福沢諭吉に関する本 おすすめ8選

福沢諭吉、我々日本人にとってはどんな存在でしょうか?教科書で触れることはあっても、その人物像はなんだかよくわからない、そんな方も多いはず。そんなあなたにこそ手に取っていただきたい、福沢諭吉に焦点を当てた書籍たち!質実剛健で頑固さも感じる彼の人物像が揺さぶられる、驚きの描写にあなたも感動すること間違いなし。その実はなんと商才も抜群で、ビジネスの世界でも通用するアイディアをたくさん残しています。その思想や行動力の源泉を学べる、貴重な資料たち。当時から見る今の日本を考えるきっかけにもなりますよ。8作品すべてがそれぞれユニークで、どれも見逃せません。
『福沢諭吉 変貌する肖像』

福沢の思想は毀誉褒貶にさらされてきた。その世論の動向を見ていけば日本近現代史が見えてくる。福沢評価の変遷の系譜をたどり、福沢の実像を浮かび上がらせる。
福沢の思想は毀誉褒貶にさらされてきた。それは福沢の議論の変化というよりも、福沢をとりまく世論の側の変化によるものといえる。福沢を評価した徳富蘇峰は、晩年には福沢が日本の伝統的な良風美俗を破壊したと罵倒。戦後は丸山眞男から原則ある実学思想家として賞賛されるも、朝鮮蔑視の脱亜論者として批判もされ、他方で一九八〇年代半ば以降は一万円札の肖像となり、文化人の象徴となった。福沢評価の変遷をたどり、その過程を詳細に考察。福沢の実像を浮かび上がらせる。
作者 | 小川原正道/本文 |
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価格 | 940円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2023年08月07日 |
『福沢諭吉 : 最後の蘭学者 : 今を生きる思想』

作者 | 大久保,健晴 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2023年03月 |
『独立自尊 福沢諭吉と明治維新』

国家の発展に必要なものとは何かーー。福沢諭吉は生涯をかけてこの課題に挑んだ。今こそ振り返るべき思想を明らかにした画期的福沢伝。解説 細谷雄一
作者 | 北岡 伸一 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2018年09月10日 |
『福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想』

明治維新直後の人々に、諭吉が、新時代にふさわしい学問をおおいにしようと勇気付けた「学問のすすめ」全17編を読みやすい口語訳で掲載。ベストセラーとなりながら、一方で強烈な批判を受けた諭吉が憤然と筆を執った「学問のすすめの評」(現代語訳)、また諭吉の人物像を語る読み物「エピソードからみた福沢諭吉」、略年表、読書案内を加えた。目にやさしい大きな文字で、啓蒙家であり教育家の諭吉の人と思想が理解できる。
はじめに
初 編
学問をすれば、誰もが賢人になれる
二 編
才知と徳行を磨け
三 編
世界中すべての国の権義は平等
四 編
国の独立は民間事業の振興から
五 編
国民の独立心こそが文明の精神
六 編
国法は、なぜ貴いか
七 編
国民は、政府とどう対応すべきか
八 編
自分の考えで他人を束縛してはならない
九 編
未来へ文明の恩恵を遺そう
十 編
艱難に耐えて学問に励もう
十一編
「偽君子」を看破する力を養おう
十二編
談話・演説は書き言葉に勝る
見識・品行を高尚にしよう
十三編
「怨望」は不善中の不善、これ以上の悪はない
十四編
人生にも「棚卸し」が必要
「世話」をするのには「保護」と「命令」の配分が大切
十五編
信疑を見分け事物を取捨できる力を養おう
十六編
物欲を抑えて精神の独立を果たそう
「心事」と「働き」とのバランスを保とう
十七編
人望を得る道は交際を広くすることから
参 考 『福沢全集緒言』「学問のすすめ」
《解説ノート》
エピソードからみた福沢諭吉
福沢諭吉略年表
読書案内
あとがき
作者 | 福沢 諭吉/佐藤 きむ/坂井 達朗 |
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価格 | 733円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2006年02月25日 |
『Newsがわかる特別編 福沢諭吉がわかる (毎日ムック)』

作者 | 月刊Newsがわかる編集部 |
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価格 | 700円 + 税 |
発売元 | 毎日新聞出版 |
発売日 |
『図解学問のすすめ : カラリと晴れた生き方をしよう』

作者 | 齋藤,孝,1960- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ウェッジ |
発売日 | 2021年03月 |
『「福沢諭吉」とは誰か : 先祖考から社説真偽判定まで』

作者 | 平山,洋,1961- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ミネルヴァ書房 |
発売日 | 2017年11月 |
『福澤諭吉の宗教観』

近代日本社会におけるあるべき宗教の姿を福澤はどのように捉えていたのか。その宗教観の変遷を著作を年代順にたどりなから、時代背景、海外の思想家(J.S.ミル、F.ウェーランド)との影響などを含め考察する。
自ら無信仰を公言してはばからなかった福澤が、晩年になって到達した独自の宗教哲学ともいうべき境地の思想的意義を検証。現代日本人にも通じる、その思想の新たな側面が明らかにされます。
第一章 宗教における西洋と日本との出会い
第二章 福澤諭吉とキリスト教
第三章 フランシス・ウェーランドと福澤諭吉
第四章 ジョン・スチュアート・ミルと福澤諭吉
第五章 福澤諭吉と仏教
第六章 『福翁百話』における実学思想と宗教哲学
作者 | 小泉仰 |
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価格 | 4180円 + 税 |
発売元 | 慶應義塾大学出版会 |
発売日 | 2002年08月02日 |
以上、福沢諭吉について描かれた8つの作品をご紹介いたしました。たとえば彼が築き上げた学問の世界、独特な思想、そしてその胸に秘めた人間らしさまで、様々な角度から彼の魅力を描き出しています。
それぞれの作品は、文化、歴史、人間模様を織り交ぜて、我々に福沢諭吉という存在を染み入るほど理解させてくれます。福沢諭吉と一言で言っても、その評価は人それぞれ。教育者として、文豪として、改革者として……そのどれもが紛れもない彼の一面であることに変わりはありません。それぞれの作品を通して、読者自身の中で福沢諭吉像を再構築することで、きっと新たな発見があるでしょう。
読み進めることで、時代を超えて語り続けられる福沢諭吉の言葉の重みや、その背景にある深い思索に触れることができます。本を開くという行為が、過去へのタイムトリップとなり、まるで彼と対話をするかのように深く理解を深めることができるでしょう。
どの作品も独自の視点から福沢諭吉を描き出しており、一つ一つが素晴らしい作品ばかりです。これらを読むことで、もしかすると福沢諭吉という人物に対する理解が深まるだけでなく、彼が生きた時代背景や当時の社会情勢についても考えるきっかけになるかもしれません。ぜひ、手に取ってみてください。
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