心に響く名言集や詩人の物語、小野寺史宜の小説を特集する書籍紹介

心に響く名言集や日本史の詩人を描く歴史小説など、様々なジャンルのおすすめ書籍を紹介します。名言や詩人の物語は、心を豊かにする素晴らしいエンターテイメントです。興味を持った方はぜひ手に取ってみてください。
『西行花伝改版』

花も鳥も風も月もー森羅万象が、お慕いしてやまぬ女院のお姿。なればこそ北面の勤めも捨て、浮島の俗世を出離した。笑む花を、歌う鳥を、物ぐるおしさもろともに、ひしと心に抱かんがために…。高貴なる世界に吹きかよう乱気流のさなか、権能・武力の現実とせめぎ合う“美”に身を置き通した行動の歌人。流麗雄偉なその生涯を、多彩な音色で唱いあげる交響絵巻。谷崎潤一郎賞受賞。
作者 | 辻邦生 |
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価格 | 1155円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1999年06月30日 |
『雨と詩人と落花と』

愛を見つめ、慈しむ心を描き続けた巨星・葉室麟。
その深き到達点!
九州豊後日田の詩人広瀬旭荘を描いた
著者畢生の感動作!
書名は、以下の広瀬旭荘の漢詩・七言絶句
「春雨到筆庵」の最終行からとっている。
菘圃葱畦(しゅうほそうけい)
路(みち)を取ること斜(ななめ)に
桃花多き処(ところ)是(こ)れ君が家
晩来何者ぞ門を敲(たた)き至るは
雨と詩人と落花なり
菘(とうな)の圃(はたけ)、
葱(ねぎ)の畦(うね)の中、
桃の花がいっぱいに咲いているあたりに
君の家がある。
夕暮れ時に門を敲(たた)いて訪ねてくるのは
誰だろう。
雨か詩人か散る花か。
兄の淡窓にともなわれ、初めて松子の実家を
訪ねた時の出会いを詠んだ漢詩だった。
時は大塩平八郎の決起など、
各地が騒然としている幕末の激動期。
儒者として漢詩人として、そして夫として
どう生きるべきか。
動乱の時代に生きた詩人の魂と
格調高い夫婦愛を描く。
儒者・広瀬旭荘は九州・日田の広瀬家に生まれた。広瀬家は天領の日田金をあつかい、
大名貸しまで行う富商であった。
二十五歳年長の兄が広瀬淡窓。
儒学者であり詩人として名を馳せており、
私塾の咸宜園を開設した。
兄の淡窓は世に知られた学者であり、
詩人であったが、代官所の横暴に耐えていた。
しかし、旭荘は怒りを募らせた。
そのころ、旭荘は二度目の妻・松子を迎えた。
時折、怒りを抑えきれず打擲する旭荘に、
前妻は去っていた。
しかし、松子は心優しき詩人である旭荘の本質を
理解していた。
堺に遊学した旭荘は、大塩平八郎決起の時期に、
江戸へ。
詩人として儒学者として、どう生きるべきかを
問われる。
詩人の魂と感動的な夫婦愛。
幕末、動乱の時期に生きた詩人と、
彼を支え続けた妻。至高の夫婦愛とは?
文中の漢詩が深い感動を呼ぶ巨星の到達点!
巨星・葉室麟が逝去後、刊行された二冊目の著書となった。
作者 | 葉室麟 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2020年01月11日 |
『ROCKER』

プチ不登校の女子高生ミミといいかげんな高校教師・永生。ふたりは、元いとこ同士。ミミは、ある事件をきっかけに友だちをつくらず、学校ではひとりで過ごしているが、永生のアパートにはよく遊びに行く。そんなある日、ミミのことが好きだという高校生が現れる。彼は、永生が教える学校の生徒で、ロック部の創設を目論むのだがーー第3回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞した、傑作青春小説。
「巧い、ニクイ、面白い!いや、シンプルに、すごく”いい”。思わずアンコールを叫びたくなるような、心に響く物語である」(書評家・藤田香織 帯より)
作者 | 小野寺 史宜 |
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価格 | 682円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2015年01月02日 |
これらの本を読んで、心が豊かになりました。名言集は日常に活かせる言葉がたくさんで、何度も読み返したくなります。日本史の詩人たちを描いた歴史小説は、彼らの生き様に感動を覚えました。小野寺史宜の小説は、彼が織りなす世界に引き込まれました。彼の作品は、読むたびに新しい発見があります。これらの作品は、様々な感情を駆り立ててくれる素晴らしいものばかりです。心に残る一冊を見つけるために、ぜひ手に取ってみてください。きっとあなたの人生に新たな影響を与えてくれることでしょう。
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