江戸時代の奇人変人やお仕事、異形の化物!おすすめの歴史小説、お仕事小説、パニックホラーを紹介

江戸時代の奇人変人!話題の歴史小説10選をご紹介します。商う狼やあきない世傳など、魅力あふれる作品をセレクト!時代小説ファン必見です!!
『風狂の空 平賀源内が愛した天才絵師』

角館の佐竹北家に仕える小田野直武(武助)は、安永二(一七七三)年七月、本草学者にして山師・平賀源内に画才を認められる。その時見せられた阿蘭陀絵の西洋画法に衝撃を受けた武助は、源内の誘いで江戸での蘭画修業を開始。浮世絵師・吉次郎(鈴木春重)らから刺激を受けながら画道に専念、やがて杉田玄白らが翻訳を目指す『解体新書』の附図描きの仕事を得る。それを機に、老中・田沼意次の知遇を得るようになっていくが…。後代の浮世絵にも多大な影響を与えた秋田蘭画の中心的絵師にして、平賀源内に愛された小田野直武。夭逝を遂げた謎の絵師の生涯を活写した傑作歴史小説。
作者 | 城野隆 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2009年09月10日 |
『あきない世傳 金と銀(六) 本流篇』

大坂天満の呉服商「五鈴屋」は、天災や大不況など度重なる危機を乗り越え、江戸進出に向けて慎重に準備を進めていた。その最中、六代目店主の智蔵が病に倒れてしまう。女房の幸は、智蔵との約束を果たすべく立ち上がった。「女名前禁止」の掟のもと、幸は如何にして五鈴屋の暖簾を守り抜くのか。果たして、商習慣もひとの気質もまるで違う江戸で「買うての幸い、売っての幸せ」を根付かせたい、との願いは叶えられるのか。新たな展開とともに商いの本流に迫る、大人気シリーズ待望の第六弾!
作者 | 高田郁 |
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価格 | 638円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2019年02月14日 |
『禍家』

12歳の少年・棟像貢太郎は、東京郊外に越してきた。しかし、初めて住むはずのその家に既視感を覚えると、怪異が次々と彼を襲い始める。やがて貢太郎が探り出した、家に隠された驚愕の真実とは!?
作者 | 三津田 信三 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2013年11月22日 |
『二階の王』

【第22回日本ホラー小説大賞 優秀賞受賞作】
30歳過ぎのひきこもりの兄を抱える妹の苦悩の日常と、世界の命運を握る〈悪因〉を探索する特殊能力者たちの大闘争が見事に融合する、空前のスケールのスペクタクル・ホラー!
選考委員も驚嘆!
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破天荒な大風呂敷が広げられる。総合的な筆力では今回の候補作中、一頭地を抜いていると感じた --綾辻行人
『悪因研』の活動が、すべて○○であったとしたら、かなり怖いサイコホラー。違った楽しみ方もさせてもらった --貴志祐介
邪神との闘いという王道のモチーフに果敢に挑んだ力作。読了後、確かにタイトルはこれしかないと、しみじみ納得 --宮部みゆき
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東京郊外で両親と暮らす八州朋子には、大きな悩みがあった。30歳を過ぎた兄が二階の自室にこもり、家族にも姿を見せない生活が何年も続いているのだ。職場で知り合った男・加東に心惹かれる朋子だが、兄のことは話せずにいた。
そのころ、元警察官の仰木と6人の男女たちは、考古学者・砂原が遺した予言を元に『悪因研』を名乗り〈悪因〉の探索を続けていた。〈悪因〉は人々を邪悪な存在〈悪果〉に変えて破滅をもたらす。6人は五感で〈悪果〉を識別する能力を持つ者たちだった。
〈悪果〉を嗅ぎ分ける男・掛井は、同じショッピングモールで働く朋子への想いを募らせている。そして、掛井の仲間・卓美がある症状を発症し……。
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クトゥルー神話を思わせる魅力的な異形描写や、「世界の命運を握る存在」という大掛かりな題材。
それらと不思議にも共存する、「ひきこもり」という現代社会的なテーマ。
日常感覚に立脚し共感性の高い、女性主人公ほか登場人物の心情描写のバランスにも注目の作品。
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装画=藤田新策
作者 | 名梁 和泉 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2015年10月28日 |
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。江戸時代の奇人変人を描く歴史小説、江戸時代のお仕事を描く時代小説、そして異形の化物に襲われるパニックホラー小説と、さまざまなジャンルのおすすめ作品をご紹介しました。これらの作品は、それぞれ独自の魅力を持っています。
江戸時代の奇人変人を描く歴史小説は、当時の風俗や文化に触れることができるだけでなく、奇人変人たちの個性や生き様に魅了されることでしょう。一九戯作旅や平賀源内江戸長屋日記などは、その代表作としておすすめです。
一方、江戸時代のお仕事を描く時代小説は、時代背景や商業活動など、当時の社会情勢を知ることができます。商う狼やあきない世傳、金の権能などは、そんな江戸時代のお仕事にまつわる名作たちです。
さらに、異形の化物に襲われるパニックホラー小説は、スリルと恐怖を味わえる作品ばかりです。禍家や二階の王、異形のものたちなどは、その代表格としておすすめの作品です。
いかがでしたでしょうか。これらの小説は、それぞれに興味深いストーリーと魅力的なキャラクターが詰まっています。ぜひ一度手に取り、その世界に浸ってみてください。きっと、新たな発見があることでしょう。また、他にもさまざまなジャンルのおすすめ作品をご紹介する機会があれば、ぜひお楽しみにしてください。
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