世界の職業教育を知る本3選
まずおすすめしたいのは、フィンランドの学校現場からのリアルなレポートです。遊び心溢れる授業や、誰もが平等に学べる教育環境が鮮やかに描かれています。教育への情熱が胸に響きますよ。次は、日本ではあまり知られていないケニアの教育現場を追いかけた一冊。子どもたちの笑顔と共に、職業教育の大切さが伝わってきます。最後に挙げるのは、アメリカの教育制度を紐解く本。現地の教師や生徒の声を通じて、教育の現状と問題点が垣間見えます。これらを読めば、世界の職業教育のあり方がきっと理解できるはずですよ。
『アメリカにおける公教育としての職業教育の成立』
作者 | 横尾,恒隆,1955- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 学文社 |
発売日 | 2013年12月 |
『ドイツにおける職業教育・訓練の展開と構造 デュアルシステムの公共性の構造と問題性』
本書は、直接的には、デュアルシステムの発展過程を、その公共性の構造の特徴に注目して、明らかにする。デュアルシステムの歴史的実証的な研究に重点を置くのではなく、その公共性の態様及びそれを正当化する言説を分析の主たる対象としている。
作者 | 佐々木英一 |
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価格 | 14300円 + 税 |
発売元 | 風間書房 |
発売日 | 1997年12月 |
『日本と世界の職業教育』
作者 | 堀内達夫/佐々木英一 |
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価格 | 2970円 + 税 |
発売元 | 法律文化社 |
発売日 | 2013年05月06日 |
以上、3冊の本を通して世界の職業教育について学ぶことができる一例をご紹介しました。色々な国の教育制度や実情を知って、自分の国だけが全てではない、ということを改めて感じられたのではないでしょうか。教育という大切なテーマをしっかりと描いたこれらの作品は、自分自身が受けた教育について考え直すきっかけをくれます。また、働くということ、職業を通した成長、社会問題と教育の関係性などを新たな視点で捉えることもできますよ。
それぞれの作品は異なる視点で、異なる試みを行っています。はじめは単なる比較の対象かもしれませんが、深く読み進めるとそれぞれの国の文化や価値観、教育が人間関係や社会をどう形成するかを見つめ直すきっかけになることでしょう。そして何より、これらの作品は読み終わった後も、ずっと頭の中に残り、日々の生活の中でも反芻する機会をくれます。
学びや働き方は人生を大きく左右します。そんな大切な要素について、さまざまな角度から考え、自分なりの答えを見つける材料になるような作品です。この機会にぜひ手に取ってみてくださいね。読んだあとで見る世界が少しだけ広がるかもしれませんよ。それでは、次回も引き続き様々な本をご紹介しますので、お楽しみに!
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