聖徳太子に関する本 おすすめ8選 実像は?
聖徳太子。その名前を聞いてどんなイメージを抱きますか?誤解と真実が交差する歴史人物のひとりと言えるでしょう。彼の真実を紐解くおすすめの一冊をピックアップしました。政治家であり、仏教者でもあった彼の多面的な人間性に迫った作品です。後世の伝説の中に埋もれた彼について、本格的に掘り下げてご紹介します。架空の描写と伝記的な記述が混在することで、想像力を刺激されること間違いなし。オブラートに包まれた彼の生涯について、この機会に一冊手に取ってみませんか?
『聖徳太子 「和のこころ」の真実 』
聖徳太子といえば、誰もが知る歴史上の偉人であるが、あまり知られていないその実像と「和のこころ」の真実。
実は政治家、外交官、宗教家、思想家であり、それどれの立場で卓越した能力を発揮していた。
しかし、その多くが謎に包まれて判然としないことでも明らかだった。伝説と伝承のベールの向こうに見え隠れする実像と魅力。
聖徳太子没後1400年の御遠忌に当たる令和3年から4年、産経新聞(大阪本社)は「和をつなぐ 聖徳太子1400年」と題し隠れた実像に迫った。
本書は、その連載記事と新たな取材を基に、加筆・豊富な写真やデータを駆使して再編集。
本書を手に取っていただければ、聖徳太子を再発見し、日本の精神性の源流を再認識していただけると確信している。
激動の時代を生き抜くヒントは聖徳太子にあり!(和の精神 日本再生の道標)
■本文6部構成
第1部:太子誕生
第2部:日出づる国
第3部:仏教と国造り
第4部:教えを受け継ぐ
第5部:息づく信仰
第6部:伝承と実像
作者 | 産経新聞取材班/著 |
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価格 | 1818円 + 税 |
発売元 | 産経新聞大阪本社 |
発売日 | 2022年07月12日 |
『聖徳太子に秘められた古寺・伝説の謎 正史に隠れた実像と信仰を探る』
古代史のカリスマとして礼賛されるも謎や不明な点が数多い聖徳太子。いかにしてカリスマとなり得たのか?なぜ天皇に即位しなかったのか?アメタリシヒコは太子のことなのか?御遠忌1400年を迎えるいま、太子の足跡をたどりながら謎解き風に迫る。
作者 | 瀧音能之 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | ウェッジ |
発売日 | 2021年04月20日 |
『聖徳太子 ほんとうの姿を求めて』
はじめに
系 図
序 章 ほんとうの聖徳太子を求めて
一 聖徳太子と厩戸皇子
二 太子をめぐるさまざまな史料
第一章 釈迦三尊像の銘文にみる太子
一 銘文のなぞ
二 銘文を読んでみよう
三 銘文からわかること
第二章 太子はどんな政治をしたのか
一 太子の立場
二 十七条憲法と冠位十二階
三 外交における役割
第三章 聖徳太子の仏教理解
一 仏教の伝来と広がり
二 天寿国繡帳を読み解く
三 太子が注釈した経典
第四章 斑鳩宮と法隆寺
一 飛鳥と斑鳩
二 斑鳩という土地
三 発掘された斑鳩宮
四 宮に併設された法隆寺
終 章 聖徳太子の変貌
一 初期の太子崇拝と法隆寺の再建
二 女性たちの信仰
三 近代から現代へ
あとがき
聖徳太子年表
図版引用元一覧
索 引
作者 | 東野 治之 |
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価格 | 1056円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2017年04月22日 |
『【POD】聖徳太子 本当は何がすごいのか』
作者 | 田中英道 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 扶桑社 |
発売日 | 2022年08月01日 |
『聖徳太子 実像と伝説の間』
聖徳太子とは誰か?聖徳太子非実在説の虚構性を排し、東アジア仏教史・古代史・美術史・考古学史料などの学的成果を駆使して、聖徳太子観の時代的変遷をも視野に、聖徳太子の実像を描く。仏教的視点からの考察は圧倒的である。
作者 | 石井公成 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 春秋社(千代田区) |
発売日 | 2016年01月20日 |
『〈聖徳太子〉の誕生』
日本史上の偉人=聖徳太子。しかし、残された史料に厩戸王は実在するが、聖人としての太子は謎のベールに包まれている。太子のイメージはどのように成立したのか、奈良朝の政治地図の中に位置づけた革命的聖徳太子論。
作者 | 大山誠一 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 吉川弘文館 |
発売日 | 1999年05月 |
『聖徳太子の秘密 「聖者伝説」に隠された実像に迫る (PHP文庫)』
作者 | 関 裕二 |
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価格 | 59円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 |
『聖徳太子は暗殺された ユダヤ系蘇我氏の挫折』
聖徳太子をキリストに仕立てようとした蘇我馬子の狙いとは? 蘇我氏の野望と聖徳太子伝説を読み解く。
仏教受容をめぐって古代日本で起きた権力闘争の本質に迫る!
『ユダヤ人埴輪があった!』『京都はユダヤ人秦氏がつくった』に続くシリーズ第3弾。
◎厩戸皇子という名と蘇我馬子という名前
◎丁末の役 蘇我・物部氏の争い
◎蘇我馬子による崇峻天皇の殺害
◎推古天皇の即位の例外性
◎馬子はいかに聖徳太子をキリストにしたかったか
◎聖徳太子の思想が馬子の謀略と対決した『三経義疏』と「和」の思想
◎法隆寺『釈迦三尊像』の光背に刻まれた銘文の意味
◎聖徳太子は暗殺されたか 妃、太子の薨去日の一日のずれ
◎蘇我入鹿による山背大兄王一族の暗殺
◎乙巳の変 蘇我氏支配の終焉
◎「大化の改新」とは何か 聖徳太子の政治思想の実現の試み
作者 | 田中英道 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 扶桑社 |
発売日 | 2023年02月02日 |
さて、さまざまな視点から描かれた聖徳太子に関する作品を8つご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。古代から伝わる神秘的なエピソードから、歴史的事実を元に描かれたリアルな物語、想像力を駆使したフィクションまで、様々な角度からのアプローチが見られ、聖徳太子像の多面性を垣間見ることができました。
一般的に聖徳太子は、法隆寺の建立や十七条の憲法の制定など、日本の文化・政治の発展に寄与した名君として親しまれています。しかし、作品ごとに描き出される聖徳太子の姿は千差万別。実在の人物でありながら、まるで神話のような伝説を持ち、また確固たる歴史的根拠を持つ聖徳太子は、非常にユニークな存在であるという事実を再認識することができます。
それぞれの作品が提供する独自の視点や解釈を通して、聖徳太子について新たな理解を深めてみてはいかがでしょう。また、選んだ作品の中には、読むことで得ることができる洞察がそれぞれ異なるため、複数の作品に触れることで幅広い視野を養うことができます。
ここまで読んでくださった読者の方々にとって、これらの作品が聖徳太子という人物の理解を深める一助になり、また新たな読書の楽しみや知識の探求のフィールドを提供できれば幸いです。私たちが生きている現代でも、千年以上前の過去から私たちに語りかけてくる物語の力を感じ取ることができ、その魅力に改めて気付かされます。ぜひあなたの手に取って、聖徳太子の世界を体験してみてくださいね。
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