地理学の入門に おすすめ本 6選

地理学について学びたいあなたへ、おすすめの6冊をご紹介します。最初にピックアップしたのは、地理の基本がわかる1冊。図やイラストが多く、非常に見やすいですよ。2冊目は、地理学者の視点で読む世界史。歴史と地理が絡み合う面白さを感じられるでしょう。3冊目は、一般的な地理情報だけでなく、気候変動について考えるきっかけを提供してくれます。4冊目は、地理のトリビアが満載。ちょっとした会話のネタにも使えますよ。5冊目と6冊目は、ともに具体的な地域研究を通じて地理学を学べる本。世界各地の風土や文化を知ることで、地理の幅が広がること間違いなしです。
『世界がわかる地理学入門ーー気候・地形・動植物と人間生活 気候・地形・動植物と人間生活』

世界には、さまざまな場所があり、多様な人々が暮らしている。そして、そんな各地の人間の暮らしは気候、地形、植生など色々なものの影響を受けている。ふだんは気づかなくとも、私たちの生活は自然と密接に結びついているのだ。「世界一美しい」ナミブ砂漠はなぜ赤いのか?ヨーロッパでオープンカフェが好まれるのはなぜなのか?本書では、気候区分ごとに世界各地の自然環境と人々の暮らしを解説。五〇か国以上を訪問した著者による楽しいエピソードや写真も満載で、世界を知る楽しさが沸き起こる一冊。
作者 | 水野 一晴 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2018年03月05日 |
『はじめて地理学』

「地理学」っていったい何をする学問なんだろう?そんな疑問を抱いた方にこそ読んでいただきたい地理学の入門書です。本書では具体的な事例を紹介しながら、地理学の考え方や魅力をお伝えします。身近な場所や旅先で目にする風景や物事の疑問が、地理学の知見によって解き明かされる面白さを体験していただくことができるでしょう。また自然地理学の基礎知識をおおよそ網羅しているので、イチから学びたい方にも最適です。本書を一冊読み終えれば、いつもの風景が違って見えるようになるかもしれません。
作者 | 富田啓介/著 |
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価格 | 1700円 + 税 |
発売元 | ベレ出版 |
発売日 | 2017年11月16日 |
『自然のしくみがわかる地理学入門』

作者 | 水野,一晴,1958- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年06月 |
『あれもこれも地理学』

「遠距離恋愛はなぜ生まれるのか?」―それが本書の地理学と何の関係があるのか。そう思われた方がいらっしゃるかもしれません。じつは関係があります。地理学は空間の科学です。「場所」や「地域」をキーワードにあらゆることを分析します。自然環境はもちろん、人が作り上げた文化や社会にまつわる出来事や現象についても「どこで起こっているか」「なぜそこで起こっているか」を明らかにしていきます。冒頭の「遠距離恋愛」も場所と人の空間の移動が関わってくるので、当然、地理学的な見地から分析することができるのです(詳しくは本文で)。本書は、他にも「近郊の街はなぜ若い人が多い?」「ビール工場はなぜ街の中にある?」など、社会や文化、経済に関わる、いわゆる「人文地理学」の基本的な考え方や知識を紹介し、具体的で身近な事例を通してわかりやすく解説しました。
目次
第1章 暮らしの中の地理学
1 遠距離恋愛はなぜ生まれる?(空間の隔たりの地理学)
2 味噌汁を飲むと温暖化が進む?(貿易の地理学)
3 近郊の街はなぜ若い人が多い?(人の数と移動の地理学)
4 多国語アナウンスが意味するものとは?(ダイバーシティの地理学)
5 ビール工場はなぜ街の中にある?(ものづくりの地理学)
6 都心部で工事が行われているのはなぜ?(人の住む場所の地理学)
7 人生いろいろ住む場所あちこち(行動の地理学)
第2章 社会の課題に取り組む地理学
1 充実した余暇を過ごす(観光の地理学)
2 地域に活力を取り戻す(地域おこしの地理学)
3 人と環境の関わりを問う(地理学と環境)
作者 | 富田啓介/著 |
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価格 | 1700円 + 税 |
発売元 | ベレ出版 |
発売日 | 2020年02月13日 |
『人間の営みがわかる地理学入門』

作者 | 水野,一晴,1958- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年06月 |
『地理学入門〈改訂版〉』

作者 | 浮田 典良 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 原書房 |
発売日 | 2010年02月05日 |
以上、地理学の魅力が詰まった入門書を6冊、ご紹介させていただきました。各作品は、地理の基礎から専門的な内容まで、幅広くカバーしており、読むことで新たな視点や知識を得ることができます。かつて地理というと地図を見るだけ、地名を覚えるだけというイメージが強かったかもしれません。しかし、今紹介させていただいた本たちは、地図だけでなく、文化や歴史、科学、経済といった多角的な視点から地理を捉えることの面白さを教えてくれます。
そして、この6冊は単に知識を増やすだけでなく、地理という視点から世界を見る新たな発見や驚きをもたらしてくれることでしょう。日常生活のなかでも、ニュースを見るとき、旅行に行くとき、映画を見るとき、食事をするとき、何気ない日常が地理的背景によってどのように形成されているのかを理解することで、より豊かで楽しい生活を送ることが可能となります。
そして最後に、教科書としての面白さだけでなく、これらの本はそれぞれが持っているストーリー性や視覚的な表現力によって、地理学という難しそうなテーマを楽しく、そして深く理解することができる「エンターテイメント」でもあることを忘れないでください。これから地理にどっぷりとハマること間違いなしの、各作品をぜひ手にとってみてください。新たな発見と驚きの連続が、あなたを待っています。
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