アート界を舞台にした美術ミステリーと千利休に関する歴史小説、はたらく細菌シリーズをおすすめ!

アート界を舞台にした美術ミステリーが今回のテーマ!さまざまな名作が登場する中、興奮を隠せません。千利休に関する歴史小説も楽しめるおすすめ作品もピックアップしました。さらに、はたらく細菌シリーズも魅力的な本です。さあ、一緒にこの魅惑の世界へ浸っていきましょう!
『写楽殺人事件』

謎の絵師といわれた東洲斎写楽は、一体何者だったか。後世の美術史家はこの謎に没頭する。大学助手の津田も、ふとしたことからヒントを得て写楽の実体に肉迫する。そして或る結論にたどりつくのだが、現実の世界では彼の周辺に連続殺人が起きていてー。浮世絵への見識を豊富に盛りこんだ、第29回江戸川乱歩賞受賞の本格推理作。
作者 | 高橋 克彦 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1986年07月 |
『ダ・ヴィンチ・コード(上)』

ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描〈ウィトルウィウス的人体図〉を模した形で横たわっていた。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く……。
作者 | ダン・ブラウン/越前 敏弥/片岡 忠彦 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2006年03月10日 |
『利休にたずねよ』

わしが額ずくのは、美しいものだけだ──
最後まで己の美学を貫き、天下人・秀吉に切腹を命ぜられた千利休。
その心の中にいつも棲んでいたのは、十九のときに、殺した女だった……。
利休に艶やかな感性を与えた、秘めた恋と人生の謎に迫る 山本文学の金字塔。
圧倒的な筆力をもって描かれた第140回直木賞受賞作。
2013年には市川海老蔵主演で映画化され、モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞受賞。
本文より─
なぜだ。なぜ、あんなふうにいともあっさり、美しいものを見つけ出すことができるのか。 ─秀吉
──聡すぎはしまいか。聡い男は重宝されても、聡すぎる男は、嫌われる。─家康
あなた、ほんとうにわたしでよいのでしょうか。─宗恩
2014年に惜しくも逝去された著者と浅田次郎氏との直木賞受賞記念対談も収録。
刊行にあたり浅田氏からは「対談によせて」というお言葉もいただいてます。
死を賜る ──利休
おごりをきわめ ──秀吉
知るも知らぬも ──細川忠興
大徳寺破却 ──古渓宗陳
ひょうげもの也 ──古田織部
木守 ──家康
狂言の袴 ──石田三成
鳥籠の水入れ ──ヴァリニャーノ
うたかた ──利休
ことしかぎりの ──宗恩
こうらいの関白 ──利休
野菊 ──秀吉
西ヲ東ト ──山上宗二
三毒の焔 ──古渓宗陳
北野大茶会 ──利休
ふすべ茶の湯 ──秀吉
黄金の茶室 ──利休
白い手 ──あめや長次郎
待つ ──千宗易
名物狩り ──織田信長
もうひとりの女 ──たえ
紹鷗の招き ──武野紹鷗
恋 ──千与四郎
夢のあとさき ──宗恩
特別収録 対談 浅田次郎×山本兼一
作者 | 山本 兼一 |
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価格 | 1001円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年08月03日 |
『天下人の茶』

絢爛豪華たる安土桃山文化の主座をしめていた茶の湯。その文化を創出した男・千利休と現世の支配者となった豊臣秀吉との相克は、利休が秀吉に切腹を命じられたことによって終わりを告げた。果たしてこの争いの裏には何が隠されていたのかーー。
6章からなる物語の大半は、利休の高弟だった、牧村兵部、瀬田掃部、古田織部、細川三斎(忠興)らが、視点人物として置かれている。
大陸への進出に失敗し、自らの功績を能の謡曲にして、それを演じることにのめり込んでいく秀吉の姿にはじまり、弟子たち個々の人生と利休とのかかわりを描くことで、徐々に利休の死の真相に迫っていく。
著者は、秀吉を「野心と自己顕示欲が極めて旺盛な人物。そのやろうとしたことは信長の模倣にすぎない」と分析する。一方、黄金の茶室を自ら作った芸術センスを「秀吉は独自の侘びを発見した」と評す。そこから利休との対立が発生し、さらに関係が悪化していく過程にも、新たな解釈で斬り込んでいく。
第155回直木賞候補作。
解説は永青文庫副館長の橋本麻里氏。
作者 | 伊東 潤 |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年12月04日 |
『はたらく細菌(1)』

2018年7月TVアニメ化『はたらく細胞』初の公式スピンオフ!主人公は、誰しもの体内にいる“細菌”!おなら、便秘、サラサラヘアー、虫歯…。そのすべてに、良い菌&悪い菌&空気よむ菌…あなたの体内でがんばっている細菌たちの、健気で真面目な“はたらき”があった!美容と健康に役立つ知識ももりだくさん!話題騒然の“細菌”擬人化漫画!
作者 | 吉田 はるゆき/清水 茜 |
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価格 | 759円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2018年02月09日 |
アート界を舞台にした美術ミステリーから歴史小説、はたらく細菌まで、さまざまなジャンルの作品を紹介してきました。これらの作品は、読む人を魅了し、没頭させてくれること間違いなしです。美しい画家や謎めいた事件、千利休などの歴史的人物、さらには細菌の秘密まで、興味深い情報が盛りだくさんです。どの作品も、登場人物たちの人間模様やストーリー展開が緻密でありながらも、読みやすく分かりやすい文章で描かれています。もし、アートに興味があったり、歴史に興味があったり、人体に興味があったりする方には特におすすめです。ぜひ、一度手に取ってみてください。きっと、その面白さに大満足することでしょう。最後に、これらの作品を通して新たな発見や感動を与えてくれることを願っています。
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