たけもとあかるがイラストを描いた本10選

たけもとあかるさんの描くイラストは、独特のやわらかさと色彩感で読者の心をつかみます。彼女の手によって描かれた本は10冊選びました。仕掛け満載の冒険ファンタジー、変化に富んだテンポ感あふれる青春物語、その絵とストーリーが完全に一体となっている恋愛もの…。どれもが違った魅力で、一冊一冊が彼女の豊かな表現力を堪能できます。パステルカラーを基調とした彼女の絵は、優しくて、どこか懐かしくて、何度見ても飽きることがありません。この鮮やかな世界観に浸るために、ぜひ一度手にとってみてください。
『森から来た少年』

井上順さん絶賛、米国1位の傑作サスペンス
ある日忽然と姿を消した、いじめられっ子の女子高生ナオミ。冠番組も持つ豪腕弁護士のヘスターは、ナオミの同級生である孫のマシュウから、彼女の行方を捜してほしいと相談を受けた。何かを隠しているようなマシュウの態度を訝しみつつも、ヘスターは孫のために尽力を約束する。そんな彼女が協力を仰いだのは、幼い頃にたった独り森で育ったという過去を持つ、謎多き天才調査員ワイルド。しかし二人の捜索は予想外の過去をあぶり出し、やがて巨大な闇へと辿り着くーー。
主役二人の秀逸過ぎるキャラクター、全く先の読めない展開、衝撃の事実……アメリカで刊行されるや、主要メディアで軒並み初登場1位を獲得。過去作品はNetflixで次々に映像化され、世界にその名をとどろかせエンタメ界を牽引する大ヒットメーカー、ハーラン・コーベンによる傑作サスペンス!
解説は芸能界きっての海外ミステリ小説ファン・井上順さん。
【編集担当からのおすすめ情報】
「グッモー!」ではじまる毎日更新のTwitterが大人気の俳優・エンタテイナー井上順さん。そのTwitterの中で時々紹介しているのが大好きな海外ミステリ本で、ハーラン・コーベンのファンであることも、前作『ランナウェイ』を読まれた後に呟いていました。そんな井上さんが、「愛する海外ミステリの面白さを読者の方々と共有したい!」と文庫解説に初挑戦。本編と合わせ、海外ミステリ愛に溢れる解説もぜひお楽しみください。
作者 | ハーラン・コーベン/田口 俊樹 |
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価格 | 1386円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2022年01月07日 |
『みにくいふたり』

作者 | 芦花公園 |
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価格 | 1833円 + 税 |
発売元 | 実業之日本社 |
発売日 | 2025年05月02日 |
『ダーウィン・ヤング 悪の起源』

末満健一氏による舞台化で話題! 真実と嘘、愛と像、自由と孤独、罪と罰、善と悪、滅亡と繁栄……人間の究極の葛藤を描いた、壮大にして濃密な人間ドラマ。罪を犯さずして、大人になどなれるだろうかーー。1〜9地区まで区分けされた階級社会に生きる16歳のダーウィン・ヤングは、最上位の1区に育ち、トップ校に通う。ダーウィンは官僚の父・ニースに連れられ、ジェイの追悼式に毎年参列している。父の親友であったジェイは、30年前に16 歳で死亡。9地区の人間が起こした強盗被害に遭ったとされているが、犯人は不明のまま。唯一、犯人探しに執念を燃やすのはジェイの姪・ルミだ。ダーウィンは恋心を寄せるルミから、ジェイのアルバムから不自然に消えている写真があり、それが事件の鍵を握ると打ち明けられる。ダーウィンはルミと一緒に謎を解く旅に出るが、そこで明かされたのは、ひた隠しにされていた世界の光景と自身のルーツだった…。
作者 | パク・チリ |
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価格 | 2750円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2023年06月11日 |
『ホライズン・ゲート 事象の狩人』

超巨大ブラックホール〈ダーク・エイジ〉にあるという、別の宇宙に繋がる〈【門/ゲート】〉。その手がかりを求め、意識から分断された右脳に狩猟の神を宿すヒルギス人の少女シンイーと、前後に分離した脳で時間を見通すパメラ人の少年イオは事象の地平面へ……
作者 | 矢野 アロウ |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2023年12月20日 |
『新装版 朱唇 : 中華妓女短篇集』

莫迦にするんじゃあ、ないわよ――。金陵一と謳われた美妓の最期。血よりも濃い花街の絆。纏足をほどいた女の覚悟。唐から清へ、幾百年にわたる歴史の渦のなか、強く気高く自分の足で歩き続ける妓女たちの愛と矜持を描く全七篇。〈解説:佐藤信弥〉◇目次・朱唇・背信・牙娘・玉面・歩歩金蓮・断腸・名手・新装版 あとがき・解説 佐藤信弥
作者 | 井上祐美子/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2023年10月24日 |
『長野まゆみの偏愛耽美作品集』

作者 | 長野,まゆみ,1959- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2022年02月 |
『フィールダー』

迎え撃て。この大いなる混沌を、狂おしい矛盾を。
「推し」大礼賛時代に、誰かを「愛でる」行為の本質を鮮烈に暴く、令和最高密度のカオティック・ノベル!
総合出版社・立象社で社会派オピニオン小冊子を編集する橘泰介は、担当の著者・黒岩文子について、同期の週刊誌記者から不穏な報せを受ける。児童福祉の専門家でメディアへの露出も多い黒岩が、ある女児を「触った」らしいとの情報を追っているというのだ。時を同じくして橘宛てに届いたのは、黒岩本人からの長文メール。そこには、自身が疑惑を持たれるまでの経緯がつまびらかに記されていた。消息不明となった黒岩の捜索に奔走する橘を唯一癒すのが、四人一組で敵のモンスターを倒すスマホゲーム・『リンドグランド』。その仮想空間には、橘がオンライン上でしか接触したことのない、ある「かけがえのない存在」がいて……。
児童虐待、小児性愛、ルッキズム、ソシャゲ中毒、ネット炎上、希死念慮、社内派閥抗争、猫を愛するということ……現代を揺さぶる事象が驚異の緻密さで絡まり合い、あらゆる「不都合」の芯をひりりと撫でる、圧巻の「完全小説」!
【著者略歴】
古谷田奈月(こやた・なつき)
1981年千葉県我孫子市生まれ。2013年、「今年の贈り物」(のちに『星の民のクリスマス』と改題)で第25回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。17年、『リリース』で第34回織田作之助賞受賞。18年、「無限の玄」で第31回三島由紀夫賞受賞、「風下の朱」で第159回芥川龍之介賞候補となり、同年刊行の『無限の玄/風下の朱』で第40回野間文芸新人賞候補となる。19年、『神前酔狂宴』で第41回野間文芸新人賞受賞。他の著書に『ジュンのための6つの小曲』『望むのは』がある。
作者 | 古谷田 奈月 |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2022年08月26日 |
『世界のはての少年』

「みんな、ぼくらのこと忘れたの?」
無人島に渡った12人、だが約束の日になっても迎えの船は来ない・・・・・・
YAの名手が実際の事件をもとに描いた、勇気と成長の物語
カーネギー賞受賞作
子ども9人と大人3人を乗せた船が、スコットランドのヒルタ島から無人島へと出航した。孤島で海鳥を獲る旅が大人への通過儀礼なのだ。だが、約束の3週間が経っても迎えの船は姿を現さず、不安が皆の心を蝕み始める。そんななか、少年クイリアムは、仲間を励まし、生きのびるために闘うのだが……。カーネギー賞受賞作。YAの名手が実際の事件をもとに描いた、勇気と成長の物語。訳者あとがき=杉田七重
作者 | ジェラルディン・マコックラン/杉田 七重 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2022年12月12日 |
『楊花の歌』

1941年、日本占領下の福建省廈門。
大阪松島遊廓から逃走して、上海、広州、香港と渡り歩き、廈門に辿り着いたリリーは、抗日活動家の楊に従い、カフェーで女給として働きながら諜報活動をしていた。あるとき、楊から日本軍諜報員の暗殺を指示され、その実行者として、琥珀色の瞳と蛇の刺青が印象的なヤンファという女性を紹介される。
中秋節の晩をきっかけに強くヤンファに惹かれていくリリーにとって、彼女と過ごす時間だけが生への実感を持てるひとときになっていた。
しかし、楊から秘密裏に出されていた指令は、暗殺に失敗した場合はヤンファを殺せというものだった……。
戦時下の中国・廈門を舞台に流転する女性たちの愛と葛藤を描く、圧巻の熱量を放つ第35回小説すばる新人賞受賞作。
【著者略歴】
青波 杏(あおなみ・あん)
1976年、東京都国立市出身。近代の遊廓の女性たちによる労働問題を専門とする女性史研究者。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。
作者 | 青波 杏 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2025年02月20日 |
『翼っていうのは噓だけど』

作者 | Serra,Francesca,1983- 伊禮,規与美 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2022年09月 |
これまでにご紹介した10作品は、それぞれがその魅力で読者を引き付けてやまない、たけもとあかるさんの才能が存分に発揮された作品揃いです。一冊一冊が、別世界に迷い込んだような感覚を抱かせてくれますし、個々のキャラクターたちが持つ心情や描写には深い共感を覚えることでしょう。もちろん、それぞれの作品が持つ独自の世界観やストーリー展開も、きっとあなたの心を離さないはずです。
たけもとあかるさんの作品には、見た目の美しさだけでなく、その奥に秘められたメッセージや感情がしっかりと込められています。そのため、一度読んだだけでも十分に楽しめるのですが、何度も繰り返し読むことで新たな発見や感動があることでしょう。まさに、読むたびに新しい発見があるのがたけもとあかるさんの作品の魅力と言えるでしょう。
また、たけもとあかるさんの幅広い作風にも注目してほしいと思います。幸せな結末を迎える物語もあれば、悲しみや切なさを伴うストーリーもあります。それぞれの物語があなたに何を伝えようとしているのか、是非ゆっくりと味わってみてください。
今回ご紹介した作品は全て、たけもとあかるさんの真心が詰まった一冊と言えます。どの本を手に取るか悩んでしまったら、「どの物語の世界に今、私が飛び込みたいか」、その気持ちを大切に選んでみてはいかがでしょうか。きっと、素晴らしい読書体験があなたを待っていますよ。
これからもたけもとあかるさんの活躍に目が離せませんね。これらの作品が、あなたの本棚に新たな光をもたらしてくれることを心から願っています。
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