坂本龍馬や恩田陸のおすすめ小説から、心理戦が魅力のサスペンスミステリーまで一挙ご紹介!
新たな記事シリーズのご紹介です。歴史、ファンタジー、サスペンスミステリーの3つのジャンルにフォーカスして、おすすめの作品をピックアップしました。坂本龍馬に関する歴史小説、恩田陸のファンタジー小説、そして心理戦が魅力のサスペンスミステリー作品など、それぞれのジャンルごとに魅力的な作品を5つから10選ずつご紹介いたします。読者の皆さんも是非新たな世界に足を踏み入れてみませんか?お楽しみに!
『竜馬がゆく 一』
「薩長連合、大政奉還、あれァ、ぜんぶ竜馬一人がやったことさ」と、勝海舟はいった。坂本竜馬は幕末維新史上の奇蹟といわれる。かれは土佐の郷士の次男坊にすぎず、しかも浪人の身でありながらこの大動乱期に卓抜した仕事をなしえた。竜馬の劇的な生涯を中心に、同じ時代をひたむきに生きた若者たちを描く長篇小説。
| 作者 | 司馬 遼太郎 |
|---|---|
| 価格 | 869円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 1998年09月10日 |
『新説 坂本龍馬』
あなたの知っている坂本龍馬、フィクションではありませんか?
龍馬の名は、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』など伝記小説から広まったため、実像と離れた「伝説」が生まれ、今なおそれが通説となっている。
歴史学者が丹念に史料を読み解くことでわかった龍馬の実像とは⁉
龍馬は薩摩藩士? 薩長同盟に龍馬は無関係? 亀山社中はあったのか? 大政奉還は龍馬のアイディア? など、新知見が満載。
「英雄フィルター」を外してみれば、龍馬の真価が見えてくる。
ーー(本書「はじめに」より)
私は、明治維新史を専門としているが、その主な対象は幕末政治史であり、さらに絞り込めば、薩摩藩を中心に研究を行っている。その他にも、攘夷といった対外認識論(外国に対する考え方、世界観)にもアプローチしている。そうした中で、とくに前者の研究において、龍馬の存在はきわめて重要である。しかし、史料にあたっていくと通説と違った龍馬の動向が散見され、過大評価された部分も少なくないと感じる。一方で、過小評価されていた部分も発見した。これは、龍馬の価値を高めることとなるだろう。こうした新しい龍馬を提示したい。
ーー(目次より抜粋)
1章 龍馬の生い立ちと江戸修行ー人格形成の秘密
2章 安政期の政情と二度目の出府ー剣術修行と千葉佐那
3章 土佐勤王党と志士龍馬の誕生ー武市半平太と間崎哲馬
4章 久坂玄瑞と島津久光の率兵上京ー第一次脱藩への影響
5章 松平春嶽、勝海舟、大久保忠寛との邂逅ー第一次脱藩前後の龍馬
6章 神戸海軍操練と第二次脱藩ー龍馬の海軍構想とは
7章 薩摩藩士・坂本龍馬の誕生ー薩長融和周旋の開始
8章 「西郷すっぽかし事件」と名義借りー龍馬の実像探索
9章 龍馬の長州藩派遣と薩長融和の促進ー交渉人龍馬の凄み
10章 盟友・近藤長次郎とユニオン号事件ー亀山社中はなかった!
11章 「小松・木戸覚書」の成立と意義ー薩長同盟伝説を撃つ
12章 寺田屋事件の実相とその後の政情ー龍馬暗殺の伏線
13章 龍馬社中と土佐藩復帰ー薩摩藩士・土佐藩士の二面性
14章 海援隊と薩土盟約ー龍馬の功績とその実相
15章 大政奉還と龍馬暗殺ー幕末史上の大事件は何が謎なのか?
■著者略歴
町田明広(まちだ あきひろ)1962年、長野県生まれ。神田外語大学准教授・日本研究所副所長。明治維新史学会理事・事務局長。上智大学文学部・慶應義塾大学文学部卒業、佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。著作に『島津久光幕末政治の焦点』(講談社選書メチエ)、『攘夷の幕末史』(講談社現代新書)、『グローバル幕末史』(草思社)、『薩長同盟論』(人文書院)などがある。
| 作者 | 町田 明広 |
|---|---|
| 価格 | 990円 + 税 |
| 発売元 | 集英社インターナショナル |
| 発売日 | 2019年10月07日 |
『坂本龍馬の正体』
坂本龍馬が幕末に没して間もなく150年を迎える。そして、明治維新150周年を迎える2018年の大河ドラマ「西郷どん」にも龍馬は登場することだろう。だが、その実像を知っている方はどれほどいるだろうか?近年、龍馬研究の重要な手がかりとなる手紙も相次いで発見され、龍馬の実像がいよいよ明かされやすい環境となってきた。歴史作家・加来耕三が新出の資料を読み解き、龍馬の正体を描き出す!
坂本龍馬が幕末に没して間もなく150年を迎える。そして、明治維新150周年を迎える2018年の大河ドラマ「西郷どん」にも龍馬は登場することだろう。
坂本龍馬は今も幕末のヒーローとして人気抜群だが、
その実像を知っている方はどれほどいるだろうか?
近年、龍馬研究の重要な手がかりとなる手紙も相次いで発見され、坂本龍馬の実像がいよいよ明かされやすい環境となってきた。
人気歴史作家・加来耕三が新出の資料を読み解き、現在望みうるもっとも実像に近い龍馬の正体を描き出す!
ひとりの人物を見すえることによって、幕末・維新史全体も明らかになってくる。
過去に学び、現代と比較し、未来を考えることを邪魔しているものがなんであるのか、その正体も明瞭になるに違いない!
はじめにーー坂本龍馬の正体を求めて
序章 七変化する龍馬の虚構
すべてはこの一冊、『汗血千里駒』から始まった
陸奥宗光はなぜ、龍馬を三国志の魯粛にたとえたか
龍馬が日露戦争を勝たせた?!
土佐閥の思惑とお龍
お龍を葬った妹の仰天真実
平和主義者の「顔」
大正デモクラシーが創りあげた平和革命論者・龍馬像
なぜ、龍馬は七変化したのか
第一章 龍馬の出自
坂本家の始祖は、武内宿禰
龍馬の先祖は明智氏ではない
農民から土佐の郷士へ
特権商人を駆逐し、「坂本」家は誕生した
第二章 龍馬が修めたもの
不思議な『福岡家御用日記』
誰も見たことのない日記
ナポレオン一世を龍馬に教えた師
象山、龍馬がナポレオンに求めたもの
窃盗事件が語った龍馬とのアリバイ
土佐勤王党の結成理由
龍馬初恋の女は才色兼備だった
長州藩への使いが「坂龍飛騰」 !?
安政五年の龍馬のレベル
第三章 龍馬が目指した海軍
海舟と龍馬の本当の出会い
龍馬はなぜ、海舟の弟子となったのか
神戸海軍操練所での龍馬の役割
「人斬り以蔵」の家は裕福、彼は砲術をも学んでいた
龍馬の来福で出会った後継者とは
越前福井藩の「挙藩上洛計画」
海軍元帥・伊東祐亨の思い出
中岡慎太郎の脱藩
第四章 龍馬の栄光と挫折
龍馬、西郷と会う
小松帯刀の存在と蝦夷地開発計画
龍馬が持ち出した海舟の五十両
薩長同盟の犠牲者・近藤長次郎
「薩長同盟」と「大政奉還論」
テロリストと思われていた龍馬
後藤象二郎はなぜ龍馬を救けたのか
呉越同舟で誕生した土佐海援隊
龍馬の切り札は「万国公法」
終章 龍馬暗殺の真相
龍馬の示した新国家基本構想
薩土盟約に仕掛けたワナ
田中光顕が回顧した龍馬暗殺
不可解な土佐閥の反応
龍馬暗殺は薩摩藩か
暗殺指令者は後藤象二郎
自らの足跡を消すようにーー
| 作者 | 加来 耕三 |
|---|---|
| 価格 | 1045円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2017年09月21日 |
『スキマワラシ』
白いワンピースに、麦わら帽子。
廃ビルに現れる都市伝説の“少女”とは?
古道具店を営む兄と、ときおり古い物に秘められた“記憶”が見える弟。
ある日、ふたりはビルの解体現場で目撃された少女の噂を耳にする。
再開発予定の地方都市を舞台にした、ファンタジックミステリー。
【著者略歴】
恩田陸(おんだ・りく)
一九六四年、宮城県生まれ。九二年に『六番目の小夜子』でデビュー。二〇〇五年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、〇六年『ユージニア』で日本推理作家協会賞、〇七年『中庭の出来事』で山本周五郎賞、一七年『蜜蜂と遠雷』で直木賞と二度目の本屋大賞をそれぞれ受賞。近著に『祝祭と予感』『歩道橋シネマ』『ドミノin上海』など。
| 作者 | 恩田 陸 |
|---|---|
| 価格 | 1177円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2023年03月17日 |
『クローズドサスペンスヘブン』
天国屋敷へようこそーーえ⁉ 俺イケメンなの? 俺は、間違いなく殺された。なのに、ここはどこだ? 気がついたら目の前にはリゾートビーチと西洋館。姿の見えない配達人から毎朝届く不思議な新聞によると、現世で惨殺された6人が、記憶を無くした状態で、この天国屋敷に返り咲いたらしい。俺は誰だ? なぜ、誰に殺された⁉ 俺たちは真相を知りたいーー。館(やかた)ものクローズドサークルに新風を吹き込む「全員もう死んでる」ミステリ。
| 作者 | 五条 紀夫 |
|---|---|
| 価格 | 693円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2023年03月29日 |
『六人の嘘つきな大学生』
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■■各種ミステリランキングで話題沸騰中■■
『このミステリーがすごい! 2022年版』(宝島社)国内編 8位
週刊文春ミステリーベスト 10(週刊文春 2021年 12月 9日号)国内部門 6位
「ミステリが読みたい! 2022年版」(ハヤカワミステリマガジン 2022年 1月号)国内篇 8位
『2022本格ミステリ・ベスト10』(原書房)国内ランキング 4位
成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とはーー。
怒濤の伏線回収に驚嘆の声続出! 青春ミステリの傑作が、ついに文庫化!
目次
Employment examination -就職試験ー
And then -それからー
解説 瀧井朝世
| 作者 | 浅倉 秋成 |
|---|---|
| 価格 | 814円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2023年06月13日 |
みなさんいかがでしたか?今回は、歴史、ファンタジー、サスペンスミステリーと、さまざまなジャンルのおすすめ書籍をご紹介しました。歴史小説では、坂本龍馬の魅力が織り込まれた作品を厳選しました。恩田陸ファンにはたまらないファンタジー小説もおすすめですよ。また、サスペンスミステリーでは、心理戦が繰り広げられる作品を集めました。お時間がある時にぜひ手に取ってみてください。さまざまな世界があなたを待っています。読書で心を豊かにしましょう。
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