今読みたい女流作家のエッセイ10選

こんにちは、読書好きのあなたへ。今回は心を満たす女流作家のエッセイをご紹介します。彼女たちが描く世界は、日常の中に輝く一瞬や深い洞察が詰まってますよ。恋愛に悩む若者から、人生の後半を生きる大人まで、共感できる作品が満載です。また、繊細な心情描写やユーモラスなエピソードは、読むひとを楽しませてくれます。働く女性のリアルな疲れに寄り添うものから、日々の生活に新鮮な視点を提供してくれるものまで、バリエーション豊かに揃えました。暗く沈む毎日も、あったかい言葉があれば乗り越えられますよ。ぜひ、あなたにとっての「心のお薬」を見つけてくださいね。
『きれいなシワの作り方 : 淑女の思春期病』

作者 | 村田,沙耶香,1979- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年12月 |
『桜庭一樹読書日記 少年になり、本を買うのだ。』

作家・桜庭一樹は稀代の読書魔である。ほんとうに毎日本を読むのである。日々、読書にまつわるすごいことを発見し、傑作の前を歌って通りすぎ、新宿と鳥取を行き来しながら小説の執筆にいそしむのだ。縦横無尽に読んで過ごした、疾風怒涛の一年間。
作者 | 桜庭一樹 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2007年07月 |
『おくれ毛で風を切れ』

「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト第2位『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』の著者による日記エッセイ
まだまだあった前回未収録作に加え、書き下ろしを含む新たな日記を収めた第2弾
母・息子・娘、3人暮らしの、愉快で多感な日々
「暮らして、暮らして、暮らしきる」
【推薦】
日記文学のオールタイム・ベストに加えたい。
ーー牟田都子(校正者)
実在する優しい日々が私の心をほぐしてくれました。
古賀さん! こっちまで幸せになっちゃいますよ。
ーー藤原麻里菜(「無駄づくり」発明家)
作者 | 古賀及子 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 素粒社 |
発売日 | 2024年02月02日 |
『私は幽霊を見ない』

私は幽霊を見ない。見たことがない。さらに目が悪い。心眼でも見えないし、知覚する脳の器官も機能しない……。だけどいつでもどこでも怖がっている筋金入りの怖がりだ。そんな著者は怪談専門誌で怪談実話を連載することに。そこで小学校時代からの恐怖体験を紹介。築百二十年の小学校の女子トイレには、“四時ばばあなる老怪女”や“病院で死んだ三つ子の霊”が出現すること。大学時代の友人たちから怖い話を聞き取りしたこと。友達の友達のお姉さんがイギリスのホテルで胸苦しくて目覚めると、金髪の白人女性がなにかをまくしたてながら首を絞めてきた話や、所属していたカメラクラブの部室の廊下を首のない女が走るという話などを思い出す。芥川賞を受賞し、上京した際には、編集者や出会った人たちからの聞き取りを怠らなかった。タクシー運転手が背負った自殺者の霊の話、マン島で見た妖精のような小さい人と目が合うとウインクしてどこかへ消えた話、自分が殺される夢を見たその夜に殺人事件が起こった話、深夜誰もいないトイレで鳴らされたナースコールなど。心霊体験をしたいがために、徳島県の廃墟ホテル訪問したり、レジデンスで訪れたアメリカで出ると言われているホテルに泊まったが幽霊には出会えず。幽霊には会えていないけれど、幽霊とは何かという問いの答えは知っている。“幽霊とは、生きているときに上げられなかった声”だ。私たちは誰であれ今でも、上げられない声を抱えながら生きているから、こんなにも幽霊を追い求めるのだろう。著者の幽霊探しの旅は続く。文庫化にあたり、書下ろし収録。【解説】朝吹真理子 【カバー絵】アンジェラ・ディーン
私は幽霊を見ない
富士見高原病院の幽霊
消えてしまううものたち
国立民族学博物館の白い犬とパリで会った猫
ついに幽霊とニアミスする
はじめて心霊スポットへ行く
幽霊はいないけれど、不思議なことはある
理想の死に方とエレベーターと私が殺した植物たち
アメリカの空港で幽霊を探す
夢が現実になる話
幽霊とは生きているときに上げられなかった声だ
後日談
※書下ろし
作者 | 藤野 可織 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年07月21日 |
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』

作者 | 岸田,奈美,1991- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2020年09月 |
『存在の耐えられない愛おしさ』

作者 | 伊藤 亜和 |
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価格 | 1485円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2024年06月14日 |
『私は元気がありません』

作者 | 長井,短,1993- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2024年02月 |
『おめかしの引力』

作者 | 川上,未映子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2019年09月 |
『小説以外』

本好きが嵩じて作家となった著者は、これまでどのような作品を愛読してきたのか?ミステリー、ファンタジー、ホラー、SF、少女漫画、日本文学…あらゆるジャンルを越境する著者の秘密に迫る。さらに偏愛する料理、食べ物、映画、音楽にまつわる話、転校が多かった少女時代の思い出などデビューから14年間の全エッセイを収録。本に愛され、本を愛する作家の世界を一望する解体全書。
作者 | 恩田陸 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2008年06月 |
『こいわずらわしい』

ひとりの楽しさも、心地よさも知っている。
もう恋愛に振り回されたくない。
いや、ぶんぶん振り回されてみたい。
——行ったり来たりのわたしの心!
恋愛なんてもう卒業。
花や草や虫を愛で、気の合う仲間を思い、心穏やかに暮らしていたい。
そう嘯きながらも、恋に恋する気持ちが捨てられない。
恋愛は甘く美しく、しかし時に猛毒ですらあることだってもちろん知っている
というのに——
人と人との間で交わされる、恋と愛のエピソードを渉猟する日々を丹念に綴った、メレ山メレ子的恋愛フィールド雑記帳。
穂村弘さんとの特別対談を収録!
ブックデザイン:服部一成
作者 | メレ山メレ子/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 亜紀書房 |
発売日 | 2021年01月20日 |
さて、今回は女性作家にフォーカスを当て、その才能溢れるエッセイを10冊ご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。百貨店のレストランで食事をしながら思ったこと、見知らぬ町でのふとした風景、日常の中に見つけた小さな幸せや哀しみ…。彼女たちは見事に言葉を紡ぎ出し、読者の心に深く突き刺さる物語をつくり上げています。それはまるで、自分たちのことを見つめ直す鏡のようでもあります。
エッセイは本人の体験を基に書かれるだけに、そのピリオドの一つ一つ、一語一語が作者の体温を感じることができるのが特徴です。そして女性作家たちは、その体温を感じさせる書き方を心得ています。家族、友人、恋人、仕事、旅先…彼女たちのエッセイは決して豪華で壮大なものではないかもしれません。しかし、その一方で、ありふれた日常の中に存在する小さな幸せや大きな価値を教えてくれます。
10冊のエッセイは、彼女たちが経験したこと、考えたこと、感じたことが優しく、時に厳しく描かれています。読むことで、自分自身の経験や感情、人生観について深く考えさせられるでしょう。読者と作者の間に何かしらの繋がりを感じ取ることができるのも、エッセイの醍醐味ではないでしょうか。
私たちは日々の生活の中で、様々な感情や出来事に揺さぶられます。そんな時、誰かのエッセイを読むことで心が洗われ、新たな視点を得ることができます。それこそが、女流作家のエッセイが私たちに与えてくれる大きな価値なのです。
だからこそ、ぜひこの10冊を手に取ってみてください。彼女たちの作品を通じて、自己を見つめ直し、人生を豊かにするきっかけになることを願います。そして新たな扉が開き、新しい世界が広がることでしょう。これらのエッセイが、あなたの人生の一部となってくれることを心から願っています。
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