読み鉄のための鉄道ミステリー8選
鉄道とミステリー、この二つが絡み合った作品が好きな読み鉄の皆さん、こんにちは。今回はその中でも特にオススメの8作品を紹介しますね。車窓からの風景を題材にした作品や、複雑な路線図が重要なキーポイントとなる作品、さらには列車内で起きる事件を描いた作品まで。どれも舞台となる列車や駅が鮮やかに描かれ、物語を盛り上げる要素となっています。それぞれの作品には思わぬ展開や驚きの解決が待っているので、これから読む皆さんは心して挑んでくださいね。あのスリル感、謎解きの楽しさはきっと、鉄道愛を一層深めてくれるはずですよ。
『警視庁鉄道捜査班 鉄血の警視』
大ヒット作『RAIL WARS!』の著者・豊田巧による、本格鉄道サスペンス!
電車内で放火を図った女が逮捕された。まるで何かを待つように黙秘を続ける女の捜査中、鉄道会社にレールジャックを告げる電話が。犯人は、人質、爆弾、そしてあるモノを盾に、列車を止めるなという要求を突きつける。脅迫者と女の関係は? 警察は、暴走する列車を爆破させずに止められるのか? 警視庁に新設された鉄道犯罪捜査班のスペシャリストたちが、警察対応の裏をかく難敵に立ち向かう!
0001A 京王電鉄・相模原線
0002A 警視庁捜査一課
0003A 復興の地
0004A 北陸本線 敦賀駅 貨物ターミナル
0005A 北陸本線 北上
0006A 阻止作戦
0007A 忘れられた涙
0008A 変わり果てた故郷
作者 | 豊田 巧 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2019年09月13日 |
『路面電車フクラム殺人事件 21.5kmのトリック』
作者 | 北府 茂市 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 文芸社 |
発売日 | 2021年12月01日 |
『開化鉄道探偵』
作者 | 山本,巧次,1960- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2021年02月 |
『思い出列車が駆けぬけてゆく 鉄道ミステリ傑作選』
ミステリ作家デビュー50周年&卒寿記念出版第2弾
ミステリ界のレジェンドが贈る
鉄道愛に溢れた、極上のミステリ短編集
「犯人は読者だ」で話題をさらった『仮題・中学殺人事件』から50年、ミステリ作家デビュー以来、本格もの、ユーモアものをはじめ、様々なスタイルの作品を提供し続けてきた辻真先。中でも、鉄道ミステリは、著者自身が長年の鉄道ファンであることも広く知られており、多くの読者に親しまれてきた。シリーズキャラクターである、トラベルライター・瓜生慎ものを筆頭に、自らも鉄道愛好家でもある、ミステリ評論家・戸田和光が選んだ珠玉の12編。すでに廃線となった路線や、企画列車なども登場する、辻ファン、鉄道ミステリファン必携の一冊。
■目次
「お座敷列車殺人号」
「夜行急行殺人号」
「ブルートレイン殺人号」
「α列車殺人号」
「郷愁列車殺人号」
「白い闇の駅」
「オホーツク心中」
「遠い日、遠いレール」
「終電車の囚人」
「鉄路が錆びてゆく」
「東京鐵道ホテル24号室 」
「轢かれる」
作者 | 辻 真先/戸田 和光 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2022年09月20日 |
『線路上の殺意』
作者 | 佳多山,大地,1972- 鮎川,哲也,1919-2002 西村,京太郎,1930-2022 ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2020年10月 |
『鉄道探偵団 まぼろしの踊り子号』
東京・新橋にある「テツ」は鉄道ファンが集うこだわりの喫茶店。そこに持ち込まれるのは鉄道がらみの不思議な謎。「鉄道探偵」を名乗るライターの伊賀和志をはじめ、乗りテツ・撮りテツ・鉄ドル・録りテツ・ラン鉄といったエキスパートたちが仮説と推理を繰り広げ、驚きあり、感動ありの5つの事件の真相に迫る!「テツ」名物の列車見立てケーキ&パスタをお供に、鉄道探偵団の推理は今日も快走!新感覚ユーモア鉄道ミステリー!!
作者 | 倉阪 鬼一郎 |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年10月05日 |
『オリエント急行の殺人』
雪で立往生した列車内で殺された老富豪。鉄壁のアリバイにポアロが挑む。華麗なる名作
作者 | アガサ・クリスティー/山本 やよい |
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価格 | 1034円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2011年04月21日 |
『マレー鉄道の謎』
国名シリーズ、第6弾! 日本推理作家協会賞に輝く大傑作!
フラッシュ・バック
第一章 キャメロン・ハイランドへ
第二章 雲の影
第三章 封印された死
第四章 フィールドワーキング・ホリデー
作者 | 有栖川 有栖/鷹城 宏 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2005年05月15日 |
それでは、今回は鉄道ミステリーの世界へ皆さんをご案内しました。わくわくするような事件が続々と起こり、それを解決していく推理のプロセス、そして何よりも、鉄道の魅力が存分に詰まった作品ばかりです。誰もが一度は鉄道の旅に憧れを抱くものですが、そんな旅先で起きる事件たちを追体験することで、読むそれぞれの方々の冒険心をくすぐることでしょう。雄大な景色を眺めながら読む鉄道ミステリー。その感覚はまさに、二つの旅を同時に楽しむ、と言えるかもしれませんね。
また、今回紹介した作品は、ミステリー好きな方だけでなく鉄道好きな方にもきっと楽しんでいただけるのではないでしょうか。詳細に描かれた鉄道の様子や、生々しく描かれた鉄道事故の描写は、まるで自分がその場にいるかのようなリアリティを感じさせてくれます。そしてそれが、作品の舞台となる鉄道の世界への理解を深め、ストーリーの面白さを倍増させてくれるのです。
終わってみれば、ただ単純にエンタテインメントとして楽しんだだけではなく、鉄道の世界について新しく学ぶこともできた、という方も多いのではないでしょうか。それぞれの作品が持つ個性や魅力を感じていただけたら、これ以上の喜びはありません。
是非、この紹介が皆様の鉄道ミステリー探しの一助になれば幸いです。さらなる面白さ、奥深さを追求するため、新たな鉄道ミステリーが生まれる日々を心待ちにしています。次回もまた、皆様におすすめの作品をご紹介できることを楽しみにしております。今後とも宜しくお願い申し上げます。
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