哲学から地理、着物漫画まで!厳選おすすめ本17選

今回は、哲学から地理、コミックまで幅広いジャンルのおすすめ書籍をご紹介します。ぜひお楽しみください!
『ジャック・デリダ : その哲学と人生、出来事、ひょっとすると』

作者 | Salmon,Peter,1955- 伊藤,潤一郎,1989- 松田,智裕,1986- ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日販アイ・ピー・エス |
発売日 | 2024年02月 |
『デリダ』

哲学が文学と引き離せないことに気づいたデリダは,哲学と文学の交差を問う,「エクリチュール(書くこと)論」から出発し,言葉がいかにして「知覚された世界」を超えた深みを与えるかを問い続けた。自明性を与えて考えることをやめさせるような概念装置を切り裂きながら,「脱構築」をはじめとする新しい思考スタイルを次々と生み出していった。パリの異邦人,哲学の異邦人デリダは,やがてそのような「異邦性」の経験こそが,普遍化可能性を求めるカントとは異なった新しい倫理の源泉であると考えるようになる。
目次(内容と構成)
はじめに
1 思想の生成
一 哲学前夜
(一) アルジェリアのデリダ
(二) フランスに渡ったデリダ
二 フッサール現象学の通過
(一) 『フッサールの哲学における発生の問題』(一九五四)
(二) 「≪発生と構造≫と現象学」(一九五九)
(三) 『幾何学の起源』序文(一九六二)
(四) 『声と現象 --フッサール現象学における記号の問題への序論』(一九六七)
三 文学との交差
(一) critique(危機・批判)を書き込む文字
(二) 『エクリチュールと差異』(一九六七)
(三) 『グラマトロジー』(一九六七)
(四) 構造主義のページをめくるアメリカ
四 デリダの哲学
(一) デリダの「言いたい」こと
(二) 差延:defferance
(三) 脱構築:deconstruction
(四) 散種:dissemination
2 思想の広がり
一 哲学の終焉?
(一) ハイデガーの「終焉」の迎え方
(二) 固有なものの非固有化
(三) デリダの「終焉」の迎え方
二 テレコミュニカシオンと伝達
(一) 解約学者ガダマーとの起こらなかった「論争」
(二) ベンヤミンとアドルノへの接近
(三) 散種的テレコミュニカシオン
三 哲学と教育
(一) 教育制度における哲学の脱構築
(二) 哲学は誰とともに?
四 「来たるべき掟」のエクリチュール
(一) カフカにおける掟の普遍性と文学
(二) 日付を記憶するツェラーンの詩
(三) ハイデガーが求めるただ一つの性(Geschlecht)
(四) 今日の民主主義と亡霊
おわりに
デリダ年譜
参考文献
さくいん
作者 | 上利 博規 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 清水書院 |
発売日 | 2014年09月01日 |
『世界がわかる地理学入門――気候・地形・動植物と人間生活』

作者 | 水野一晴/著 |
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価格 | 950円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2018年03月05日 |
『はじめて地理学』

「地理学」っていったい何をする学問なんだろう?そんな疑問を抱いた方にこそ読んでいただきたい地理学の入門書です。本書では具体的な事例を紹介しながら、地理学の考え方や魅力をお伝えします。身近な場所や旅先で目にする風景や物事の疑問が、地理学の知見によって解き明かされる面白さを体験していただくことができるでしょう。また自然地理学の基礎知識をおおよそ網羅しているので、イチから学びたい方にも最適です。本書を一冊読み終えれば、いつもの風景が違って見えるようになるかもしれません。
第1章 地理学への正体
1 山田太郎さんの1日
2 地理学から見る世界
3 地理学のたどってきた道
コラム1 地理学・地図に関するQ&A
第2章 旅先の景色を読み解く
1 なぜ、日本人は米を食べているの?
2 沖縄は大阪より涼しいって本当?
コラム2 気候に関するQ&A
3 なぜ、地球の表面はでこぼこなのか?
4 地震が地形をつくるとはどういうことか?
5 なぜ、川の下をくぐる鉄道があるのか?
コラム3 地形に関するQ&A
6なぜ、場所によって森の種類は異なるのか?
7 なぜ、日本には固有の動植物が多いのか? コラム4 生物の地理学に関するQ&A
第3章 地理学から今を見る
1 なぜ、地球温暖化は問題なのか?
2 なぜ、地図は伊勢湾台風の被害を知っていたのか?
3 なぜ、照葉樹林帯に照葉樹がないのか?
コラム5 現代社会と地理学に関するQ&A
作者 | 富田 啓介 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | ベレ出版 |
発売日 | 2017年11月16日 |
『自然のしくみがわかる地理学入門』

高層ビルは新宿に密集する、北海道と本州は生息する動物が異なる、高尾山の植物種数はフィンランドより多い……身近に潜むこれらの謎を解くキーワード、それは「氷河」! 50カ国以上を調査で飛び回ってきた著者が、山を滑り落ち、砂漠を歩き抜き、森をさまよったからこそ見えてきた地球の不思議の数々。身の回りの疑問を出発点に自然のダイナミズムに触れる、あなたも街に、山に、川に、世界に出たくなる、地理学からの招待状。
はじめに
1 地形
1-1 平野の地形
なぜ新宿に高層ビルが集まっているのか?
なぜ大阪駅は階段やスロープが多いのか?
地震に強い家を建てるにはどこがよいのか?
1-2 山の地形
山はどのようにしてできたのか?
日本には氷河はないが氷河地形があるのはなぜか?
なぜ高い山の稜線部には地面に幾何学的模様が見られるのか?
1-3 断層と火山と地震
琵琶湖はなぜ細長くて日本で一番大きいのか?
アフリカ大陸は1億年後には二つに割れる?
ヨーロッパ人が日本の温泉を好きなわけ
富士山は世界でただ一つの特異な場所にある
なぜ日本の大地溝帯「フォッサマグナ」に火山や温泉が集中しているのか? ほか
1-4 海の地形
ハワイ諸島はなぜ西北西に一列に並んでいるのか?
サンゴ礁の海はなぜエメラルドグリーンなのか?
リアス海岸とフィヨルドはどのようにできたのか?
氷河の重みでへこんでできた湾
1-5 世界の地質・地形と鉱産資源
山脈の高さの違いは何によるのか?
石油はなぜ新期造山帯で採れるのか?
石炭はなぜ古期造山帯で採れるのか?
ボーキサイトが採れる場所はなぜ土が赤いのか?
銅はなぜ環太平洋造山帯でたくさん採れるのか?
鉄鉱石はなぜ安定陸塊で採れるのか?
残丘、メサ、ビュートができるわけ
2 気候
2-1 気候
なぜジェット機は高度1万mまで揺れるのか?
梅雨の時期が年によりずれるのはなぜか?
ヨーロッパは日本より高緯度でも冬に暖かいのはなぜか?
雨季と乾季のあるサバナ気候はなぜできる?
東南アジアではもっとも暑いのが7〜8月ではなく4〜5月なのはなぜか? ほか
2-2 気候変動
北海道と本州はなぜ生息する動物が違うのか?
なぜサハラ砂漠にゾウやカバ、キリンの古代壁画があるのか?
なぜ14〜17世紀にヨーロッパでペストが流行したのか?
氷河から900〜1000年前のヒョウの遺骸を発見!
3 植生と土壌
3-1 世界の植生と土壌
シーボルトがオランダ人になりすまして日本で見たかった木は?
なぜ熱帯雨林は樹高が50mにも達するのか?
サバンナの土が赤いのはなぜか?
なぜステップは土が黒くて、小麦などの穀倉地帯になるのか?
なぜ砂漠に原生のスイカが生えるのか? 「カラハリ砂漠」は砂漠? ほか
3-2 山の植生
「お花畑」はなぜ突然あらわれるのか?
温暖化で植物が山を登っている?
あとがき
文庫版あとがき
参考文献
作者 | 水野 一晴 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年06月15日 |
今回ご紹介した書籍が、皆さまの日々の学びや楽しみに少しでもお役に立てれば嬉しいです。それぞれのテーマに深く迫った内容ばかりなので、新しい発見や感動をきっと感じていただけると思います。ぜひお気に入りの一冊を見つけて、充実した読書の時間をお楽しみください。読書が皆さまの生活に彩りを添える素敵な時間となりますように。
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