハヤカワ文庫NV)』

作者 | I S ベリー/奥村 章子 |
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価格 | 1742円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2025年03月19日 |
『アラブからこんにちは2 : 異国に幸福を探す』

アラブ人も日本人もみんな幸福を探している!前著『アラブからこんにちは』から10年が経ち、すでにUAEには後進国だった影はない。世界で最も搭乗客の多い空港、最も物流量の多い港、最も若い女性大臣を持ち、人口の9割にもなる約200の国からの外国人と、平和に安全に共存している。最先端のAI技術と、高い検挙率の警察組織があり、新型コロナ禍においては厳格なルールを敷いて、世界で最も早く経済的に回復した。中東アフリカで初めての万国博覧会を成功させ、世界に先駆けて週休二日半を定め、宇宙航空研究所から宇宙ステーションに飛行士を送り出し、原油国ながら世界最大級の原子力発電所と太陽熱発電所で発電している。この激変のなかで人々は幸せなのか。個々人はどんな幸福を探しているのか。ゆっくりだが確実に個人の‘好き’を享受することが許され始めた社会で、若者は何を追いかけるのか。著者も自分なりの幸福を探す旅に出る。
作者 | ハムダなおこ/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 国書刊行会 |
発売日 | 2023年10月27日 |
『アラブの音文化 グローバル・コミュニケーションへのいざない』

「音文化(おんぶんか)」という考え方は、音が作り出すコミュニケーションを「音楽」という狭い枠から解放して、自然音や聴覚以外の諸感覚、身体性などと係わらせて理解すること、および音のコミュニケーションを社会や政治、歴史の脈絡のなかでとらえ返すことを見据えています。つまり、音のもつ身体文化的豊饒性を解き明かすこと、および、音が有する社会造成能力を見極めることが、「音文化」という概念の使命であり、それを13人の著者それぞれが、応用・発展させた成果が本書です。
アラブ世界の文化を、グローバル・コミュニケーションという独自の視点に立って、ヨーロッパとの関係にも目を配り、「音」の次元から考察した斬新な内容となっています。扱われる範囲が、歴史、伝統、理論、演奏、地域性、宗教、言語等におよぶと同時に、古典音楽から、儀礼や現代のポップ音楽やダンスについても幅広く論じられている点が特徴です。音楽に対する固定概念を解き放つ、斬新かつ気鋭の論集です。最終章には内容の理解を深めるための座談会も収録しました。
<h3>受賞</h3>
本書は、2011年の第28回 田邉尚雄賞〈(社)東洋音楽学会〉を受賞しました
受賞理由は以下の通りです。
<em> 本書は、音によるコミュニケーションの力をアラブの社会的・歴史的文脈で捉え、13名の著者がそれぞれの専門研究の立場から論じたものである。アラブの音文化に関する日本語文献がほとんどない現状において、本書の学会への貢献は貴重である。特に注目すべきは、本書がアラブ音楽の紹介や解説にとどまることなく、言語も音楽も多様な中で共通の価値基準や感受性がどのようにはぐくまれるのか、という独自の視座で問題設定を行い、この問題意識を巻末の座談会を含め、総ての執筆者が共有した上で、本書の全体を貫いている点である。この研究方法は、今後の共同研究や共著書のあり方に、重要なひとつの方向性を示すものとして評価できる。</em>
作者 | 西尾 哲夫/水野 信男/堀内 正樹/新井 裕子/飯野 りさ/樋口 美治 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | スタイルノート |
発売日 | 2010年02月15日 |
それでは、この10冊を皆さんにおすすめしたいというわけですね。アラブ世界には魅力がたくさんあります。砂漠の美しい景色、壮大な歴史、深い信仰、昔ながらの伝統、そして言葉にできないほどの熱い情情…。それら全てがこの10冊の中に詰まっています。
どの本も、アラブ世界への理解を深めるための一助となること間違いなしです。それぞれ異なる視点からアラブを描き、その結果、とても多種多様な世界観が生まれています。読まれる方一人一人がそれぞれ異なる発見や感動を得ることでしょう。
初めてアラブに触れる方にも、アラブに既に興味を持っている方にもおすすめできるラインナップとなっております。一冊ずつ手に取って、アラブの魅力を五感で感じ取ってみてください。
そして何より大切なことは、これらの作品から得られる情報や感動が、ただ消費されるのではなく、新たな視野や思考の糧となること。それが、私たちが作品を読む真の価値ではないでしょうか。
一冊の本から広がる無限の世界、その一部としてアラブを感じ、楽しむことが出来たら最高ですよね。皆さんの新たな冒険が、今ここから始まることを心から祈りつつ、今回の紹介を終わりたいと思います。
新たな視点、新たな世界を、この10冊の本と一緒に楽しんでください。そして、その旅が終わったときに、いっそう深い理解と愛情をもってアラブを見つめることができたなら、それが最高の喜びとなります。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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