夏目漱石とオカルト・ホラーノワールがテーマのおすすめ書籍を紹介

ロンドン留学時代の夏目漱石を知る本選。オカルト・ホラー好きにおすすめのライトノベルや、ダークサイドを描く現代ノワール小説をご紹介します。読み応え十分で、どの作品も魅了されること間違いなしです。さあ、新たな世界へドラマチックな旅にでませんか?
『倫敦塔・幻影の盾』

イギリス留学中に倫敦塔を訪れた漱石は、一目でその塔に魅せられてしまう。そして、彼の心のうちからは、しだいに二十世紀のロンドンは消え去り、幻のような過去の歴史が描き出されていく。イギリスの歴史を題材に幻想を繰りひろげる「倫敦塔」をはじめ、留学中の紀行文「カーライル博物館」、男女間における神秘的な恋愛の直観を描く「幻影の盾」など七編をおさめる。
作者 | 夏目漱石/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2008年10月25日 |
『ウラミズ』

怪しい健康食品会社に勤める真城は霊が視えてしまう特殊体質。気味の悪い霊の出現と毎日の仕事にウンザリしていた。そんなある日に出会った早音は、なんと霊を水入りのペットボトルに封じる不思議な力を持っていた。その水から強力な霊を発生させる「ウラミズ」を作りだした2人は、新たなビジネスを始めようとするが、思わぬ邪魔者や真城に接近する妖艶な美女・狐寝子が現れ…。第20回日本ホラー小説大賞読者賞受賞作!
作者 | 佐島佑 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 2013年09月 |
『ポップ1280(新装版)』

究極のノワール 復刊!
『このミステリーがすごい!2001年版』(宝島社) 海外編 第1位
『同 2019年版 キング・オブ・キングス』(過去30年のベスト10) 海外編 第5位
「安物雑貨店(ダイムストア)のドストエフスキー」
ーージェフリー・オブライエン(本書所収評論より)
「トンプスンの最高傑作は他とは別格で、
ハメットの『赤い収穫』と比較されるべき
犯罪文学の金字塔。この魂の荒涼が吐きつける
言葉に震撼させられずしてハードボイルドの
なんたるかはとうてい語れまい」
ーー中条省平(フランス文学者)
ポッツヴィル、人口1280。この田舎町の
保安官ニックには、心配事が多すぎる。考
えに考えた結果、自分にはどうすればいい
か皆目見当がつかない、という結論を得た。
口うるさい妻、うすばかのその弟、秘密の
愛人、昔の婚約者、保安官選挙……だが、
目下の問題は、町の売春宿の悪党どもだ。
思いきった手を打って、今の地位を安泰な
ものにしなければならないーー饒舌な語り
と黒い哄笑、突如爆発する暴力! 人間の
底知れぬ闇をえぐり、読者を彼岸へとみち
びく、究極のノワール。巻末にトンプスン
再評価のきっかけとなった歴史的評論を収
録のうえ、新装版で復刊!〈解説・吉野仁〉
Jim Thompson
ジム・トンプスン
1906年生まれ。職業を転々としながら作家活動をつづけ、42年に初長編を出版。49年に犯罪小説に転じ、その後、ペイパーバック・オリジナルを書きとばす。50年代なかば、S・キューブリックの映画製作にかかわる。小説が斜陽となると、TV脚本にも従事。作品がすべて絶版の状態で、77年に死去。死後、ようやく作品の再評価がはじまった。
〈扶桑社ミステリーのジム・トンプスン作品〉
『グリフターズ』
『おれの中の殺し屋』
『ポップ1280』
『失われた男』
『荒涼の町』
『残酷な夜』
『この世界、そして花火』
作者 | ジム・トンプスン/三川基好 |
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価格 | 935円 + 税 |
発売元 | 扶桑社 |
発売日 | 2019年08月02日 |
これまでにおすすめの作品を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。お楽しみいただけましたでしょうか。
その中でも、極めつけはやはり「ロンドン留学時代の夏目漱石を知る本」です。夏目漱石といえば、日本文学の巨匠として知られる作家ですが、彼の留学時代のエピソードはなかなか痛快で、おもしろいものばかりです。彼の苦悩や成長を感じながら、異国の地での青春を体験できるはずです。
また、オカルト・ホラー好きな方には「怖いライトノベルおすすめ10選」がおすすめです。「ウラミズ」や「絶深海のソラリス」など、恐怖とスリルが詰まった作品ばかりです。きっと一晩中夢中になって読みふけれることでしょう。
さらに、暗黒な世界を描いた「現代ノワール小説おすすめ10選」も人気です。たとえば「ポップ1280」や「拾った女」など、人間の闇や欲望をリアルに描き出した作品ばかりです。骨太なストーリーとキャラクターに引き込まれることでしょう。
いかがでしたか。これらの作品はそれぞれ異なる世界を楽しむことができます。ぜひ、興味のある作品から手に取ってみてください。きっと新たな発見があることでしょう。読書の秋にぴったりの作品群です。ぜひお楽しみください。
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