外れスキルが伝説の暗殺者へ!千利休や発達障害の当事者が登場する歴史小説&書籍3選

ギルド職員として影が薄い外れスキルを持つ男が、偶然にも伝説の暗殺者だったという驚きの連続。歴史小説愛好家にはたまらない、緻密な設定とスリリングな展開が楽しめるシリーズ。千利休に関する歴史小説5選では、彼の生涯を描く作品たちが勢揃い。また、発達障害の当事者が綴る本3選では、真摯に向き合った彼らの生き様が伝わってくる。この記事では、読者の心をとらえる魅力的な書籍を紹介します。
『外れスキル「影が薄い」を持つギルド職員が、実は伝説の暗殺者 = The guild official with weak skill "VANISH" is actually legendary assassin 1』

作者 | 荒木,風羽 ケンノジ |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2019年12月 |
『利休にたずねよ』

わしが額ずくのは、美しいものだけだ──
最後まで己の美学を貫き、天下人・秀吉に切腹を命ぜられた千利休。
その心の中にいつも棲んでいたのは、十九のときに、殺した女だった……。
利休に艶やかな感性を与えた、秘めた恋と人生の謎に迫る 山本文学の金字塔。
圧倒的な筆力をもって描かれた第140回直木賞受賞作。
2013年には市川海老蔵主演で映画化され、モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞受賞。
本文より─
なぜだ。なぜ、あんなふうにいともあっさり、美しいものを見つけ出すことができるのか。 ─秀吉
──聡すぎはしまいか。聡い男は重宝されても、聡すぎる男は、嫌われる。─家康
あなた、ほんとうにわたしでよいのでしょうか。─宗恩
2014年に惜しくも逝去された著者と浅田次郎氏との直木賞受賞記念対談も収録。
刊行にあたり浅田氏からは「対談によせて」というお言葉もいただいてます。
死を賜る ──利休
おごりをきわめ ──秀吉
知るも知らぬも ──細川忠興
大徳寺破却 ──古渓宗陳
ひょうげもの也 ──古田織部
木守 ──家康
狂言の袴 ──石田三成
鳥籠の水入れ ──ヴァリニャーノ
うたかた ──利休
ことしかぎりの ──宗恩
こうらいの関白 ──利休
野菊 ──秀吉
西ヲ東ト ──山上宗二
三毒の焔 ──古渓宗陳
北野大茶会 ──利休
ふすべ茶の湯 ──秀吉
黄金の茶室 ──利休
白い手 ──あめや長次郎
待つ ──千宗易
名物狩り ──織田信長
もうひとりの女 ──たえ
紹鷗の招き ──武野紹鷗
恋 ──千与四郎
夢のあとさき ──宗恩
特別収録 対談 浅田次郎×山本兼一
作者 | 山本 兼一 |
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価格 | 1001円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年08月03日 |
『天下人の茶』

絢爛豪華たる安土桃山文化の主座をしめていた茶の湯。その文化を創出した男・千利休と現世の支配者となった豊臣秀吉との相克は、利休が秀吉に切腹を命じられたことによって終わりを告げた。果たしてこの争いの裏には何が隠されていたのかーー。
6章からなる物語の大半は、利休の高弟だった、牧村兵部、瀬田掃部、古田織部、細川三斎(忠興)らが、視点人物として置かれている。
大陸への進出に失敗し、自らの功績を能の謡曲にして、それを演じることにのめり込んでいく秀吉の姿にはじまり、弟子たち個々の人生と利休とのかかわりを描くことで、徐々に利休の死の真相に迫っていく。
著者は、秀吉を「野心と自己顕示欲が極めて旺盛な人物。そのやろうとしたことは信長の模倣にすぎない」と分析する。一方、黄金の茶室を自ら作った芸術センスを「秀吉は独自の侘びを発見した」と評す。そこから利休との対立が発生し、さらに関係が悪化していく過程にも、新たな解釈で斬り込んでいく。
第155回直木賞候補作。
解説は永青文庫副館長の橋本麻里氏。
作者 | 伊東 潤 |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年12月04日 |
『発達障害だから強くなれた : ぼくが発達障害だからできたこと完全版』

作者 | 市川,たくじ,1962- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2021年07月 |
皆さん、今回は私がおすすめの書籍をいくつか紹介しました。外れスキル「影が薄い」を持つギルド職員が、実は伝説の暗殺者のお話は、想像を超える展開に飲み込まれること間違いなしです。ぜひ、彼の壮大な冒険を追いかけてみてください。
また、千利休に関する歴史小説5選もおすすめです。彼の独特な美意識やティーセレモニーに対する情熱が描かれており、歴史の舞台裏を感じることができます。
さらに、発達障害の当事者が書いた本3選もご紹介しました。彼らのリアルな体験や心の声に触れることで、私たちは彼らの日常や困難さを理解し、共感することができるでしょう。
それぞれの作品は、読む人それぞれに刺激を与え、感動を与えてくれることでしょう。本の中には、私たちが経験しないような世界や感情が詰まっています。ぜひ、その世界に飛び込んでみてください。あなたもきっと新たな発見や感動が待っているはずです。楽しんで読書をしてくださいね。
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