栃木県が舞台の小説 おすすめ6選
栃木県を舞台に繰り広げられる物語は、自然豊かな風景や地元の魅力を紡ぎながら、読者を惹きつけます。釜揚げうどんや鴨焼きの名物を独特のスタイルで描きだした小説、地域に根差した人々の暮らしや感情をリアルに伝える作品。時には歴史的建造物が重要な役割を果たすストーリーも。ある物語は栃木の伝統工芸をテーマに、緻密で美しい描写が光ります。またラブストーリーもあり、恋人たちが県内の名所を巡る様子はまるで観光ガイドのよう。献立とともに物語が進むグルメ小説も見逃せません。栃木愛溢れる物語たち、ぜひお手に取ってみてくださいね。
『おかえり。ただいま。いただきます。〜わたしと彼女の獲れたてごはん〜』
看護師の春風那海(はるかぜ・なみ)は、過労のせいで仕事帰りに倒れてしまう。心配した妹からの助言もあり、環境と自分の両方を変えようと、那海は田舎暮らしを決意。
けれど、移住先と決めたはずの栃木・鬼頭(きがしら)地区にあるシェアハウス《antler(アントラー)》のオーナー、鹿角茜(かづの・あかね)から会って早々「春風さん。どうぞ、お帰りください」と三行半を突きつけられ……。
明る過ぎ(?)で人懐こい那海と、近寄りがたいほどにクールな茜。正反対な二人の、共同生活の行方はー?
栃木県の山間地域を舞台に、移住×狩猟×ごはん=おいしい現代ドラマが繰り広げられる!
『レンジャー・ガール!』で女性自衛官バディの絆を描いた綾坂キョウによる、新しい凸凹バディ物語がここに爆誕!
【装画】しまざきジョゼ
〈https://joze1123.tumblr.com/〉
序 記憶の中の音
第一話 ご迷惑おかけいたしまして -栃餅の汁粉ー
第二話 鹿角茜という人 -鹿肉のシチューー
第三話 ごちそうさま -ちたけ蕎麦と猪チャーシューー
第四話 ただいま -古漬けごはん、焼ぼたんそして鬼子蔵汁ー
間の話 おかえりなさいと土鍋
第五話 白い景色 -巻猟ー
第六話 「家族じゃないから」-鹿肉の雑炊ー
第七話 家族 -猪のカツサンドー
最終話 はじめての
| 作者 | 綾坂キョウ/しまざきジョゼ/EYEDEAR |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | EYEDEAR |
| 発売日 | 2024年06月14日 |
『ナカスイ!海なし県の水産高校』
| 作者 | 村崎なぎこ |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 祥伝社 |
| 発売日 | 2023年03月09日 |
『百年厨房』
| 作者 | 村崎,なぎこ,1971- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2024年11月 |
『オリオンは静かに詠う』
私は勝つ。聴こえない世界で、戦い抜く。
宇都宮のろう学校に通う高校1年生の咲季。重度の難聴である咲季は、他者とのコミュニケーションを避けがちだ。ある日行われた交流会で、聴者だが手話を使いこなす女子高生に出会う。しかし彼女が発したある言葉に、咲季はショックを受ける。落ち込んだままの帰り道、見つけたのは「おひとりさま専用」と書かれたカフェ。店に入った咲季を迎えたのは百人一首の歌を冠したパフェメニューだった。
競技かるたの読手でもあるカフェのオーナー・陽子に誘われるまま競技かるたを体験した咲季は、持ち前の負けん気と抜群の記憶力を発揮。そこに現れたのは交流会で出合った女子高生、カナだった。なぜか咲季に対抗心を燃やすカナも競技かるたに挑み、やがて二人はライバルに。
咲季が大会で戦うためには、読手が読む句を手話通訳してもらう必要がある。ろう学校の担任で手話通訳士の資格も持つ映美の通訳は、正確でタイミングも完璧。しかし映美は初めての大会直後、通訳を降りると言い出した。それにはある過去が起因していて……。
四人が抱える葛藤は計り知れない。しかし、かるたを通じ心を繋ぐことでそれを乗り越えていく。緻密な取材をもとに描き出した、著者渾身の青春小説。
【編集担当からのおすすめ情報】
競技かるたは金色に輝く未来を見つけてくれる。
ーーかるた永世クイーン・渡辺令恵さん推薦!
構想10年! ろう学校の生徒と共に、手話通訳のために競技かるた大会に出場したーーという、ろう学校教師の新聞インタビュー記事から着想を得て生まれた本作は、著者の綿密な取材によるリアリティと、地元・宇都宮への想いもたっぷりと詰まったものになりました。
オリオン座のようにそれぞれの人生が輝くラストは、読者の心にいつまでも煌めきます。
| 作者 | 村崎 なぎこ |
|---|---|
| 価格 | 1870円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2025年01月29日 |
『エレクトリック = ELECTRIC』
| 作者 | 千葉,雅也 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2023年05月 |
『ナミダ列車 1時間5分、君とたどる奇跡 (ホビー書籍部)』
| 作者 | 一ノ瀬 亜子 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2023年05月19日 |
さて、これら6作の小説をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?秘境、観光地、歴史スポットや食など、魅力的な栃木県が舞台の物語たち。それぞれが独特の視点で幅広いテーマを描いていましたね。
物語の舞台が現実の地方であるということは、それだけで読者にとって旅行先や思い出の場所と紐づけられ、感情移入しやすくなる素晴らしさがあります。実際に栃木県に足を運びたくなった、あるいはもう一度訪れてみたくなったという方も少なくないのではないでしょうか。そして、これらの小説を読みながら、実際にその土地を訪れてみると、小説の世界が現実に重なり、さらに深い感動を覚えることでしょう。
また、地域を舞台にした作品は、その地域の匂いや風情を深く描き出すことができます。登場人物たちはその土地に深く根ざし、その風情に影響を受けながら生きています。読者もその地域に暮らす人々の生活や心情を垣間見ることができ、その地の人々と深くつながることができます。
この紹介した6作品は栃木県が舞台ではありますが、それぞれ異なった魅力を持っています。テイストの違う作品がありますので、自分の好みに合わせて選んでみてください。また、これらの作品を通して新たな発見や視点を持つことができたら、それが一番の楽しみではないでしょうか。
最後に、どの作品もそれぞれが描く物語と地域風景が見事にマッチして、物語をより一層引き立てていると個人的に感じます。これらの作品を通じて、栃木県の魅力を感じていただけたなら、とてもうれしいです。皆さんにとって新たな発見や感動の一冊に出会えますように、心より願っています。
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