読んでみたい!おすすめ直木賞受賞作品10選!!「下町ロケット」「容疑者Xの献身」など

毎回ニュースでも大きく話題に取り上げられる直木賞。
直木賞は、新進・中堅作家によるエンターテインメント作品の単行本から選ばれるようになっています。
いわゆる大衆小説を対象としているわけです。
受賞した作品も、もちろん娯楽性の高いものも多く含まれています。
今回は直木賞受賞作の中から、特におすすめしたい作品をご紹介します。
『下町ロケット』

作者 | 池井戸,潤,1963- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2013年12月 |
『後巷説百物語』

文明開化の音がする明治十年。一等巡査の矢作らは、ある伝説の真偽を確かめるべく隠居老人・一白翁を訪ねた。翁は静かに、今は亡き者どもの話を語り始める。第130回直木賞受賞作。妖怪時代小説の金字塔!
作者 | 京極 夏彦 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2007年04月25日 |
『容疑者Xの献身』

天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、2人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
作者 | 東野 圭吾 |
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価格 | 803円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2008年08月 |
『黒牢城 = Arioka Citadel case』

作者 | 米澤,穂信,1978- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年06月 |
『塞王の楯』

どんな攻めをも、はね返す石垣。
どんな守りをも、打ち破る鉄砲。
「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極の戦国小説!
越前・一乗谷城は織田信長に落とされた。
幼き匡介(きょうすけ)はその際に父母と妹を喪い、逃げる途中に石垣職人の源斎(げんさい)に助けられる。
匡介は源斎を頭目とする穴太衆(あのうしゅう)(=石垣作りの職人集団)の飛田屋で育てられ、やがて後継者と目されるようになる。匡介は絶対に破られない「最強の楯」である石垣を作れば、戦を無くせると考えていた。両親や妹のような人をこれ以上出したくないと願い、石積みの技を磨き続ける。
秀吉が病死し、戦乱の気配が近づく中、匡介は京極高次(きょうごくたかつぐ)より琵琶湖畔にある大津城の石垣の改修を任される。
一方、そこを攻めようとしている毛利元康は、国友衆(くにともしゅう)に鉄砲作りを依頼した。「至高の矛」たる鉄砲を作って皆に恐怖を植え付けることこそ、戦の抑止力になると信じる国友衆の次期頭目・彦九郎(げんくろう)は、「飛田屋を叩き潰す」と宣言する。
大軍に囲まれ絶体絶命の大津城を舞台に、宿命の対決が幕を開けるーー。
【プロフィール】
今村翔吾(いまむら・しょうご)
1984年京都府生まれ。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビューし、同作で第7回歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞を受賞。2018年「童神」(刊行時『童の神』に改題)で第10回角川春樹小説賞を受賞、同作は第160回直木賞候補となった。『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞を受賞。2020年『じんかん』で第11回山田風太郎賞を受賞、第163回直木賞候補となった。2021年、「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第6回吉川英治文庫賞を受賞。他の文庫書き下ろしシリーズに「くらまし屋稼業」がある。
作者 | 今村 翔吾 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2021年10月26日 |
『何者』

作者 | 朝井,リョウ |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2015年07月 |
『サラバ!(上)』

累計百万部突破!第152回直木賞受賞作
僕はこの世界に左足から登場したーー。
圷歩は、父の海外赴任先であるイランの病院で生を受けた。その後、父母、そして問題児の姉とともに、イラン革命のために帰国を余儀なくされた歩は、大阪での新生活を始める。幼稚園、小学校で周囲にすぐに溶け込めた歩と違って姉は「ご神木」と呼ばれ、孤立を深めていった。
そんな折り、父の新たな赴任先がエジプトに決まる。メイド付きの豪華なマンション住まい。初めてのピラミッド。日本人学校に通うことになった歩は、ある日、ヤコブというエジプト人の少年と出会うことになる。
作者 | 西 加奈子 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2017年10月06日 |
『蜩ノ記』

豊後羽根藩の檀野庄三郎は不始末を犯し、家老により、切腹と引き替えに向山村に幽閉中の元郡奉行戸田秋谷の元へ遣わされる。秋谷は七年前、前藩主の側室との密通の廉で家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。編纂補助と監視、密通事件の真相探求が課された庄三郎。だが、秋谷の清廉さに触るうち、無実を信じるようになり…。凛烈たる覚悟と矜持を描く感涙の時代小説!(平成23年度下半期第146回直木賞受賞作)
作者 | 葉室麟 |
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価格 | 754円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2013年11月 |
『恋歌』

樋口一葉の師・中島歌子は、知られざる過去を抱えていた。幕末の江戸で商家の娘として育った歌子は、一途な恋を成就させ水戸の藩士に嫁ぐ。しかし、夫は尊王攘夷の急先鋒・天狗党の志士。やがて内乱が勃発すると、歌子ら妻子も逆賊として投獄される。幕末から明治へと駆け抜けた歌人を描く直木賞受賞作。
序 章
第一章 雪桃
第二章 道芝
第三章 星合
第四章 草雲雀
第五章 青鞜
第六章 八雲
終 章
作者 | 朝井 まかて |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2015年10月15日 |
『テロリストのパラソル』

乱歩賞&直木賞ダブル受賞、不朽の傑作ミステリ!
爆弾テロ事件の容疑者となったバーテンダーが、過去と対峙しながら事件の真相に迫る。逢坂剛・黒川博行両氏による追悼対談を収録。
作者 | 藤原 伊織 |
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価格 | 803円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2014年11月07日 |
これらの10作品は、受賞歴やベストセラーリスト入りといった実績からも、非常に読み応えがあることは間違いありません。直木賞を受賞する作品は、読んでいる間に引き込まれるストーリー性や、キャラクターたちの魅力など、様々な要素があるのですが、これらの作品にはぜひ目を通していただきたいと思います。
「下町ロケット」や「容疑者Xの献身」は、一度読んだだけでは飽き足らず、何度も読み返したくなるような作品です。面白いと評判の多い作品は、読み終わった後に感情が高ぶっている方もいらっしゃいます。あるいは、考えさせられる要素がある作品もありますので、物事に対する見方や考え方が変わることもあるかもしれません。
ぜひこの10作品を読んで、直木賞の世界観を体験してみてください。きっと、新しい発見があるはずです。そして、さらに面白い作品を見つけるために、直木賞受賞作品を通して日本の文学を楽しみ尽くしていただけると幸いです。
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