旅行気分を味わおう!おすすめエッセイ7選!!「女おとな旅ノート」「人生はどこでもドア」など
旅行をしたくても、いろんな事情で難しいときってありますよね。
そんな時は、気軽に楽しく旅行気分を味わえる旅エッセイを読んでみるのはいかがですか?
エッセイならではの軽やかな文体で、読み手をあっという間に違う世界へと連れ出してくれますよ。
どんなエッセイを読めばいいのかは、この記事を参考にしてみてくださいね。
『女おとな旅ノート』
アパルトマンで自炊して、夜はのんびりフェイスパック。相棒には気心知れた女友だちを選び、財布は共有…。人気イラストレーターが結婚後も家族を置いて続ける旅のノウハウを紹介。ポルトガルの古城で一泊してお姫様気分に浸ったり、北欧で雑貨に夢中になったり、ラオスの古都で料理を習ったり。女おとな旅ならではのトキメキが詰まった一冊。
作者 | 堀川 波 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2014年02月03日 |
『人生はどこでもドア リヨンの14日間』
「魂の退社」「寂しい生活」に続く書き下ろし。
今回の内容は、あえてなんの準備もせずに、もちろんフランス語なんてできない状態で、フランスのリヨンに行って14日間滞在したという旅行記。
旅の目的は、「現地でしっかりした、日本と変わらぬ生活をすること」。それはすなわち「周りの人としっかりコミュニケーションをとってつながること」。
日本語が通じない異国の地だと、その人の「在り方」というのがむき出しになり、より本質的な人との関わり方の姿勢が問われることになる。稲垣氏は、その試行錯誤の中で「人とつながることの幸せの形」を見出している。
その様子が、稲垣氏独自の軽快な文章で表現されていて、笑わせてくれたり、ホロっとさせてくれたり……と、とどんどん引き込まれていくうちに、最後は感動させてくれるものとなっている。
また、エアビー(民泊サイト)の利用法を始め、ホストとのつきあい方や、フランスのネット事情、マルシェ(市場)の様子、買い物の仕方、カフェの様子など、海外の民泊を利用しようとする人や、フランス旅行をする人に参考になる情報も満載となっている。
来ちゃった、リヨン
リヨンの14日間
1日目(金曜日)ようやくニコラに会う
2日目(土曜日)「生活」をスタートする
コラムーー異国で自炊
3日目(日曜日)早くも疎外感
4日目(月曜日)小さな出来事
5日目(火曜日)山が動いた!?
6日目(水曜日)マルシェ買い物必勝法
7日目(木曜日)ワイン屋でワインを買う
8日目(金曜日)ミラクルデー
9日目(土曜日)異国でおしゃれ
10日目(日曜日)パン屋の出来事
コラムーーフランス人から笑顔をゲットする方法
11日目(月曜日)リヨン=江戸?
12日目(火曜日)階下の住人
コラムーーフランス式マルシェ必勝法(中級編)
13日目(水曜日)まさかの予約ミス
14日目(木曜日)やり残したこと
旅立ちの朝
コラムーーニコラからの通信簿
作者 | 稲垣 えみ子 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 東洋経済新報社 |
発売日 | 2018年10月26日 |
『そこらじゅうにて : 日本どこでも紀行』
作者 | 宮田,珠己,1964- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2017年06月 |
『駅長さん!これ以上先には行けないんすか』
線路はつづかないよ、どこまでも。目的なんか無いけれど、とりあえず「いきどまり駅」に行くだけ行ってみた。-新ジャンル・鉄道“奇行”エッセイ、ここに誕生。
作者 | 北尾トロ |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2011年03月 |
『旅ドロップ』
小さな物語のような37篇の旅エッセー集
「旅にでるとき、私はいつも、ちっぽけな子供に戻ってしまう気がする」
《私とその友人は、十三歳のときに女子校で出会った。どちらも本が好きで外国に憧れていて、ドラマティックなことが好きでおいしいものが好きで、すぐに意気投合した。トーマス・クックの時刻表は、私たちの宝物だった。ひろげて部屋の壁に貼り、「壁のその部分だけ外国みたいだ」と思っていた。》
《考えてみれば贅沢で無謀な旅だった。帰る日も決めず(お金の続く限りいようと思っていた)、泊る場所も決めず(いきあたりばったりの旅こそ、私たちの憧れだった)、言葉もできず、でもともかく可能な限りいろいろな乗り物に乗り、可能な限り遠まわりをして、アフリカ大陸に行こうとしていた。……アフリカ行きは、私と彼女のはじめての旅だった。二十一歳だった。》--「トーマス・クックとドモドッソラ」より
このエッセー集は、2016年から2019年にかけてJR九州の車内誌「Please プリーズ」に36回連載されたエッセーに、同じ〈旅〉をテーマにして書かれた長めのエッセー「トーマス・クックとドモドッソラ」、さらに詩を三篇(夜の新幹線はさびしい/軽く/ウィンダ)収録したもの。エッセーの名手による小さな宝物のような一冊。
作者 | 江國 香織 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2019年07月01日 |
『旅に出たナツメヤシ』
世界中でごはんをつくって食べて暮らしてきた。世界の料理が一堂に会する、珠玉の食エッセイ。
作者 | 長坂 道子 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年04月27日 |
『おいしい料理は、すべて旅から教わった』
荻野恭子さんは、興味のある料理を見つけると、ネットなどの情報に頼らず、料理は「現地まで食べに行き、教わる」派。
64歳になった最近も、魚醤の原産地作業場を見るために、カンボジアに一人旅してきたばかり。今まで訪れた国は60カ国に上ります。
しかも季節を変えて同じ場所を何回も訪れ、その季節の旬のものを食べ、現地の主婦に、家庭料理を教わるそう。
そうして教わった料理を、みんなに作りやすいレシピを再構築し、現地での体験とともに伝えてくれる料理教室は、大人気。
現在も、予約のとれない料理教室として有名で、料理編集者や料理家もこぞって通っているのです。
こうして荻野さんが食をめぐる旅を続け、気がついたのは「料理がその場所で根付いているのには、必ず理由がある」ということ。
たとえば世界中に餃子、または餃子のような料理があって、それは大陸のために近隣の国に伝わり、それがまた伝わり……というようなことです。
このような食文化を知るため、荻野さんはいまも旅を続けているのです。
本書では、荻野さんが世界中を旅して探究した食文化の解説や、現地のお母さんから学んだ暮らしの知恵を生き生きとした文章でつづっています。
また、日本の材料で作れる世界の料理レシピも多数掲載。読むだけで世界中を旅している気分になれる、食文化エッセイです。
荻野さんを尊敬してやまない人気料理研究家のコウケンテツさんとの旅対談、荻野さんの料理教室にも通うツレヅレハナコさんへの料理教室も掲載しています。
<この本の特徴>
○食の知識ゼロでも読めるよう、わかりやすい言葉で世界の料理について解説しています
○日本にいながらにして作れる世界の料理レシピを掲載しています
○写真も多数掲載しているので、現地の様子が楽しめます
1章 ロシアのバーブシカに学ぶ
2章 何もない暮らしから学ぶ
3章 トルコ、スルタンの味を求めて
4章 三大穀物をめぐる旅
5章 世界中で食べ歩き
コラム
コウケンテツさんをロシア料理でおもてなし
ツレヅレハナコさんへの世界の料理教室
世界のお土産
作者 | 荻野 恭子 |
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価格 | 1595円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2018年10月05日 |
旅行というと、手軽に遠くへ行けるツアー旅行や格安航空券で短期間の旅を楽しむイメージがありますが、実際に旅に出ると、その地域の文化や歴史、人々の生活に触れることができ、自分自身の心や感性も広がっていくものです。そんな旅の魅力を形にしたエッセイを、今回厳選してご紹介しました。
読者の皆さまには、この記事を読んで旅をしたくなったら、自分で行ける場所から、出かけてみてはいかがでしょうか。旅行の楽しさや意義を紹介するエッセイを読むことで、お家で眺めるだけの旅行気分を味わったあと、今度は本物の旅行へと思い切って行動に移せるかもしれません。旅行は出発前から、旅先での体験、そして帰宅後に至るまで、多くの素敵な思い出と変化を与えてくれます。皆さんも、ぜひ自分自身の旅の物語を作ってみてはいかがでしょうか。
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