今読みたい女流作家のエッセイ10選

こんにちは、読書好きのあなたへ。今回は心を満たす女流作家のエッセイをご紹介します。彼女たちが描く世界は、日常の中に輝く一瞬や深い洞察が詰まってますよ。恋愛に悩む若者から、人生の後半を生きる大人まで、共感できる作品が満載です。また、繊細な心情描写やユーモラスなエピソードは、読むひとを楽しませてくれます。働く女性のリアルな疲れに寄り添うものから、日々の生活に新鮮な視点を提供してくれるものまで、バリエーション豊かに揃えました。暗く沈む毎日も、あったかい言葉があれば乗り越えられますよ。ぜひ、あなたにとっての「心のお薬」を見つけてくださいね。
『きれいなシワの作り方 淑女の思春期病』

思春期なんて、とっくに卒業したと思っていたのに…⁉
30歳を過ぎたころから起こる、さまざまな「身体の変化」や「心の揺れ」にとまどいつつも向き合う日々--「大人の思春期病」をテーマに、大好きな女友達とおしゃべりするように書きとめたエッセイ。
女性誌「anan」で連載し、多くのアラサー女子の共感をよんだ初エッセイ集の文庫化。
・「結婚願望はないです」と答えていた若かった自分を反省して、「機会があったらしてみたい」と答える今日このごろ。大きな成長、この変化が嬉しい!
・自意識が邪魔して、FBやmixiにほとんど意味のあることを書きこめず。SNSにお洒落な写真をアップロードできる日は来るのか⁉
・通販の罠にかかり、ネットのお洒落な店のサイトを見ている内に頭が沸騰。「この戦い、負けられない!」と早朝からPCに張り付いて予約に成功。気が付けば部屋は段ボール箱だらけ……
・年末年始もいつものコンビニでバイト。お一人さまの正月はいつもと違う空気感で嫌いじゃない。
・「バーに行こう!」と思い立ち、初めて一人で入った店が「シガーバー」……
・同世代の女性と会うといつも話す「産むか、産まないか」。「産まない派」と見せかけて「本当にそれでいいのか」と夜中に悶々とするわたし。期限は迫る。
「こんなこと気にして、自意識過剰で、馬鹿だなあ」と笑ってほしい、と著者(「文庫版あとがき」)。
時に、こんなことまで書いちゃっていいの? と不安にさせられる、芥川賞作家(「コンビニ人間」)の赤裸々エッセイ。
作者 | 村田 沙耶香 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年12月04日 |
『桜庭一樹読書日記: 少年になり、本を買うのだ。』

作者 | 桜庭 一樹 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 |
『おくれ毛で風を切れ』

「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト第2位『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』の著者による日記エッセイ
まだまだあった前回未収録作に加え、書き下ろしを含む新たな日記を収めた第2弾
母・息子・娘、3人暮らしの、愉快で多感な日々
「暮らして、暮らして、暮らしきる」
【推薦】
日記文学のオールタイム・ベストに加えたい。
――牟田都子(校正者)
実在する優しい日々が私の心をほぐしてくれました。
古賀さん! こっちまで幸せになっちゃいますよ。
――藤原麻里菜(「無駄づくり」発明家)
作者 | 古賀及子/著 |
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価格 | 1800円 + 税 |
発売元 | 素粒社 |
発売日 | 2024年02月02日 |
『私は幽霊を見ない』

作者 | 藤野,可織 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年07月 |
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』

作者 | 岸田,奈美,1991- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2020年09月 |
『存在の耐えられない愛おしさ』

作者 | 伊藤 亜和 |
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価格 | 1485円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2024年06月14日 |
『私は元気がありません』

作者 | 長井,短,1993- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2024年02月 |
『おめかしの引力』

作者 | 川上,未映子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2019年09月 |
『小説以外』

本好きが嵩じて作家となった著者は、これまでどのような作品を愛読してきたのか?ミステリー、ファンタジー、ホラー、SF、少女漫画、日本文学…あらゆるジャンルを越境する著者の秘密に迫る。さらに偏愛する料理、食べ物、映画、音楽にまつわる話、転校が多かった少女時代の思い出などデビューから14年間の全エッセイを収録。本に愛され、本を愛する作家の世界を一望する解体全書。
作者 | 恩田陸 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2008年06月 |
『こいわずらわしい』

ひとりの楽しさも、心地よさも知っている。
もう恋愛に振り回されたくない。
いや、ぶんぶん振り回されてみたい。
——行ったり来たりのわたしの心!
恋愛なんてもう卒業。
花や草や虫を愛で、気の合う仲間を思い、心穏やかに暮らしていたい。
そう嘯きながらも、恋に恋する気持ちが捨てられない。
恋愛は甘く美しく、しかし時に猛毒ですらあることだってもちろん知っている
というのに——
人と人との間で交わされる、恋と愛のエピソードを渉猟する日々を丹念に綴った、メレ山メレ子的恋愛フィールド雑記帳。
穂村弘さんとの特別対談を収録!
ブックデザイン:服部一成
作者 | メレ山メレ子/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 亜紀書房 |
発売日 | 2021年01月20日 |
さて、今回は女性作家にフォーカスを当て、その才能溢れるエッセイを10冊ご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。百貨店のレストランで食事をしながら思ったこと、見知らぬ町でのふとした風景、日常の中に見つけた小さな幸せや哀しみ…。彼女たちは見事に言葉を紡ぎ出し、読者の心に深く突き刺さる物語をつくり上げています。それはまるで、自分たちのことを見つめ直す鏡のようでもあります。
エッセイは本人の体験を基に書かれるだけに、そのピリオドの一つ一つ、一語一語が作者の体温を感じることができるのが特徴です。そして女性作家たちは、その体温を感じさせる書き方を心得ています。家族、友人、恋人、仕事、旅先…彼女たちのエッセイは決して豪華で壮大なものではないかもしれません。しかし、その一方で、ありふれた日常の中に存在する小さな幸せや大きな価値を教えてくれます。
10冊のエッセイは、彼女たちが経験したこと、考えたこと、感じたことが優しく、時に厳しく描かれています。読むことで、自分自身の経験や感情、人生観について深く考えさせられるでしょう。読者と作者の間に何かしらの繋がりを感じ取ることができるのも、エッセイの醍醐味ではないでしょうか。
私たちは日々の生活の中で、様々な感情や出来事に揺さぶられます。そんな時、誰かのエッセイを読むことで心が洗われ、新たな視点を得ることができます。それこそが、女流作家のエッセイが私たちに与えてくれる大きな価値なのです。
だからこそ、ぜひこの10冊を手に取ってみてください。彼女たちの作品を通じて、自己を見つめ直し、人生を豊かにするきっかけになることを願います。そして新たな扉が開き、新しい世界が広がることでしょう。これらのエッセイが、あなたの人生の一部となってくれることを心から願っています。
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