【時代小説】江戸時代のおすすめお仕事小説10選!!「商う狼」「あきない世傳」「金の権能」など名作をご紹介します!!

江戸時代の商業の世界に興味がある方必見!おすすめのお仕事小説を集めました。商人や金融業者、商う狼たちの絶妙なやり取り、計算が必要不可欠な商売、そして時代の背景を巧みに織り交ぜながら描かれるストーリーに、読み進めるほどに熱中してしまいます。個人商店の成り立ちや商売の厳しさを学びながら、時代小説好きによるおすすめの名作を知ることができます。どれにしようか迷ったら、この10冊は必読です。
『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』

江戸の金の流れを握る。それはお上を動かす力になるーー。甲斐の農家から出て江戸で名を挙げた茂十郎は、永代橋の崩落事故で妻子を失ってしまう。だが悲嘆を糧に、茂十郎は立ち上がる。大胆不敵な資金集め、流通の構造改革、旧弊の刷新。すべては江戸の繁栄のためにーー。既存の枠を超えた発想と、強引なまでの辣腕で「狼」と畏怖され、歴史の闇に消えた謎の経済人を描く。新田次郎賞受賞。
作者 | 永井 紗耶子 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2022年09月28日 |
『あきない世傳 金と銀(六) 本流篇』

大坂天満の呉服商「五鈴屋」は、天災や大不況など度重なる危機を乗り越え、江戸進出に向けて慎重に準備を進めていた。その最中、六代目店主の智蔵が病に倒れてしまう。女房の幸は、智蔵との約束を果たすべく立ち上がった。「女名前禁止」の掟のもと、幸は如何にして五鈴屋の暖簾を守り抜くのか。果たして、商習慣もひとの気質もまるで違う江戸で「買うての幸い、売っての幸せ」を根付かせたい、との願いは叶えられるのか。新たな展開とともに商いの本流に迫る、大人気シリーズ待望の第六弾!
作者 | 高田郁 |
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価格 | 638円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2019年02月14日 |
『あかね空』

希望を胸に身一つで上方から江戸へ下った豆腐職人の永吉。己の技量一筋に生きる永吉を支えるおふみ。やがて夫婦となった二人は、京と江戸との味覚の違いに悩みながらもやっと表通りに店を構える。彼らを引き継いだ三人の子らの有為転変を、親子二代にわたって描いた第126回直木賞受賞の傑作人情時代小説。
作者 | 山本 一力 |
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価格 | 847円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2004年09月02日 |
『いのちの米 堂島物語』

「九州で竹の花が咲いた?」念願の米仲買人となった能登屋吉左衛門は奇妙な噂を耳にし、西国へ飛ぶ。そこで目にしたものは?無敗の二十代の天才米相場師・寒河江屋宗右衛門の登場、享保の大飢饉前後の波乱含みの値動きの行き着く先は?吉左衛門の運命は。
作者 | 富樫倫太郎 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 毎日新聞出版 |
発売日 | 2008年06月 |
『日本永代蔵 : 全訳注』

作者 | 井原,西鶴,1642-1693 矢野,公和,1943- 有働,裕,1957- 染谷,智幸,1957- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2018年09月 |
『金の権能 日雇い浪人生活録 4』

江戸屈指の両替商分銅屋に、仕事への誠実さを買われ、用心棒として雇われた浪人・諫山左馬介。しかし、田沼意次の財政改革に手を貸す分銅屋を警戒し、用心棒の左馬介を狙ってきた旗本田野里の家臣を返り討ちにしたことで、心に重い枷を負うことに。この一件で、町方にも目を付けられた左馬介は、武士たちによる政の世界と、商人たちが担う財の世界の狭間で、いかにして立ち回るのかー。大人気「日雇い浪人生活録」シリーズ第四作。
作者 | 上田秀人 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2017年11月 |
『梅咲きぬ』

作者 | 山本,一力,1948- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2007年09月 |
『陽炎ノ辻 居眠り磐音(一)決定版』

平成を代表する人気時代小説〈決定版〉刊行開始!
佐伯泰英さんの代表作「居眠り磐音」。
全51巻の〈決定版〉の刊行が始まります。
第一巻『陽炎の辻』は、
豊後関前藩の若き武士3人が、
国許へと帰参するシーンから始まります。
その夜、3人が直面した思いもよらなかった運命。
そして、浪々の身となった坂崎磐音は
江戸・深川で長屋暮らしを始めます。
平成でもっとも愛されたエンタメ時代小説。
著者自らが再度、手を入れ〈決定版〉として蘇ります。
2019年5月17日には松坂桃李主演の映画も公開予定。
どうぞ、「居眠り磐音」の世界を存分にお楽しみください。
作者 | 佐伯 泰英 |
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価格 | 803円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2019年02月08日 |
『勘定侍 柳生真剣勝負〈一〉 召喚』

大坂商人、柳生一族の陰謀に巻き込まれる!
時は寛永十三年ーー江戸城黒書院に呼び出された、惣目付を務める柳生但馬守宗矩。
上段の間の襖が開くと、老中の堀田加賀守より、「役目に奨励をもって、四千石を加増する」との旨が伝えられた。
本禄の六千石と合わせて、ついに一万石となり、晴れて大名となった柳生家。
だが、宗矩の顔は沈んでいた。
大名を監察する惣目付が、大名になっては都合が悪いためだ。
案の定、宗矩は即日惣目付を解かれ、監察される側に回されてしまう。
惣目付時代に買った恨みから、痛くもない腹まで探られてはかなわない。
なにしろ旗本から大名になれば、典令や家政が大きく変わるため、隙を生みやすいのだ。
一族最大の危機から逃れるべく、策を講じなければならなくなった宗矩は、なかでも武士が苦手とする金勘定が危ういと考え、ある秘策を思いつく。
なんと、大坂一と言われる唐物問屋淡海屋七右衛門の孫である一夜を召し出すという。
いったい柳生家と一夜は、どんな関わりがあるのか?
武士となった一夜に、宗矩の嫡男である十兵衛は、柳生家の者として剣術を身につけよと新陰流を指南するが……。
果たして一夜は柳生家を救えるのか?
痛快時代小説シリーズ第一弾!
【編集担当からのおすすめ情報】
押しも押されもせぬ、大人気の歴史時代作家が小学館文庫に初登場!
著者最新シリーズは、これまでのファンも必ずご満足いただける、一味違う傑作です!!
第一章 奪われる血
第二章 待ち受ける穴
第三章 無理難題
第四章 剣と金
第五章 衝突する思惑
作者 | 上田 秀人 |
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価格 | 715円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2020年02月06日 |
『男に生まれて 江戸鰹節商い始末』

鰹節商にんべん八代目・伊勢屋伊兵衛ら日本橋の商人を主人公に、幕末の動乱期を活写した時代風俗小説。山岡鉄太郎、西郷吉之助、勝海舟らも登場。日本橋老舗の関係者に数年にわたり行った取材をもとに、平成不況より数倍厳しい変動期を颯爽を生きた先人たちをリアルに描く。
作者 | 荒俣宏 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2007年09月30日 |
以上で、江戸時代を舞台に描かれた名作お仕事小説10冊をご紹介しました。どの作品も、時代背景や職業によって異なる価値観や習慣を細やかに描き出し、登場人物たちの生き様が綴られています。読者は、江戸時代に生きた人々の姿に思いを馳せ、彼らが直面した様々な問題に向き合いながら成長していく姿に感動することでしょう。また、お仕事という視点から、商業や医学、芸能など江戸時代の職業にも触れられており、当時の社会や文化を学ぶこともできます。ぜひ、この機会に江戸時代の名作お仕事小説を手に取り、その世界に触れてみてください。きっと、新たな魅力に出会えることでしょう。
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