旅することをテーマにしたエッセイと小説をご紹介

旅行好きな人におすすめのエッセイ7選を紹介します!「女おとな旅ノート」や「人生はどこでもドア」といった素敵な作品が登場しますよ。また、ウクライナが舞台の小説3選もお届けします。さあ、本を通じて旅行気分を満喫しましょう!
『人生はどこでもドア リヨンの14日間』

「魂の退社」「寂しい生活」に続く書き下ろし。
今回の内容は、あえてなんの準備もせずに、もちろんフランス語なんてできない状態で、フランスのリヨンに行って14日間滞在したという旅行記。
旅の目的は、「現地でしっかりした、日本と変わらぬ生活をすること」。それはすなわち「周りの人としっかりコミュニケーションをとってつながること」。
日本語が通じない異国の地だと、その人の「在り方」というのがむき出しになり、より本質的な人との関わり方の姿勢が問われることになる。稲垣氏は、その試行錯誤の中で「人とつながることの幸せの形」を見出している。
その様子が、稲垣氏独自の軽快な文章で表現されていて、笑わせてくれたり、ホロっとさせてくれたり……と、とどんどん引き込まれていくうちに、最後は感動させてくれるものとなっている。
また、エアビー(民泊サイト)の利用法を始め、ホストとのつきあい方や、フランスのネット事情、マルシェ(市場)の様子、買い物の仕方、カフェの様子など、海外の民泊を利用しようとする人や、フランス旅行をする人に参考になる情報も満載となっている。
来ちゃった、リヨン
リヨンの14日間
1日目(金曜日)ようやくニコラに会う
2日目(土曜日)「生活」をスタートする
コラムーー異国で自炊
3日目(日曜日)早くも疎外感
4日目(月曜日)小さな出来事
5日目(火曜日)山が動いた!?
6日目(水曜日)マルシェ買い物必勝法
7日目(木曜日)ワイン屋でワインを買う
8日目(金曜日)ミラクルデー
9日目(土曜日)異国でおしゃれ
10日目(日曜日)パン屋の出来事
コラムーーフランス人から笑顔をゲットする方法
11日目(月曜日)リヨン=江戸?
12日目(火曜日)階下の住人
コラムーーフランス式マルシェ必勝法(中級編)
13日目(水曜日)まさかの予約ミス
14日目(木曜日)やり残したこと
旅立ちの朝
コラムーーニコラからの通信簿
作者 | 稲垣 えみ子 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 東洋経済新報社 |
発売日 | 2018年10月26日 |
『シェーラ姫の冒険 = The adventures of Princess Scheherazade 上』

作者 | 村山,早紀,1963- 佐竹,美保,1957- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 童心社 |
発売日 | 2019年03月 |
『シェーラ姫の冒険(下)』

仲間と力を合わせてさまざまな苦難を乗り越えていく、シェーラ姫とファリード、ハイル。七つの宝石が揃い、魔法の杖を手に入れるのだが、さらに大きな試練が襲いかかる……。生きること、愛すること。仲間を信じること。初版刊行から20年、多くの読者に支えられた村山早紀の原点が装いも新たに待望の復刊!子どもの頃に読んだ大人たちと、新しくこの物語に出会う子どもたちへ。世代を超えて読み継がれる胸躍る名作。
作者 | 村山 早紀/佐竹 美保 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 童心社 |
発売日 | 2019年03月19日 |
『愛蔵版 新シェーラ姫の冒険(上)』

かつて多くの子どもたちを魅了した冒険ファンタジーの続編。全面加筆した完全版。
シェーラザード王国に生まれた双子のお姫さま、青い瞳のサファイア姫と赤い瞳のルビー姫。二人が十二歳になった時、遠い過去から送られた異世界の魔物たちの群れが再びこの砂漠の世界に襲いかかります。父王ファリードと女王シェーラザードは、かつての仲間と共に魔物の群れと戦い、二人は魔神ラーニャの力で自らを石に変えて異世界からの扉をかろうじて閉ざしたのです。父と母を、世界を救うため双子のお姫さまは旅立ちます。
はるかな過去から今へとつながる人々の思いをたどる心の旅です。
作者 | 村山早紀/佐竹 美保 |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | 童心社 |
発売日 | 2021年03月15日 |
『ペンギンの憂鬱』

恋人に去られた孤独なヴィクトルは、憂鬱症のペンギンと暮らす売れない小説家。生活のために新聞の死亡記事を書く仕事を始めたが、そのうちまだ生きている大物政治家や財界人や軍人たちの「追悼記事」をあらかじめ書いておく仕事を頼まれ、やがてその大物たちが次々に死んでいく。舞台はソ連崩壊後の新生国家ウクライナの首都キエフ。ヴィクトルの身辺にも不穏な影がちらつく。そしてペンギンの運命は…。欧米各国で翻訳され絶大な賞賛と人気を得た、不条理で物語にみちた長編小説。
作者 | アンドレイ・クルコフ |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2004年09月30日 |
本日は、旅行気分を味わいたい方に向けて、おすすめのエッセイをご紹介しました。さまざまな魅力的な作品がありますが、それぞれに個性的な視点や魅力が詰まっています。
「女おとな旅ノート」は、女性ならではの視点で旅先の魅力を綴った作品です。作者の旅行経験やエピソードが綴られており、読んでいるだけで気分が盛り上がること間違いなしです。
一方、「人生はどこでもドア」は、旅行という言葉を超えた新たな視点で人生を考えさせられる作品です。作者が旅先で感じたことや出会った人々との交流が綴られており、読む者も旅に出るような気持ちにさせられることでしょう。
また、ウクライナを舞台にした小説も3作品ご紹介しました。それぞれ異なるストーリーが展開されており、ウクライナの魅力や歴史、文化に触れることができます。
旅行好きの方や新たな体験を求める方にぜひおすすめしたい一冊です。読むことで、目の前の現実を忘れて旅に出る気分を味わうことができることでしょう。ぜひ、時間を忘れてこれらの作品に没頭してみてください。素晴らしい冒険が待っていますよ。
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