妖怪や福沢諭吉、西尾維新の魅力を堪能できる本のおすすめ6選・8選・まとめ

最近、子供向けの妖怪図鑑や福沢諭吉に関する本、西尾維新の人間シリーズについて読んでみましたか?興味深い内容が満載で、特におすすめしたい本を厳選しました。気になる方はぜひチェックしてみてください!
『福沢諭吉 変貌する肖像 文明の先導者から文化人の象徴へ』

福沢の思想は毀誉褒貶にさらされてきた。その世論の動向を見ていけば日本近現代史が見えてくる。福沢評価の変遷の系譜をたどり、福沢の実像を浮かび上がらせる。
福沢の思想は毀誉褒貶にさらされてきた。それは福沢の議論の変化というよりも、福沢をとりまく世論の側の変化によるものといえる。福沢を評価した徳富蘇峰は、晩年には福沢が日本の伝統的な良風美俗を破壊したと罵倒。戦後は丸山眞男から原則ある実学思想家として賞賛されるも、朝鮮蔑視の脱亜論者として批判もされ、他方で一九八〇年代半ば以降は一万円札の肖像となり、文化人の象徴となった。福沢評価の変遷をたどり、その過程を詳細に考察。福沢の実像を浮かび上がらせる。
作者 | 小川原 正道 |
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価格 | 1034円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2023年08月07日 |
『今を生きる思想 福沢諭吉 最後の蘭学者』

一九世紀後半、西洋は近代文明のモデルである一方で、独立を阻む脅威でもあった。この文明と独立の矛盾を乗り越えるために、福沢が重視したのが学問であった。グローバル化の始まりを目撃した蘭学者の軌跡。
【本書の内容】
当たり前の常識を疑い、意見の異なる他者と討議する。それこそが自由な空間であり、社会は前進するーー。
学問と政治のあるべき姿を求めた福沢の思索を辿る。
●演説・討論を生んだ徳川期の知的共同体
●大坂の片隅でグローバル化の原理を探る
●攘夷思想とは異なる福沢の「兵学論」
●自由と専制の戦いだった明治維新
●自由は不自由のなかに生まれる?
●統計学ブームの火付け役
●トクヴィルを援用した「地方分権」論
●メディアの発展が情念をかりたてる
●蘭学者の「脱亜論」
福沢自身、明治八(一八七五)年公刊の『文明論之概略』のなかで、儒学が主流であった徳川時代と、西洋文明が洪水のように押し寄せる明治日本とは大きく異なると指摘し、まるで一つの身体で二つの人生を生きているようだとして、「一身にして二生を経るがごとく」と評した。政治社会は、「革命」的に変わった。では、この大きな動乱のなか、なぜ福沢はそうした鋭く冷静な洞察を提示できたのか。それは、福沢が徳川期から「蘭学」を通じていち早く西洋学術に触れていたからに他ならない。歴史は重層的であり、江戸と明治を架橋する文化的鉱脈の持続と変容に光を当てる必要がある。
徳川日本は、文化的な成熟を背景に、部分的とはいえ世界に開かれていた。その際、当時の学者たちが世界の情勢や学問を知るための手がかりとしたのが、蘭学であった。西洋世界との出会いについても、開国期からではなく、江戸期の西洋学である蘭学に遡って考えなければならない。--「はじめに」より
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現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!!
1:それは、どんな思想なのか(概論)
2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景)
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作者 | 大久保 健晴 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2023年03月16日 |
まとめると、今回は妖怪や福沢諭吉に関する本、そして西尾維新の人間シリーズに焦点を当てた作品を紹介してきました。妖怪の本や図鑑は子供向けの楽しい読み物としておすすめです。福沢諭吉に関する本は、彼の生涯や功績を知る上で役立つ情報が満載です。西尾維新の人間シリーズは独特の世界観と深いストーリーで読者を魅了します。それぞれのジャンルで、様々な魅力的な作品が存在するので、興味がある方はぜひ手に取ってみてください。新しい世界が広がること間違いなしです。
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