小説家、杉井光の小説7選
杉井光さんの小説は、その鮮やかな描写と緻密な設定が特徴的。リアルと非現実が融合する彼の世界観は、読んだ後も深く残りますよ。彼の作品中でも特におすすめしたいのが、誰もが一度は夢見る特殊な能力を持つ人々の物語。その他にも、現実社会の厳しさと虚構世界の楽園を織り交ぜた感動作、時折シリーズ作品間でリンクする独特の世界観を持つ冒険ものなど、見どころ満載。メタフィジカルな要素が搭載された作品もあり、読むごとに深みを増すのが杉井光さんの魅力。彼の描く世界に一度、足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
『この恋が壊れるまで夏が終わらない』
これは、先輩と過ごす最後の夏の物語ーー。時を遡ることができたなら。誰でも夢見る力を僕は生まれつき持っていた。そんな能力もさして活用せずにひっそり過ごしてきたけれど、高校に入り初めて恋をする。相手は図書委員の純香先輩。放課後は司書室に入り浸り、僕の青春は色づいていった。けれど夏休み最後の日、先輩は凄惨な死体で発見される。先輩を救うため、僕は時を遡るーー。切なくも甘いタイムリープ青春ミステリ。
作者 | 杉井 光 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2022年04月26日 |
『世界でいちばん透きとおった物語』
衝撃のラストにあなたの見る世界は『透きとおる』。大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人と子供までつくっていた。それが僕だ。「親父が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。何か知らないか」宮内の長男からの連絡をきっかけに始まった遺稿探し。編集者の霧子さんの助言をもとに調べるのだがーー。予測不能の結末が待つ、衝撃の物語。
作者 | 杉井 光 |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2023年04月26日 |
『神曲プロデューサー』
わたしは、音楽やめるくらいなら、音楽やめるよ
杉井光が贈る、音楽でしか生きられない男女が惹かれあい導きあう物語。
作曲・編曲・演奏・執筆などを兼業する音楽業界の〈何でも屋〉蒔田シュン。
自作曲のMVがネットでバズり、カリスマ歌手・海野リカコの「三十日連続一位を止め」たことから彼女と知り合う。
しかしバズった曲に盗作疑惑が持ち上がり……。
歌手、スタジオミュージシャン、アイドル、映像作家、プロデューサーなど、音楽に人生を託す人々の生き様と、大人のボーイミーツガールを描く連作小説集。
作者 | 杉井 光 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2024年04月19日 |
『生徒会探偵キリカS1 (講談社ラノベ文庫)』
作者 | 杉井光/ぽんかん(8) |
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価格 | 605円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2019年11月28日 |
『楽園ノイズ (電撃文庫)』
作者 | 杉井 光/春夏冬 ゆう |
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価格 | 644円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年05月09日 |
『六秒間の永遠』
生まれつき「念じると物に火をつけられる」特殊能力を持つ紅藤は、そのせいで、自分の父親を殺してしまう。以来、心を閉ざし誰ともかかわることなく、警察官として日々を過ごしていたが、突然、刑事課への異動を命じられる。待っていたのは、氷室という、警視長まで上り詰めたにもかかわらずヒラ署員として勤務する刑事。彼は紅藤と同じく特殊能力保持者であった。コンビを組んで仕事をすることになった紅藤は、ある日、雀荘で一人の美少女に出会う。その後、殺人事件の現場にも居合わせた彼女を見た氷室は、特殊能力保持者だと紅藤に告げる。彼女はいったいどういう能力を持っているのか?そして、彼女が巻き込まれた殺人事件の行方は?『神様のメモ帳』『楽聖少女』で大注目の著者による、切ない恋愛ミステリー。
作者 | 杉井光 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2015年02月 |
『夜桜ヴァンパネルラ』
人の血を啜る怪物の存在が科学的に認められた近未来。人々を“吸血種”から護るために設立された『捜査第九課』の唯一の課員は、美しき“真祖”の少女、櫻夜倫子ー吸血種を狩る吸血種だった。彼女の相棒として第九課に配属された、バカだが熱心な新人・桐崎紅朗の仕事は、倫子に血を吸われることだけ!?それでも二人は少しずつコンビの絆を深め、吸血種感染を広める組織“王国”を追い詰めていくー血塗られた夜を疾るイノセント・ヴァンパイア・アクション開幕!
作者 | 杉井 光/崎由 けぇき |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2015年09月10日 |
以上、杉井光さんの小説7選をご紹介させていただきました。驚きと感動、そして深淵を覗き込む恐怖。それぞれ異なる視点から描かれた世界観の中に、私たちは何度でも飛び込むことができます。彼の作品は一度読んだだけでは終わりません。考え、想像し、理解することで味わい深さが増すのが特徴的です。また、ライトノベルの枠を超え、文学的でもある彼の作風は、大人の方からも支持されています。
杉井光さんの描くキャラクターたちは個性的で魅力的、それでいてどこか人間味溢れる存在です。彼らを通じて、その業を背負った人間の生き方、考え方を覗くことができます。それは時として私たち自身の姿を投影し、自己を見つめ直すきっかけにもなります。
また、彼の作品では推理や謎解きが織り交ぜられており、考える楽しさを体感できます。物語に登場する一つ一つの謎や手掛かりが、最後には見事に繋がってゆくそのプロセスは、まさに驚愕の一言です。
いくつかの作品はアニメ化もされ、視覚でも楽しむことができます。その映像美と物語展開は見る者を引き込み、一気に物語の世界へと誘います。文字だけでなく映像としても楽しめるのは、やはり杉井光さんの作品ならではの魅力でしょう。
以上が私の口から綴られた杉井光さんの作品紹介となりますが、本当のところはあくまで一読者の感想にすぎません。その魅力をご自身でも体験いただくことを、心からお勧めします。多彩で深遠なストーリーや独特の世界観、登場人物たち。これらを自分自身で読み進め、心を揺さぶられてみてください。間違いなく新たな世界が待っていますよ。
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