西尾維新 戯言シリーズ まとめ

西尾維新氏の「戯言シリーズ」は、読みごたえのある小説シリーズとしておすすめの一冊です。登場人物たちの個性豊かなセリフや、ストーリー展開の斬新さが魅力的。特に、物語の中で繰り広げられるパロディやオマージュが秀逸。SFや推理小説、文学作品など、様々なジャンルの要素が織り交ぜられています。こうした要素が独特の世界観を生み出しており、読んでいて飽きることがありません。一つ一つのエピソードには流れるようなストーリーがあり、登場人物たちの心境もしっかり描かれている点も魅力の一つ。推理小説のようなドキドキ感や、SF的な驚きの展開にも心が躍ることでしょう。細かいところまで読み込みがいがあるので、おすすめの一冊です。
『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』

エンターテインメントを一新した傑作!「戯言シリーズ」
第23回メフィスト賞受賞作
自分ではない他人を愛するというのは一種の才能だ。他のあらゆる才能と同様、なければそれまでの話だし、たとえあっても使わなければ話にならない。嘘や偽り、そういった言葉の示す意味が皆目見当つかないほどの誠実な正直者、つまりこのぼくは、4月、友人玖渚友に付き添う形で、財閥令嬢が住まう絶海の孤島を訪れた。けれど、あろうことかその島に招かれていたのは、ぼくなど足下どころか靴の裏にさえ及ばないほど、それぞれの専門分野に突出した天才ばかりで、ぼくはそして、やがて起きた殺人事件を通じ、才能なる概念の重量を思い知ることになる。まあ、これも言ってみただけの戯言なんだけれどーー第23回メフィスト賞受賞作
三日目(1) サヴァンの群青
三日目(2) 集合と算数
四日目(1) 首斬り一つ
四日目(2) 0.14の悲劇
五日目(1) 首斬り二つ
五日目(2) 嘘
五日目(3) 鴉の濡れ羽
一週間後 分岐
後日談 まっかなおとぎばなし
作者 | 西尾 維新 |
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価格 | 1034円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2008年04月15日 |
『クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識』

戯言遣いと殺人鬼の邂逅ーー「戯言シリーズ」
屈指の人気作!
人を愛することは容易いが、人を愛し続けることは難しい。人を殺すことは容易くとも、人を殺し続けることが難しいように。生来の性質としか言えないだろう、どのような状況であれ真実から目を逸らすことができず、ついに欺瞞なる概念を知ることなくこの歳まで生きてきてしまった誠実な正直者、つまりこのぼくは、5月、零崎人識という名前の殺人鬼と遭遇することになった。それは唐突な出会いであり、また必然的な出会いでもあった。そいつは刃物のような意志であり、刃物のような力学であり、そして刃物のような戯言だった。その一方で、ぼくは大学のクラスメイトとちょっとした交流をすることになるのだが、まあそれについてはなんというのだろう、どこから話していいものかわからない。ほら、やっぱり、人として嘘をつくわけにはいかないしーー戯言シリーズ第2弾
第一章 斑裂きの鏡(紫の鏡)
第二章 遊夜の宴(友夜の縁)
第三章 察人期(殺人鬼)
第四章 赤い暴力(破戒応力)
第五章 酷薄(黒白)
第六章 異常終了(以上、終了)
第七章 死に沈む(シニシズム)
第八章 審理(心裡)
終 章 終われない世界
作者 | 西尾 維新 |
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価格 | 1023円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2008年06月 |
『クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子』

ミッションは少女救出!
“ぼく”が学園で見た惨劇はーー
知らない誰かと仲良くするためには絶対に守らなければならない約束がひとつだけ存在する。その約束とは、相手に対して常に友愛の情を持つことだ。つまるところそれがどういうことかといえば、知らない誰かと仲良くすることなんて結局は不可能だという意味なのだろう。いや、そもそも、知らない誰かと仲良くしようだなんて考え自体が常軌を逸しているとしか思えない。絵空事を語ることさえ自らに許さず、たったひとつの矛盾さえも生理的に見逃すことのできない誠実な正直者、つまりこのぼくは、6月、人類最強の請負人・哀川潤に、およそ問答無用に引き連れられて、高名なお嬢様学校であるところの私立澄百合学園へと向かうことになった。そして事件はその学園の中で起きる。それは巻き込まれたと言えるかもしれないし、また、自ら渦の中へと飛び込んだと言えるかもしれない。まあ別に、どう言い、どう言いつくろったところで、それはきっと意味がないのだろう。だって起きた事件自体が、そもそも戯言みたいなものだったのだからーー戯言シリーズ第3弾
第一幕 狂言解糸
第二幕 子荻の鉄柵
第三幕 首吊高校
第四幕 闇突
第五幕 裏切再繰
第六幕 極限死
第七幕 赤き征裁
幕 後 鈴蘭の誉れ
作者 | 西尾 維新 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2008年08月 |
『サイコロジカル. 上 (兎吊木垓輔の戯言殺し)』

作者 | 西尾,維新,1981- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2008年10月 |
『サイコロジカル. 下 (曳かれ者の小唄)』

作者 | 西尾,維新,1981- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2008年10月 |
『ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹』

生命を礼賛する行為には驚くほどに価値がない、生はどこまでも儚(はかな)く朧(おぼろ)で、死はどこまでも切なく幻だ。そしてそれはただそれだけのものでありそれだけのものでしかなく、むしろそこにそれ以上の価値を見出そうとすることこそが冒涜だ。生きること、そして死ぬこと、その両者の意味を誰よりも理解し、そしてその意味に殉ずることに一切の躊躇がない誠実な正直者、つまりこのぼくは、8月、縁故あって奇妙なアルバイトに身を窶(やつ)すことと相成った。それは普通のアルバイトであって、ぼくとしては決して人外魔境に足を踏み入れたつもりはなかったのだけれど、しかしそんなぼくの不注意についてまるで情状酌量してはくれず、運命は残酷に時を刻んでいく。いや、刻まれたのは時などという曖昧模糊、茫洋(ぼうよう)とした概念ではなく、ぼくの肉体そのものだったのかもしれない。あるいは、そう、ぼくの心そのものかーー戯言シリーズ第5弾
第一章 薄幸の少女(薄幸の症状)
第二章 人喰い(人喰い)
第三章 先立つ不考(裂き断つ不幸)
第四章 実体験(実験体)
第五章 癒えない傷(言えない傷)
第六章 不一致(which?)
第七章 戦場吊(千羽鶴)
第八章 執着癖(終着駅)
第九章 無意識下(無為式化)
第十章 壊れる最悪(喰われる罪悪)
終 章 真夏の夜の夢
作者 | 西尾 維新 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2008年12月12日 |
『ネコソギラジカル. 上 (十三階段)』

作者 | 西尾,維新,1981- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2009年02月 |
『ネコソギラジカル(中) 赤き征裁vs.橙なる種』

けれどーーもうおしまいだ。
「戯言シリーズ」最終章!
なんだかんだ言いながらも始まってしまえば我慢できるし、四の五の言っても終わってしまえば耐えられる。しかし人間は中途半端な中庸だけは我慢することができないし、勿論耐えることもできなくて、それなのに人生ときたら最初から最後まで永遠に続く中だるみみたいなものだから、これはもうまったくもってやってられないと言うべきだ。ひとたび口にしたことは、それがどんな荒唐無稽な世迷事であったとしてもひとつ残らず実行してきた誠実な正直者、つまりこのぼくは、10月、数々の人死にを経験する。奪われたものを取り戻すような勢いで、せき止められたものを吐き出すような勢いで、死んで、死んで、みんな死ぬ。それは懐かしい光景であり、愚かしい光景であり、見慣れた風景であり、見飽きた風景だった。結局、終わりとはなんだったのか。結局、始まりとはなんだったのか。戯言遣いはその程度のことにさえ思い至らず、しかしどうしようもない戦いだけはどうしようもなく続き、そして中断などありうるはずもなくーー戯言シリーズ第6弾
第十幕 橙なる種
第十一幕 休養期間
第十二幕 保険と防御
第十三幕 否定の裏切り
第十四幕 無銘
第十五幕 無防備な結末
第十六幕 前夜
作者 | 西尾 維新 |
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価格 | 957円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2009年04月15日 |
『ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い』

大人気 新青春エンタ<戯言(ざれごと)シリーズ>!ぼく達は、幸せになった。
ついに大団円(フィナーレ)!完全燃焼、西尾維新!
「生きている以上、世界の終わりを物語の終わりを、諦めることはできない」“人類最悪の遊び人”たる「狐面の男」は「ぼく」こと“戯言遣い”に断言する。玖渚友(くなぎさとも)との決別。想影真心(おもかげまごころ)の暴走。そして、復活する哀川潤……。シリーズすべてを貫く伏線の楽譜(スコア)は絡まり合い、一気に奔流(クレッシェンド)をはじめる!そして、そして、そして、そして、そしてーー、ゼロ年代の小説界を駆け抜ける新青春エンタの決定版中の決定版、<戯言シリーズ>、その最終楽章となる『ネコソギラジカル』三部作、ついに大団円(フィナーレ)! 完全燃焼、西尾維新!!
作者 | 西尾 維新 |
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価格 | 1188円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2005年11月07日 |
西尾維新の「戯言シリーズ」は、独特な世界観と言葉遊びが魅力の作品です。シリーズは数冊に渡って展開されており、その人数やタイプの異なる登場人物たちは、誰しもが一度は見てみたい“お宝”のようです。
このシリーズは、ひとつの物語が続くわけではなく、複数の登場人物たちにスポットを当てたものです。そこには、時にはお笑い的な要素も入っており、まさに“戯言”という言葉がぴったりの空気感が漂います。
また、西尾維新ならではの独特の言葉遊びも魅力のひとつ。作中のセリフや、キャラクターたちの名前などに込められた意味や、音楽用語を多用した造語など、細部までこだわりが感じられます。言葉の力をふんだんに使いこなしている作者の才能が光る作品なのです。
さらに、本文中で登場する食べ物やお酒にも注目が必要です。作中のキャラクターたちは、それぞれ好みの食べ物やお酒を持っており、その描写には細部に至るまでこだわりが感じられます。食べ物やお酒が何よりも大切、というような描写があり、その一面にキャラクターたちの物語性も垣間見えます。
「戯言シリーズ」は、西尾維新の才能が光る文学作品のひとつです。深い世界観や登場人物たちの独特な魅力など、作品を通してさまざまなものを味わうことができます。ぜひ、この作品を手に取り、西尾維新ワールドに浸ってみてください。
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