食通必見!グルメミステリー小説おすすめ10選「タルト・タタンの夢」「木曜組曲」など人気作をご紹介

食べることが好き、グルメが好き、そんな人にぴったりのミステリー小説をご紹介します。おいしい料理の描写とともに進行する物語のスリルは、二度美味しいこと間違いなしです。この中には、甘さと苦さを見事に描写した心温まる一作や、料理の手順とともに事件が解き明かされる緻密なストーリーなど、バリエーション豊かな10作品がラインナップ。主人公たちの料理への情熱と推理が見事に融合した作品群を、ぜひ楽しんでみてください。ご自身の好みのフレーバーが見つかるかもしれませんよ。そして、あなたの食の世界がもっと広がること間違いなし!
『タルト・タタンの夢』

商店街の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。シェフ三舟の料理は、気取らない、本当のフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんな彼が、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。常連の西田さんが体調を崩したわけは?フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか?絶品料理の数々と極上のミステリ。
作者 | 近藤史恵 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2014年04月 |
『木曜組曲』

作者 | 恩田,陸,1964- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2019年02月 |
『デリシャス殺人事件―酒島警視の食道楽犯罪簿 連作推理小説 (1982年) (カッパ・ノベルス)』

作者 | |
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価格 | 1266円 + 税 |
発売元 | |
発売日 |
『花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉』

人生に必要なのは、
とびっきりの料理とビール、
それから、ひとつまみの謎。
三軒茶屋の路地裏にたたずむ、ビアバー「香菜里屋」。
この店には今夜も、大切な思いを胸に秘めた人々が訪れるーー。
優しく、ほろ苦い。
短編の名手が紡ぐ、不朽の名作ミステリー!
第52回日本推理作家協会賞 短編および連作短編集部門受賞作
解説 瀧井朝世
春先のまだ寒い夜。ひとり息を引き取った、俳人・片岡草魚。
俳句仲間でフリーライターの飯島七緒は、孤独な老人の秘密を解き明かすべく、
彼の故郷を訪れーー(表題作)。
バー「香菜里屋」のマスター工藤が、客が持ち込む謎を解く連作短編ミステリー。
作者 | 北森 鴻 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2021年02月16日 |
『クッキング・ママは名探偵』

高級リゾート、アスペン。でもゴルディは優雅な生活とは縁がない。離婚後ケータリング業を始めた彼女は今日も息子の元担任で自殺したローラの葬儀の料理で大忙し。そうした中彼女はローラの死因に疑問を抱くが、義父がコーヒーを飲んで苦しみ出し、前夫からは犯人呼ばわり、警察からは商売の中止を命ぜられる。ゴルディは身の潔白を晴らすため、事件の解決に乗り出していく…。名探偵ママ誕生。
作者 | ダイアン・モット・デーヴィドソン/矢倉尚子 |
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価格 | 754円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 1994年11月 |
『ネロ・ウルフの災難 女難編』

アーチー・グッドウィン、辞職す! 絶体絶命の美人依頼者の無実を信じ、迷探偵アーチーの捜査が始まる。女難をテーマにした日本独自編纂の作品集「ネロ・ウルフの災難」第一巻。
作者 | レックス・スタウト/著 鬼頭玲子/編集・翻訳 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 論創社 |
発売日 | 2019年02月07日 |
『トリュフとトナカイ』

トリュフが日本に自生しているかをめぐって口論になる設定からはじまる、奇抜で奇妙な表題作「トリュフとトナカイ」や、一流のコレクターを目ざす、鼻もちならぬ友人への嫌悪感から、殺人にはしる「金津の切符」、氷上の殺人事件に出くわした若き女性による犯人探し「蚊取湖殺人事件」ほか「開橋式次第」を収録。
作者 | 泡坂妻夫/金子真理 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 岩崎書店 |
発売日 | 2006年12月 |
『青空の卵』

外資系の保険会社に勤める僕・坂木司には、一風変わった親友がいる。自称ひきこもりの鳥井真一だ。複雑な生い立ちの鳥井は外部との接触を極力避け、僕を通じて世界を見ている。そんな鳥井の関心を外の世界に向けるため、彼との食卓に僕が出会った身近な謎を披露していく。大人の視点で推理し、子供の純粋さで真実を語る鳥井は、果たして外の世界へとはばたくことができるのか。著者デビュー作にして人気の〈ひきこもり探偵〉シリーズ、待望の文庫化。文庫版著者あとがき=坂木司/解説=北上次郎
■目次
「夏の終わりの三重奏」
「秋の足音」
「冬の贈りもの」
「春の子供」
「初夏のひよこ」
作者 | 坂木 司 |
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価格 | 902円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2006年02月 |
『ショコラティエの勲章』

作者 | 上田,早夕里,1964- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2011年03月 |
『初ものがたり』

作者 | 宮部,みゆき,1960- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1999年09月 |
それぞれの作品を読み進めるにつれ、人間の食生活について考えさせられたり、旅行先のリサーチに活用したり、是非とも作ってみたくなるような料理の描写に胸がときめいたりと、食と物語の両方を楽しむことができるのが、このジャンルの一番の魅力だと思います。
また、登場人物たちが食事を通じてコミュニケーションをとったり、些細なヒントから真相を解き明かしていく様子は、読んでいるこちらも一緒に推理を楽しむことができ、次のページをめくるのが楽しみになること間違い無しです。
そして何より、作中で紹介されている料理やスイーツ、飲み物などがどれも美味しそうに描かれていて、まるで現実に存在するかのようなリアリティがあります。読みながら食欲をそそられることもあるかもしれませんよ。
各作品をピックアップしたのは、その物語世界に引き込まれるような面白さがあるからです。そして、それぞれの作品の背後にある深い人間ドラマを感じていただけると幸いです。
ここで紹介した10作品は、グルメミステリー小説の中でも特におすすめのものばかりですが、まだまだ素晴らしい作品はたくさん存在します。食べることと物語を愛するあなたに、ぜひ一冊でも多くの作品を手に取ってみてほしいと思います。
ともに食卓を囲む幸せ、小さなヒントから大きな謎を解く達成感、そして、美味しさに包まれるテーブルシーンの数々……。日々の生活に彩りを添えてくれるグルメミステリーの世界へ、あなたをお誘いします。一緒に、美味しい物語の冒険を楽しみましょう。
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