池田勇人本や農業漫画、都電に乗りたくなるおすすめ書籍

今回は、池田勇人や農家の生活、都電に関するおすすめの本を厳選しました。ぜひご覧ください!
『所得倍増の男 池田勇人総理と妻・満枝の物語』

「私はウソを申しません」「経済のことは池田にお任せください」……わかりやすいフレーズで聴衆の心を掴み、
「聞く耳のある鬼」の異名を持つほど人の話に傾聴した池田総理。
今まで池田総理に関する数多の評伝や研究の書が出版されたが、本書は、〈日本初のファーストレディ〉と呼ばれた満枝夫人の目線で描き、その夫婦像にも焦点を当てた新しい切り口の長編ヒューマンドラマ。
長期の闘病と先妻の死で、地獄をさまよった池田勇人は、その後も、戦争、占領政策、日本の独立、安保闘争など時代の動乱にまみれていく。1960年に首相となり、それまで温めてきた「所得倍増計画」をぶち上げ、日本は急速に高度成長へーー吉田茂、J・F・ケネディとの親交。のちに総理となる大平、宮澤ら若き秘書官たちとの青春。そして泣いて笑って二人三脚、満枝夫人とともに駆け抜けた、情熱と成長の物語。宏池会の源流もたどれる渾身の一冊。
作者 | 松平節 |
---|---|
価格 | 2310円 + 税 |
発売元 | 朝日出版社 |
発売日 | 2022年03月10日 |
『漫画編集者が会社を辞めて田舎暮らしをしたら異世界だった件(1)』

日本社会は、もっと変わる。徹底的に変わるーー。
これは、世間に先駆けて新日常(ニューノーマル)という大海に漕ぎだした一人の勇者の物語!!
選択肢は「都会」or「田舎」だけ?
新日常の最適解を探せ!
密、激務、理不尽……。
平凡な漫画編集者・佐熊陽平(通称・クマ)はいつしか、会社員として都会であくせく働くことに疑問を抱くようになる。
田舎暮らしに憧れはある。でも地方に移住したとして、どうやって生きていく?
都会育ちで、地方経験ゼロ。貯金も、手に職も、コミュ力も、体力もDIY技術も、ガチ農業に挑む熱い理想も根性も無い。そのうえ新婚。
でも自分で作った新米を食べてみたい! 密とは無縁な空間で美味い酒を飲みたい! それは果たして世迷い言なのか?
ーーこれは、無い無い尽くしの主人公が、田舎という名の異世界で、自らの理想郷を築くまでの物語である。
作者 | クマガエ/宮澤 ひしを |
---|---|
価格 | 715円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2021年04月23日 |
『都電荒川線 沿線ぶらり旅』

都電荒川線は、もともと明治42年に王子電気軌道が現在の飛鳥山〜大塚間で開業した路線が順次、三ノ輪橋〜早稲田間に延伸開業し、それを東京市(現在の東京都)が買収したものです。当時は三ノ輪橋〜赤羽の27系統と、荒川車庫前〜早稲田の32系統の2つの路線が存在していました。1960年代後半には都電の各路線が次々と廃止されましたが、この2つの系統は路線の大半が専用軌道のため交通渋滞の原因となりにくいことから、廃止されることなく「都電荒川線」と改称されて現在まで走り続けています。沿線各地に広がる下町の風情や寺社仏閣、東京近代化の産業遺産など見どころは尽きることがありません。本書片手にぜひお出かけください。
作者 | 山下ルミコ |
---|---|
価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | フォト・パブリッシング |
発売日 | 2021年08月04日 |
『今昔写真と路線分析 都電荒川線の全記録』

都電でたった一つ残っている「荒川線」が開業110年を迎えました。荒川線は1911年8月に「王子電気軌道」という私鉄が飛鳥山〜大塚(現在の大塚駅前)間で産声を上げたのが最初です。その後しだいに路線を伸ばし、三ノ輪(現・三ノ輪橋)〜王子(現・王子駅前)〜早稲田間と王子〜赤羽間で全通します。その後、戦時になる国策の一環で「東京市電」に移行され、1943年の都政施行とともに「東京都電」になりました。戦後になると乗客数もピークを迎えて繁栄の時代を築きますが、自動車の増加によって都電は「交通渋滞の元凶」とされて廃止への道を辿ります。ところが現在の荒川線区間だけは大半が専用軌道であることや、代替の交通機関が少ないことから存続されることになります。本書は王子電気軌道として誕生してから110年間の史話・逸話、写真や古地図を満載して出版したものです。
作者 | 中村建治/森川尚一 |
---|---|
価格 | 2970円 + 税 |
発売元 | フォト・パブリッシング |
発売日 | 2021年12月20日 |
今回ご紹介した書籍が、皆さまの興味や関心をさらに広げるきっかけになれば嬉しいです。歴史に触れたり、農家の生活を身近に感じたり、都電の魅力を再発見したりと、多彩なテーマが揃っています。ぜひお気に入りの一冊を見つけて、楽しい読書の時間をお過ごしください。新しい発見があなたを待っています!
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。